"Zero Fighter" Lattle snake, Japanese domestic Peanut kit
主翼も完成したので胴体とのすりあわせを行います。フィレット部分は綺麗に作ることも大切ですが、それ以上に主翼と胴体の正確な取り付けが要求されます。迎え角や上反角、そしてネジリ下げの付いた翼では、取り付け時に無理な力が加わって変形しないよう注意する事が必要です。胴体に主翼を仮付けして迎え角を調べます。主翼の前縁と後縁に薄めたボンドを使って胴体に取り付けます。図面通りの角度に調整し、作業中はずれない程度に接着します。瞬間等は使わず、薄いボンドをはがし易い箇所に流します。これで残っていた胴体のパーツを主翼上面の曲線に添って水で濡らして曲げながら接着するのですが、その箇所に生憎リブはありません。そこで主翼をはずしてその部分をプランクすることにしました。こうすればフィレットとの隙間も出来ず綺麗に仕上がります。そして再度取り付けます。
胴体にフィレット部分のパーツを取り付けます。主翼のプランクに合わせて接着しますから隙間は出来ません、出来ないはずです・・・
これで胴体最大の難関突破、いやもう一つ残ってますが(ノーズ部分)、ちょっと前進です。主翼をもう一度はずして、フィレットの加工を行います。紙を貼った時に段差にならず、胴体から流れるような曲線?で主翼につながる・・・ま、夢ですが。まずは主翼との接合面を削らないように紙テープを貼って作業を進めます。後縁部分の胴体逆R箇所は胴体に合わせてバルサ・シートをプランクします。ちょっと厚めのバルサを使って削り込んでいく事にしました。飛び出した先端は欠けやすいので薄手の瞬間を流しておきます。
一度主翼をあててカタチを見てみます。紙貼り後を想像して、どーかな?
水平・垂直を作ります。これはすべてはめ込み式ですから、パーツさえ間違えなければ図面と同じ物が出来ます。水平の中央部なんか肉抜きしてもよろしいのですが、今回はそのまま進行。これでバルサ・パーツはエンジン部分を残すのみとなりました。通常のピーナッツとはまるで違うノーズ部分をどのように料理しようか迷っていますが、ひとまず一件落着!ですか。
ところで主翼と胴体のフィレットは写真の形にどうやって決めていくのでしょうか。
適当に形を決めて、あとは現合で削りだし?
根気の問題でしょうか。
食らえ!ピーナッツさんの生地完成状態の零戦の美しさに衝撃を受けていつも興味深く拝見させていただいています。
現在バルサキットの制作練習に全幅500mm、50XCクラスのRCバルサ飛行機を少しずつ制作しているのですが、リブの押さえなどに毎回使われている黒いブロックが非常に気になり質問させていただきました。
これは製品として市販されているのでしょうか?