9月26日(土)、3時起床、4時台の電車に乗り込んで、会場に6時頃到着、午前7時スタートの「第15回小金井公園5時間走フルマラソン大会」のフルマラソンの部に
出て、完走しました。
初のフルマラソンのタイムは、4時間6分2秒でした。
公園内の1周5キロのコースを8周と、スタートとゴール部分というフルマラソンコースでした。公園内でカーブが多くてかなり入り組んでいた点では、横田駅伝の5キロと似ているコース作りだなと思いましたが、緑が多くて、とても気持良く走れる景色が良いので周回でも飽きないコースでした。ただし、後半ばててくると、1週がとても長く感じられました。アップダウンもほとんどなくて、1箇所短いなだらかな下りと、もっと短いやや斜度のある、50メートルもないぐらいの上りがあるだけでした。
1周に2箇所、給水があって、スタート、ゴール地点に近い方(以下、エイド)と、水を出してくれる場所がありました。
エイドが充実していて、水に、薄めたポカリスエット(粉末から作ってくれていたと思います。ポカリスエット、アクエリアスのペットボトル市販のものは、そのままではランナーには濃すぎて咽る原因にもなるので、薄めて飲むのが良いとされています。ちょうど良い濃さでした。)以外に、1時間経過の8時からは、バナナ、キャンディー(「いちごみるく」でした。これには助けられました。)、その後、あんぱん、バームクーヘン、梨、レモンなども登場、という豪華さでした。ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。
最初の5キロが終わってのエイドまでは、「4時間完走ペースメーカー」の方がひっぱってくれていた一団で走りましたが、エイドに人が集中して時間がかかっている間に、先に飛び出てしまいました。
気温も上がらず、足脚腰の調子も思ったより良い感じで、ペース良く走れてしまったので、5キロ26分台のペースで25キロまで行ってしまいました。
公園正面の長い直線の後半、27キロ地点で前触れもなく、左大腿裏(ハムストリングス)が攣りました。急いで止まったら、右のふくらはぎも攣りました。脂汗が出ましたが、10秒ほど止まって、ストレッチをしてどうにか、痙攣はおさまりました。そこからは、何とか攣らないようにという恐怖と、じわじわ増してくる疲労によるばてとの闘いでした。それでも、30キロまでの5キロは30分2秒、35キロまでの5キロも31分30秒でしたので、残りをキロ7分ペースで走れば余裕で4時間を切れるペースでした。 が、やはり、35キロ過ぎにペースダウン(世間で言われているとおりでした。)、35キロ過ぎのエイドで、4時間ペースメーカーさん集団に抜かれて、40キロ地点からゴールまでのラストは17分もかかってしまいました。
それでも完走できたのは、エイドのおかげでした。給水と食べ物以外に「掛け水」を用意して下さっていたのです。大きなビニールプールに大量の水とたくさんのスポンジ、攣った次のエイドから、両足に大量に水をまぶして走りました。さらに大きな氷の浮いたバケツと手桶、最後近くのエイドでは、手桶で脚全体に冷水をじゃぶじゃぶかけました。この、「掛け水」を用意してもらっていなかったら、きっと、何度も、「攣っては止まっての繰り返し」だったはずだと思います。ピクピクはしてましてが、止まってストレッチしたのは27キロ地点の最初の痙攣だけだったので、何度も歩くようなことがなく、完走できました。
25キロまでは、快調なペースで気持よく走れて、35キロからは、「いつまでたったら、5キロラップのストップウォッチを押せるのだろうか。」という辛さでした。これまでの練習で走った距離も33.6キロが最高でしたが、フルマラソンを走り終えることができました。
振り返ってみると、ご指導くださっているトップギアのコーチ陣に、いつも言われている、「今後の10キロ、ハーフ、フルに挑戦する時もおそらく、前半つっこんで後半ばてる走りをするタイプだろうが、ラストでスピードアップできるペース配分にできるように気をつけて。」というアドバイスの、コーチの皆さんの予想したとおりの、「いつもどおりのペース配分でラストばてばて」の走りになってしまいました。ずっと、4時間ペース集団に入れば、ラストまで痙攣や疲労によるスピードダウンがなくもったのかどうか、ラスト、上げられたのかどうかは分かりません。
