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ビル・カニンガム&ニューヨーク

2021年01月30日 | 日記
「ビル、その自転車は何台目?」

「29台目さ」

「!!!」

「28台は盗られちゃったんだよ」
 
 
ドキュメンタリー映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」の中でのワンシーン。
 
 
「私たちは毎朝、ビルのために着るのよ」と、
アメリカ版ヴォーグ誌編集長アナ・ウィンターを言わしめた
ニューヨークを代表するファッション・フォトグラファーのビル。
 
 
パリの清掃員の方が利用しているブルーの作業着。
雨用のポンチョはガムテープで補修して着続ける。
移動手段である自転車であちこちと走り回り、
50年近くストリートファッションを撮り続けた。
 
 
2008年、フランス文化省から芸術文化勲章オフィシエを受勲した際には、
「私のしていることは仕事ではなく喜び」と語った。
 
 
無心でカメラのシャッターをきっているビルを観ていると…。
なぜだか自然と涙がこぼれてきた。
「そのままの姿」に心ふるえたのかな。
 
 
2018年6月、87歳で亡くなられたそうですが、
この映画を通して彼に出逢えたことに感謝です。
すすめてくれた友人にも…ありがとう!
 

写真は、ビルとは関係なく…私が個人的に好きな世界♡