OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

平和祈念館建物 全景

2009年08月07日 | 硫黄島・小笠原村
2002年にできた硫黄島平和祈念館の建物の全景です。
この施設ができたおかげで、年に一度の小笠原丸での慰霊墓参帰島の時に
私たちが、硫黄島に一泊できるようになりました。

上陸地点からの釜岩からも遠くなく、正面に監獄岩が見える位置です。
大阪山砲台跡、壁画、医務課壕が近くにあります。


この写真は、平和祈念館前の周回道路を渡って、海側に下りたところが
草が生えて広場のようになっている場所から撮影しました。

写真の左後ろ側が、大阪山砲台に続く壕の入り口や弾痕痕が多く見られる、
赤い土が露出していて急な斜面になっているあたりです。


建物前左側に二つ、テントが張ってあります。
二つのうちの右側のテントの下に、先輩たちが植えた
がじゅまるの木があります。

左側のテント。
今年の6月硫黄島1日目の夕方、私が走っていた時に、大きな島唐辛子の木に、先輩方数人が群がって、長い時間をかけて、実だでけではなく葉っぱを丁寧に取る作業をしていて、「島唐辛子の葉の醤油煮」にしてもらった話を先に紹介しました。
その木が持ち込まれて、新聞紙に葉っぱが摘み取られて重ねられ作業がされていたのが、左側のテントの下でした。
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