5キロ26分台ペースで行ってもラストでスピードアップできる地力(筋力、持久力、心肺能力)をつけられるようなトレーニングができれば、もっと、いいのに、と思いました。
本当にすばらしい大会で、来年もまた、ぜひ出たいと思いました。気温、湿度も絶好のコンディションでした。
青い硫黄島のキャップをかぶって走りました。
写真は今月11日の日帰り墓参帰島の時に撮影した、硫黄島貨物廠跡近くのがじゅまるの木です。小金井公園にはカメラをもって行くのを忘れてしまって記事の内容に関係のない写真ですいません。小金井公園には、また、花がきれいな季節に遊びに行きたいと思います。
フルマラソン翌日の9月27日(日)には、川崎市古市場トラックがスタート、ゴールで多摩川河川敷コースを会場とする、月例川崎マラソンに行ってきました。以前から知り合いから勧められていましたが、別の知人の「ランニング大会デビュー」で、「1キロ6分ペース、10キロ1時間」のペースメーカーを依頼されました。
10キロは9:30スタートで、スタート直後に陽射しが出て暑くなりました。筋肉痛が残っていましたが、キロ6分のペースでは走れるところまで回復していました。「依頼人」のペースは、上がったり下がったり一定ではありませんでしたが、1キロごと表示の無いコースでしたが、運にもめぐまれて、無事に、10キロを59分50秒台でゴールさせることができました。
同じコースの同じ場所は、昨年の、川崎国際多摩川マラソン(ハーフ)、今年4月のパラカップ2009ハーフに続いて3度目、同じコースの別の丸子橋-二子橋間は、昨年の12月の区民ロードレースでも走っています。今年も、11月15日の川崎国際多摩川マラソンで走る予定です。細かい砂が気になるコースの川崎月例10キロは、多摩川大橋と新幹線橋の間に三つの折り返し点がある設定でした。コースとフォームを確認しながら、前日のフルマラソンのリハビリができたので良かったです。
貴重品預かりサービスがあったのが良かったですし、伝統のある月例ですので運営もしっかりしていました。多くの皆さんが、3キロ、5キロ、10キロとも走っているのにびっくりしました。5キロを22分で走ったとして、8分後には10キロのスタートなのですから、5キロでばてていたら、まだ、脚もパンパンで呼吸がやっと戻ったぐらいの時間に10キロスタートするのですから、すごい人たちだと思いました。
前にこのブログに、今年の秋に「フルマラソン(小金井公園と11月1日の静岡県島田大井川)二つと、11月15日の川崎国際多摩川(ハーフ)とフル、フル、ハーフと
申込み登録をしたという記事で、「人気大会(特に東京マラソン)に、あまりに人が集まり過ぎではないか。探せば、いろいろな良い大会があるのに。東京マラソンなど人気大会ばかりに申込み殺到し過ぎだと思う。」という内容のことを書きましたが、今回、手作り色が強く、地元の走友会、クラブの主催で、多くの地元ボランティアの方々のご協力で運営されている大会に二日続けて出場して、ますます、「探せば、地味でも、すばらしいランニング経験ができる大会が多い。」という前に書いた意見を再確認できました。
多くの出会いがあった、今年4月開催のパラカップ2009も、主催団体は国際支援活動をなさっている複数団体の人を中心とするボランティア・スタッフの方々という、規模は大きいですが、手作り色の強い大会でした。
出て、完走しました。
初のフルマラソンのタイムは、4時間6分2秒でした。
公園内の1周5キロのコースを8周と、スタートとゴール部分というフルマラソンコースでした。公園内でカーブが多くてかなり入り組んでいた点では、横田駅伝の5キロと似ているコース作りだなと思いましたが、緑が多くて、とても気持良く走れる景色が良いので周回でも飽きないコースでした。ただし、後半ばててくると、1週がとても長く感じられました。アップダウンもほとんどなくて、1箇所短いなだらかな下りと、もっと短いやや斜度のある、50メートルもないぐらいの上りがあるだけでした。
