魂のロードマップはあなたの中にあります

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いつだって限りない可能性の光が満ち溢れている

94歳の小学生

2021年01月18日 | 日記
岡田歩さんがシェアしてくれていた映画を先日観に行ってきました。
ちょうど予定していた日が、緊急事態宣言が出る直前。
席もガラガラで、ほぼ貸切状態でした。




ケニアが舞台となる映画は、パスカル・プリッソン監督の「GOGO 94歳の小学生」。公式HP
主人公は94歳のプリシラ・ステナイ、通称GOGO。
子供3人、孫22人、ひ孫52人、助産師歴75年の女性(身長180㎝!)。


授業の様子や修学旅行先でのあれこれ、愛くるしいひ孫や友人とのやり取りなど。
映像は淡々と流れていくんだけど、涙と鼻水でグズグズになってしまった(^_^;)


この日は映画館だけじゃなく、銀座も人が少なくて。
余韻を楽しみたくて、映画館のすぐ近くのお気にいりのカフェへ「凛」へ。
ここもお客さんが少なくて、カウンターは私ひとり。
心おきなく…浸ってから帰りました。

時には、こんな過ごし方もいいなぁ♡








湧きおこるものに、ただ突き動かされる

2021年01月18日 | 目覚め
今、苦しんでいる人にとって。
それが耐え難い辛さであったり、身動きが取れないものだったら尚更、
「目覚め」と言われてもピンと来ないだろうし、
「寄り添ってくれるもの」や「癒し」の類いになるようなものではないと思う。
 
 
自分を振り返ってみてもそうだった。
だからと言って、そのようなきっかけが自分には起こらないとはいえない。
 
 
自分の都合で考える「順番」通りになんていかないし、起こる時にただ起こる。
どんなにやさぐれていようと、どんなに絶望していても。
それしかない形で、それしかないタイミングであらわれる。
誰にもわからない。
 
 
でも、そのきっかけが始まりとなり実感が伴ってくると。
それがたとえかすかであっても「ラク」になっていく。
 
 
そして、その実感が大きくなればなるほど、
湧きおこってくる「何か」に動かされていることに気づく。
 
 
そこには、あれやこれやと自分の思考が入り込まないのでとても静か。
 
 
変な風に聞こえるかもしれないけれど。
そもそも自分の思考がないので、思い通りにいかないということがない。
 
 
思考がないって言っても。
これは、別に呆けたようになっているということではなくて、
ただただ湧きおこるままに動いているということ。
 
 
車の運転に例えたらわかりやすいかなと思うんだけど。
高速道路を走っている時って、車窓の眺めはただ流れていくだけ。
(思考も同じで次々と出てきたとしても流れゆくまま)
 
 
でも、車中にいる私は実際に手足を使って運転している。
真っすぐ前を見て走っている時って「私」は見えていない。
そんな感じ。
 
 
滞り(葛藤)のない流れのようなものがあって、
そこから湧きおこるものに従っていると、流れそのものになっている。
(と後から気づく)
 
 
そうすると。
それまで自分が経験した喜怒哀楽とは全く違う喜びがあるということを感じ始める。
 
 
喜びと言っても「ウッキー♪」という高揚感のあるものではなくて、
もっともっと静かでゆったりしている。
 
 
「個」としての「私」が薄くなればなるほど、
瞬間瞬間に湧きおこるリアルな「生」がより鮮明になっていく。