映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『リプリー 暴かれた贋作』

2010年01月23日 | Weblog
ふつう

ロジャー・スポティスウッド 監督
バリー・ペッパー、クレア・フォーラニ、ウィレム・デフォー、トム・ウィルキンソン、アラン・カミング、ジャシンダ・バレット、イアン・ハート、ダグラス・ヘンシュオール 出演

稀代の詐欺師トム・リプリー。舞台はロンドン、パリ。彼の獲物は、莫大な金額が動く現代アートと、そこに群がる富豪たち。リプリーのターゲットは、新進気鋭の画家ダーワット。しかし、ダーワットは、程なく自動車事故によって死亡してしまう。このままでは、予約の殺到している絵は売れず、巨額の損失を被ってしまう。そこでリプリーは、その死を隠匿し、替え玉によってダーワットの贋作を制作しようと計画する。万事がうまく運び、名声と大金を手に入れ、大富豪の美人令嬢と恋に落ちたその時、作品を贋作だと主張する男が現れた。そこでトムがとった行動とは一体?!
ストーリーはアマゾンより
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%BC-%E6%9A%B4%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%B4%8B%E4%BD%9C-DVD-%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89/dp/B002AOWWT6%3FSubscriptionId%3D1PGV4GGGAXZ1AMXAKKG2%26tag%3Da_ci_top-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB002AOWWT6



原作であるパトリシア・ハイスミスの小説の特徴はサスペンスの意匠をかりた人間小説、深い人間観察なのだが、本作はそこまでの奥深さはない。

かといって、主人公であるトム・リプリーの悪党としての魅力が出ているわけでもない。

主人公の恋人役の人が途中から太って見えるのもマイナス。