今年の6月の、小笠原丸に乗っていった硫黄島に一泊の慰霊墓参訪問島は、同じ6月の硫黄島訪問が5年連続(まだ宿泊施設が無かった小笠原丸に戻っての船中一泊だった時を含めると、小笠原丸での訪問が6回目、自衛隊機での日帰り墓参を含めると9回目の硫黄島でした。)でした。
毎年、日程や行事、行く場所は、そんなに様変わりしませんので、同じような場所を巡ることになりますので、年を経るにつれて、「今年、初めていった場所、見た物、撮った写真」ということで紹介できるものは少なくなります。
そんな、年々数少なくなる、「今年ならではのもの」を紹介したいと思います。
同じような場所に行っても、これまでに見ていないものは、その年による、気候や天気の違いで見られることが多いです。たとえば、同じ場所で撮った写真でも、夕焼けや虹など、その年ならではの条件で見ることができたものを、これまでにも、紹介してきました。
今年の最初に紹介するのは、「マイマイ」の写真です。
この写真のマイマイは、パパイヤの木にいました。かなり大きくて、7-8センチの大きさでした。
場所は、戦前の元山集落の近く、元学校があった方向から硫黄ヶ丘に行く道を歩いている時に見つけました。
時間は、硫黄島に上陸した1日目の、最初の行事の慰霊式典から昼食をはさんで、午後の日程である、「それぞれの出身集落への里帰り」の時間でした。
戦前の島の中心だった元山集落が、出身集落で「里帰り」の場所として行く人は、5年前には私ともう一人だけ。その後も人数が少ないことがありましたが、昨年はかなりの人数で「元山への里帰り」をしました。ところが、今年は、また人数が減って、私と同行者以外には一人だけという三人でした。私たち三人に、同行してくれた小笠原村議会副議長の4人グループで、硫黄ヶ丘から、硫黄島神社、他のグループに合流するために、漂流木への里帰りの皆さんのいる場所までの徒歩での移動、をしました。
毎年、この写真を撮影した辺りはよく歩いています。私の祖父が住んでいた(母が生まれた)家があったをされる場所も、このすぐ近くの場所です。
ところが、硫黄島で、マイマイを見たのは今年が初めてでした。
この写真のマイマイ以外にも、4、5センチぐらいのマイマイが道路にたくさんいました。
今年にかぎってマイマイが多数見られたのは、今年は、私たちが行った時期の直前まで、硫黄島を含む小笠原一帯が、雨がかなり多かった雨季であったからだと思われます。行き帰りに寄った父島も含めて、今年の小笠原は、例年のような夏の猛暑と比べると、まだ、暑くなりきっていない、じめじめした時期で、雲やガスが多き天気でした。
まだまだ、これまで見たことがない生物が、数多く、動きまわる時期があることを知りました。
数年前には、大量に発生した、大きめの毛虫が海辺に降りる道を、大行進している様子を見ました。
あの年の毛虫たちも、今年のマイマイたちも、ごく短い日数だけ島のある場所で、大量に生きて動きまわり、姿を消すのだと思います。
毎年、日程や行事、行く場所は、そんなに様変わりしませんので、同じような場所を巡ることになりますので、年を経るにつれて、「今年、初めていった場所、見た物、撮った写真」ということで紹介できるものは少なくなります。
そんな、年々数少なくなる、「今年ならではのもの」を紹介したいと思います。
同じような場所に行っても、これまでに見ていないものは、その年による、気候や天気の違いで見られることが多いです。たとえば、同じ場所で撮った写真でも、夕焼けや虹など、その年ならではの条件で見ることができたものを、これまでにも、紹介してきました。
今年の最初に紹介するのは、「マイマイ」の写真です。
この写真のマイマイは、パパイヤの木にいました。かなり大きくて、7-8センチの大きさでした。
場所は、戦前の元山集落の近く、元学校があった方向から硫黄ヶ丘に行く道を歩いている時に見つけました。
時間は、硫黄島に上陸した1日目の、最初の行事の慰霊式典から昼食をはさんで、午後の日程である、「それぞれの出身集落への里帰り」の時間でした。
戦前の島の中心だった元山集落が、出身集落で「里帰り」の場所として行く人は、5年前には私ともう一人だけ。その後も人数が少ないことがありましたが、昨年はかなりの人数で「元山への里帰り」をしました。ところが、今年は、また人数が減って、私と同行者以外には一人だけという三人でした。私たち三人に、同行してくれた小笠原村議会副議長の4人グループで、硫黄ヶ丘から、硫黄島神社、他のグループに合流するために、漂流木への里帰りの皆さんのいる場所までの徒歩での移動、をしました。
毎年、この写真を撮影した辺りはよく歩いています。私の祖父が住んでいた(母が生まれた)家があったをされる場所も、このすぐ近くの場所です。
ところが、硫黄島で、マイマイを見たのは今年が初めてでした。
この写真のマイマイ以外にも、4、5センチぐらいのマイマイが道路にたくさんいました。
今年にかぎってマイマイが多数見られたのは、今年は、私たちが行った時期の直前まで、硫黄島を含む小笠原一帯が、雨がかなり多かった雨季であったからだと思われます。行き帰りに寄った父島も含めて、今年の小笠原は、例年のような夏の猛暑と比べると、まだ、暑くなりきっていない、じめじめした時期で、雲やガスが多き天気でした。
まだまだ、これまで見たことがない生物が、数多く、動きまわる時期があることを知りました。
数年前には、大量に発生した、大きめの毛虫が海辺に降りる道を、大行進している様子を見ました。
あの年の毛虫たちも、今年のマイマイたちも、ごく短い日数だけ島のある場所で、大量に生きて動きまわり、姿を消すのだと思います。