映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『クィーン』

2007年05月04日 | Weblog
クィーン - goo 映画
よい

スティーヴン・フリアーズ 監督
ヘレン・ミレン、マイケル・シーン、ジェームズ・クロムウェル、シルヴィア・シムズ、アレックス・ジェニングス、ヘレン・マックロリー、ロジャー・アラム、ティム・マクマラン 出演

ダイアナ元皇太子妃が死亡してから国葬が執り行なわれる数日間の新首相と英国王室、エリザベス女王の話。

現代の王の孤独を描いた作品。昭和天皇を描いた『太陽』とどことなく似ているのは気のせいか?
会話に皮肉がこめられていることが多く、前半はコメディ要素が高い。
革新なのに保守的な傾向になり、間の悪いときにばかり電話をかけてくるブレアとチャールズ皇太子は若干マイナスイメージを与えるが、基本的にはドキュメントものではなく、既成の情報から得られたものを元にしてつくられたおもしろいドラマ。