映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
コメントのところをクリックするとコメントできます。

『モーツァルトとクジラ』

2007年05月03日 | Weblog
モーツァルトとクジラ - goo 映画
よい

ペッター・ネス 監督
ジョシュ・ハートネット、ラダ・ミッチェル、ゲイリー・コール、シーラ・ケリー、エリカ・リーセン、ジョン・キャロル・リンチ、ネイト・ムーニー、ラスティ・シュウィマー、ロバート・ウィズダム、アレン・エヴァンジェリスタ 出演

映画館で観たが、2004年の製作だった。
アスペルガー症候群という悩みを抱えた男女のラブコメ。

発達障害の一種ということだが、それはほとんど気にしなくてよい。
ふつう(と思われる)の人がこだわるところにこだわらなくて、ふつう(というものがあるとして)の人がこだわらないところにこだわる男女のラブコメ。

それよりも、恋愛における共通する痛み(不用意に傷つけてしまう)、悩み(どっちが折れるかのパワーバランス)が観るものの心をつかみとる。

どうも笑っている人間がわたししかいないので、もしかして笑ってはいけないコメディなのかと思ったが、どうやら上記のアスペルガー症候群ということにとらわれて観ている人が多かったようだ。バカめ。おかしかったら笑うのが礼儀だろうが。

ふたりとも動物好きの設定なので、鳥がいっぱい出てくるのもよい。

『今宵、フィッツジェラルド劇場で』

2007年05月03日 | Weblog
今宵、フィッツジェラルド劇場で - goo 映画
よい

ロバート・アルトマン 監督
ウディ・ハレルソン、トミー・リー・ジョーンズ、ケヴィン・クライン、リンジー・ローハン、ヴァージニア・マドセン、メリル・ストリープ、ギャリソン・キーラー 出演

フィッツジェラルド劇場からおくる公開生放送ラジオ「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の最後のショーが始まろうとしていた。ラジオ局が買収されてしまったのだ。

コメディだが、英語が堪能でないとその魅力は十分には理解できない。残念ながら英語が堪能ではないわたしは、出演者の会話と演技のかけらで満足させてもらった。最後まで観るといい夢から目覚めるときの残念さをだれもが感じるだろう。

スペシャル・サンクスでポール・トーマス・アンダーソンがクレジットされているが、彼が監督を補助・代行したらしい。ロビン・ウィリアムズがどこに出ているのかはわからなかった。