歌論 越部禅尼消息
まづいそがれ候ける御心ざしあらはれ候て、集賜はりて候事かへす/”\うれしうよろこび見候て、いたづら事と覺え候つる長きため...
南方録 覚書
南坊宗啓 紹鴎ワビ茶ノ湯ノ心ハ、新古今集ノ中...
歌論 再び歌よみに与ふる書
正岡子規 貫之は下手な歌よみにて古今集はくだらぬ集に...
歌論 四たび歌よみに与ふる書
正岡子規 拝啓。空論ばかりにては傍人に解し難く實例に...
歌論 五たび歌よみに与ふる書
正岡子規 【前半略】 心あてに折らばや折らむ初霜の置...
歌論 九たび歌よみに与ふる書
正岡子規 一々論ぜんもうるさければ只々二三...
歌論 後鳥羽院御口伝 源経信、俊頼親子
おおかた歌の姿は面の如くにして一樣ならず。悉くのするにいとまあらず。但し近き世の上手...
発心集 西行が女子出家の事
発心集 西行が女子出家の事 西行法師出家しける時、跡をば弟なりける男に云ひ付けたりける...
発心集 郁芳門院の侍良、武蔵の野に住む事
西行法師、東の方に修行しける時、月の夜、武蔵のを過ぐる事ありけり。比は八月十日あまりな...
歌論 後鳥羽院御口伝 藤原俊成、西行
俊頼が後には、釋阿、西行なり。姿殊にあらぬ躰なり。 釋阿は、やさしく艷に、心も深く、...