![平家物語巻第十二 灌頂巻 十 小原御幸2](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/39/f9/7454060c7a840d5226ae546c07e3e673.jpg)
平家物語巻第十二 灌頂巻 十 小原御幸2
のきにはつたあさがほはひかゝりしのぶまじりのわすれ 草、ひようたんしば/"\むなし。くさがんゑんがちまたに しげし、れいぜうふかくとざせり。雨げん/"\がとぼそをう るほ...
![平家物語巻第十二 灌頂巻 十 小原御幸1](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/4b/cd/5b57425f80fe3b2918311300ed27947d.jpg)
平家物語巻第十二 灌頂巻 十 小原御幸1
十 小原御幸 かゝりし程に、法皇は文治二年の春の比、けんれい門院の 小原のかんきよの御すま...
![平家物語巻第十二 灌頂巻 九 小原への入御の事3](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/04/e1/756b86fa525e38472eeb7e04390c168c.jpg)
平家物語巻第十二 灌頂巻 九 小原への入御の事3
いわ 岩にこけむして、さびたる所なれば、すまゝほしくぞ思し きく めす。露むすぶ庭のおぎはら霜がれて、まがきの菊の かれ...
![平家物語巻第十二 灌頂巻 九 小原への入御の事2](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/2c/e8/f315adc881aba87883211a43a08eb6b1.jpg)
平家物語巻第十二 灌頂巻 九 小原への入御の事2
れけれ共、さるべきたよりもましまさず、ある女ばうの吉 田に參て申けるは、是より北、をはら山のおく、じやつ光 ゐんと申所こそ、しづかにさぶらへとぞ申ける。女院山里 は物さび...
![平家物語巻第十二 灌頂巻 九 小原への入御の事1](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/74/f4/4a15724d726c02a119fd1117db95d084.jpg)
平家物語巻第十二 灌頂巻 九 小原への入御の事1
小原への入御の事 去ぬる七月九日の日の、大ぢしんについぢもくづれ、あれ たる御所もかたぶきやぶれて、いとゞすませ...
![平家物語巻第十二 灌頂巻 八 女院出家の事3](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/48/40/5a0cba268ab708868d63e2ddb1e2e20f.jpg)
平家物語巻第十二 灌頂巻 八 女院出家の事3
すゞりのふたにかうぞあそばされける 郭公花たちばなのかをとめて、なくはむかしの人ぞ恋しき 女ばうたちは二位殿ゑちぜんの三位のうへのやうに、さのみたけう 水の底にも...
![平家物語巻第十二 灌頂巻 八 女院出家の事2](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/3c/73/8aec308a78bb4a3cd6308ac52c8c47e8.jpg)
平家物語巻第十二 灌頂巻 八 女院出家の事2
き物のなきうへ、かつうはかの御ぼだいのためにもとてなく/\ とり出させおはします。上人是を給はつて、何とそうすべき むねもなくして、すみぞめの袖をかほにをしあてゝ、なく ...
![平家物語巻第十二 灌頂巻 八 女院出家の事1](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/26/55/5a589db67fe916de92e6ef89814b3f13.jpg)
平家物語巻第十二 灌頂巻 八 女院出家の事1
平家物語灌頂巻 八 女院出家の事 けんれい門院は、東山のふもと、吉田のほとりなる所にぞ 立いらせ給ひける。中納言の法印きやうゑと申すな ら法師の...
![平家物語巻第十二 付 六代切られの事3](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/49/5d/0ff298444d939ec54db1653e07a00536.jpg)
平家物語巻第十二 付 六代切られの事3
/\をきの国まで、ながされける。ぎつちやうくはんじやにて、 やすからね。いかさまにも、我ながさるゝ国へ、迎かへとらず るものをとおそりあかり...
![平家物語巻第十二 付 六代切られの事2](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head/v1/user_image/07/59/c4ece0c72798acf6e818e52e07b2d0f9.jpg)
平家物語巻第十二 付 六代切られの事2
父の渡り給ひたりし、山なりの嶋見わたひて、渡らまほ しく思はれけれ共、波風むかふてかなはねば、ちかう及び給 はずながめやり給ふに、我ちゝはいづくにか、しづみ給ひけんと、お ...