EAA Sport Aviation in Miniature
トム・ハルマンさんが過去に製作した1921年製「三菱1MF1」がオシュコシュ・ミュージアムへの展示が決った事を前回書きましたが、既に集まった機体の紹介がEAAのページで見られる事を壇上氏からのコメントで知りました。有り難うございました。
実はその機体をEAAへ搬送するために彼は頑丈な箱を作っていることも写真が送られて来ましたので知っていました。模型飛行機の搬送は中味の重さに関係なく衝撃や破損に万全でなければいけません。箱の中にしっかり固定するよりも、ある程度中で動く方が安全です。もう何度も海外へ機体を送っていますが、今まで壊れたことは一度もありません。しかし海外から私の所に到着する機体の中には、何機かバラバラになってしまった機体があります。それらの多くは箱自体の強度不足、次に機体の支持方法の間違い、そして最悪は「コンテストに間に合わないから、そっちで作ってくれ!」という半完成状態の物、最初開いた時は壊れていると思っちゃいますヨ!
Here's the box that I built to send the 35 gram model. Weighed 11 pounds!
35グラムの機体を送るのに11ポンド(約5キロ)の箱ですゼ!
私の場合、機体を納める箱はダンボールを使っても良いのですが、ベニヤ板の方が安心です。ダンボールの場合は厚みがあり硬い物をダブルで使います。機体の周りは最低でも5センチ以上のクリアランスが必要で、そこへティッシュ・ペーパーをゆるく埋めて行きます。上下も同じように囲み、機体がティッシュ・ペーパーの中央に浮かんでいる状態にします。箱の外にはどのような状態で機体が入っているのか開く前に確認できるよう写真を貼っておきます。取り出すときに不注意で壊すこともありますからネ・・・
そしてミュージアムに集まった機体はこちらでご覧下さい。過去に見た懐かしい機体も揃ってますネ。ピーナッツも時々作ってたJim Buxtonさんもハンドランチで頑張ってる様です。