映画日記(ためし)

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『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』

2008年12月04日 | Weblog
トロピック・サンダー/史上最低の作戦 - goo 映画

よい

ベン・スティラー 監督
ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr、ブランドン・T・ジャクソン、ジェイ・バルチェル、ダニー・マクブライド、スティーヴ・クーガン、ビル・ヘイダー、ニック・ノルティ、ブランドン・スー・フー、レジー・リー、マシュー・マコノヒー、トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、トビー・マグワイア 出演

ベトナム戦争の映画のために、三人のスターがベトナムのロケ地にやってきた。落ち目のアクションスターのスピードマンは返り咲きのチャンスを賭け、下品なコメディで人気のポートノイは芸域を広げるのが目的。そして演技派のラザラスは、黒人軍曹の役のために肌を黒くする手術まで受けるほどの役者バカ。しかし撮影は進まず、困った監督はリアリティを出すために彼らをジャングルに放り込む。しかしそこは本当の無法地帯だった…。

バカ映画受難の時代であるらしい。この作品も公開規模がかなり小さいそうだ。

しかし、世の中からバカが消え去らないようにバカ映画もほろぶことはないのだ!

ベン・スティラーとジャック・ブラックはいつもの通りだとして(笑)、もの凄いのはロバート・ダウニー・Jrである。この前までアイアンマンで主人公をはった人間とは思えない。オーストラリア出身の白人が演技にのめりこむあまり肌を黒く染めて黒人役をやる、という設定(笑)を見事にこなしているのだ。
オスカーを取れる取れないの基準を彼が話しているのだが、あれはマジであろう。

有名人がカメオ出演しているが、トム・クルーズに関してはカメオではないだろう。かなりず~~と出ている(笑)。

『地獄の黙示録』がどのような経緯であのような作品になったのか、監督のいうことをきかない俳優がいると映画作製はどうなるのか、を描いた喜劇。
有名な戦争映画を観ていると、似たようなシーンがでてくるようだ。

戦争映画なので、かなりリアルなはらわたが序盤にいっぱい出てくる(笑)。