古来風躰抄と万葉集 抄出の原則
奈良 大神神社 さて、今は歌の姿詞も、折につけつつ、やうやう変りまかること、撰集どもに見えたるを、まづ万葉集より端々申し侍るべし。しかるを、この集は初めには四季を立てて、古き...
古来風躰抄と万葉集 梨壺の五人
飛鳥亀石 梨壺の五人 万葉集は、もとはひとへに真名仮名といふものに書きたるものにて、才知ある者は読み、文字知らぬ者は、え読まず。まして女などは、え見ずのみあり...
古来風躰抄と万葉集 万葉集
平城京朱雀門 古来風躰抄 上 ただし、上古の歌は、わざと姿を飾り、詞を磨かんとせざれども、代も上り、人の心も素直にして、ただ、詞にまかせて言ひ出だせれども...
能因歌枕 かささぎの橋 かささぎの渡せる橋
能因歌枕(広本)かさゝぎのはしとは、七夕の天の川にむすびわたすを云。あまのがはとは、そらにしろくてわたりたる也。 すはうの國かさゝぎの橋 つゞみの瀧 かざしの橋 か...
方丈記ともう一つの平家物語灌頂巻(閑居友下巻八話)についての私考
(ウェッブリブログ 2014年03月01日) 1 はじめに 方丈記の記載が、平家物語灌頂巻と酷...
八雲御抄 作法部 講師 蔵書
八雲抄巻第二作法部 一 講師 四位殿上人中殿会講師 臣下 多弁官 御製 中納言 参議 康保三年...
八雲御抄 作法部 序者 蔵書
八雲抄巻第二作法部 一 序者 公宴序は大臣、若大納言、中納言也。参議雖有例猶上卿 之役也。非成業人、於和哥序希代事也。仍一...
八雲御抄 作法部 判者 蔵書
八雲抄巻第二作法部 一 判者 以堪能重代為其仁 雖堪能、非重代者能々可有儀。雖重代非堪能者万人不 可聽。兼両事...
八雲御抄 作法部 勅題、儒者、可然臣 蔵書
八雲抄巻第二作法部 一 勅題 一 儒者 一可然臣 此外其道堪能人如定家など、時々密儀には出。是又在時 儀。雖為哥人如家隆、雅經、者非其仁。定家、有家などは有 何事。 天...
八雲御抄 作法部 出題 蔵書
八雲抄巻第二作法部 一 出題 題者、儒者得之。於儒者は高位大才人可出之。 但、作者中儒者多は出來。近代非哥人儒者多。其不可 然歟。然...