Chopin - Prelude in E Minor op 28 no 4
たった独りで過ごす。
外にはプレリュードの寒燈が
誰もいない道を
【短歌説明】
ショパンのプレリュード4番を聴きながら、唐の詩人高適の除夜作を思い浮かべた。
高適 除夜作
旅館寒燈獨不眠 旅館の寒燈独り眠らず、
客心何事轉悽然 客心何事ぞ転た悽然。
故郷今夜思千里 故郷今夜千里を思ふ。
霜鬢明朝又一年 霜鬢明朝又一年。
紅白も見ず、酒をくらって寝て、明日には、又白髪頭の自分の歳が一つ増えるだけだなあと。
ショパンのプレリュード4番は、とても単純な曲だが、暗い曲の代表らしい。