おもひ 　　　つゝ 　ぬればや 人のみえつ 　　　　らむ 夢 　と 　　しりせば 　さめざ 　　　らまし 　　　　　　を ...

かくばかり へがたくみゆる　　　　　　　世中に　うらやましくも 　　　　　すめる月かな 拾遺集　雑春 　ひえの山にすみ侍りけるころ、人のたき物 　をこひて侍りけれ...

    ほの／"＼と明石の 浦の旦霧に 　しまがくれ行 　 舟をぞおもふ   　　　　　柿本人丸 ...

従五位下行大内記坂上是則 加賀介御書所衆延喜御時人みよしのゝやまの     しら雪     つも...

お　　　　　　　　　　　　こ 　く　　　　紅　　な　　　ゑ 　　山　　　葉　　　く　　き 　　　に　ふ　　鹿　　　　く 秋　　　　　み　　　の　　　時 　は　　　　　...

左　三条院女蔵人左近 いは橋のよるの 　　　　　ちぎりも 　　　　　　たえぬべあくる　　　　　　　し 　　わびしき 　　　　かづらきの　　　　　　　　　　　神 ...

秋風に　　　はつ　　　　　かりがねきこゆ　　　　　　ぞ　　　なる　　　　　　たが　たまづさを　　　　　　　かけて　　　　　　　　　きつらむ ...

千歳まで 　　　限れる　　　　　松も 　今日よりは 君にひかれて 　　　萬代や経む   大...

三輪の山 　　いかにまち見む 　　　　　年ふとも 　たづぬる人も 　　　　　　　あらじとおもへば ...

桜ちる 　　　このした　　　　　　　風は 　　　　寒からで 　そらにしられぬ 　　　　雪ぞ　　　　　　　ふり　　　　　　　　　　ける ...