絹本伊勢物語 芥川 天知書色紙コレクション
伊勢物語 六段 芥川又は鬼の一口 新古今和歌集巻第八 哀傷歌 ...
鴨長明方丈記之抄 大原出家2 又百分が一に及ばず
ふれば、又百分が一だにも及ばすと。かく いふ程に齢はとし/"\にかたぶき、すみかは折〃 にせばし。其家の有様よのつねならず。ひ ろさはわづかに方丈、たかさは七尺がうち也。...
歌論 無名抄 仮名序事
假名筆 古人云かなに物かくことは哥の序は古今のかなの 序を本とす。日記はおほかゞみのことざまをならふ。 和哥のことばゝ伊勢物がたりならびに後撰の 哥のことばをまね...
読癖入伊勢物語 八十五〜八十六段
八十三段 小野の雪? 八十五段 雪に降り込められたり? 八十五昔男有けり。わらはよりつかふまつりける君御...
鴨長明方丈記之抄 日野の庵1 南に仮の日隠しを
をかくして、南に假の日がくしをさし出し て、竹のすのこをしき其物に閼伽棚を 作り中には西の垣に添て阿弥陀 の畫像を安置し奉りて落日を請 て眉間の光とす彼帳のとびら...
余情妖艶ー私の『新古今和歌集』鑑賞 蔵書
余情妖艶 ー私の『新古今和歌集』鑑賞 大伴道子 著者:大伴道子 初版:1981年8月 発行:書肆季飾社...
読癖入伊勢物語 八十七〜八十八段
八十七段 布引の瀧 七十八むかし男つの国むばらの郡、あし屋の里に、しるよししてい きて住けり。むかしの哥に 新古今芦の屋のなだの塩やきい...
鴨長明方丈記之抄 日野の庵2 東にそへて蕨のほどろを
東にそへてわらびのほどろをしき、つか なみを敷て夜の床とす。東の垣に 窓をあけて爰にふつくゑをつくり出 せり。枕のかたに、すびつあり。これを柴折 くぶるよすがとす。庵の...
読癖入伊勢物語 八十九〜九十四段
九十段 あな頼み方 月を見て、それが中にひとり 古今大かたの月をもめでし是ぞこのつもれば人の老となるもの 八十九昔いやしいからぬ男、われ...
鴨長明方丈記之抄 日野の庵3 葛跡を埋めり
かづら跡をうづめり。谷しげけれど西は 晴たり。観念のたよりなきにしも あらず。春は藤波を見る。紫雲の ごとくして西の方に匂ふ。夏は時鳥 をきく。かたらふごとにしでの...