エンジンがつつがなく終了したところでパイロットもかたづけちゃいましょう。紙粘土は型どりしても表面にはかなりのケバが残っています。そこで薄めたボンドを塗ってケバをねかせますが、どうしても言うことを効かないヤツはサンディングして取り除きます。塗料を厚く塗ってケバをねかせるより簡単です。
完成前のこんな作業は楽しくなきゃネ! あっ、シートベルトは忘れずに・・・
シートに座らせる時、違和感は無いか?着座位置にはちょっと神経を使います。これが凹んでいたり、「おめぇ座高たかくね?」みたいなことで気になる機体ってありますよネ、機体は良く出来てるのに。座った時のパイロットの前後方向の角度や傾きなんかも色々と眺めまわして決めます。
まずは「ダイレクトMRI」で座高を決めます。
角度、方向なんかが決まったら今度は固定方法を考えます。一番軽くてちょっとの衝撃では取れず、大きな衝撃には機体を壊すことなくはずれる・・・様な方法を考えます。
さて、すべてが決まったら今度は内側をえぐり取ります。ハイ、まだしてません!
「ところで君、女性?」 「いいえ、レディー・ボーイです。」 「・・・・・・・・・・・・・・・」