1周に2箇所、給水があって、スタート、ゴール地点に近い方(以下、エイド)と、水を出してくれる場所がありました。
エイドが充実していて、水に、薄めたポカリスエット(粉末から作ってくれていたと思います。ポカリスエット、アクエリアスのペットボトル市販のものは、そのままではランナーには濃すぎて咽る原因にもなるので、薄めて飲むのが良いとされています。ちょうど良い濃さでした。)以外に、1時間経過の8時からは、バナナ、キャンディー(「いちごみるく」でした。これには助けられました。)、その後、あんぱん、バームクーヘン、梨、レモンなども登場、という豪華さでした。ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。
最初の5キロが終わってのエイドまでは、「4時間完走ペースメーカー」の方がひっぱってくれていた一団で走りましたが、エイドに人が集中して時間がかかっている間に、先に飛び出てしまいました。
気温も上がらず、足脚腰の調子も思ったより良い感じで、ペース良く走れてしまったので、5キロ26分台のペースで25キロまで行ってしまいました。
公園正面の長い直線の後半、27キロ地点で前触れもなく、左大腿裏(ハムストリングス)が攣りました。急いで止まったら、右のふくらはぎも攣りました。脂汗が出ましたが、10秒ほど止まって、ストレッチをしてどうにか、痙攣はおさまりました。そこからは、何とか攣らないようにという恐怖と、じわじわ増してくる疲労によるばてとの闘いでした。それでも、30キロまでの5キロは30分2秒、35キロまでの5キロも31分30秒でしたので、残りをキロ7分ペースで走れば余裕で4時間を切れるペースでした。 が、やはり、35キロ過ぎにペースダウン(世間で言われているとおりでした。)、35キロ過ぎのエイドで、4時間ペースメーカーさん集団に抜かれて、40キロ地点からゴールまでのラストは17分もかかってしまいました。
それでも完走できたのは、エイドのおかげでした。給水と食べ物以外に「掛け水」を用意して下さっていたのです。大きなビニールプールに大量の水とたくさんのスポンジ、攣った次のエイドから、両足に大量に水をまぶして走りました。さらに大きな氷の浮いたバケツと手桶、最後近くのエイドでは、手桶で脚全体に冷水をじゃぶじゃぶかけました。この、「掛け水」を用意してもらっていなかったら、きっと、何度も、「攣っては止まっての繰り返し」だったはずだと思います。ピクピクはしてましてが、止まってストレッチしたのは27キロ地点の最初の痙攣だけだったので、何度も歩くようなことがなく、完走できました。
25キロまでは、快調なペースで気持よく走れて、35キロからは、「いつまでたったら、5キロラップのストップウォッチを押せるのだろうか。」という辛さでした。これまでの練習で走った距離も33.6キロが最高でしたが、フルマラソンを走り終えることができました。
振り返ってみると、ご指導くださっているトップギアのコーチ陣に、いつも言われている、「今後の10キロ、ハーフ、フルに挑戦する時もおそらく、前半つっこんで後半ばてる走りをするタイプだろうが、ラストでスピードアップできるペース配分にできるように気をつけて。」というアドバイスの、コーチの皆さんの予想したとおりの、「いつもどおりのペース配分でラストばてばて」の走りになってしまいました。ずっと、4時間ペース集団に入れば、ラストまで痙攣や疲労によるスピードダウンがなくもったのかどうか、ラスト、上げられたのかどうかは分かりません。
5キロ26分台ペースで行ってもラストでスピードアップできる地力(筋力、持久力、心肺能力)をつけられるようなトレーニングができれば、もっと、いいのに、と思いました。
本当にすばらしい大会で、来年もまた、ぜひ出たいと思いました。気温、湿度も絶好のコンディションでした。
青い硫黄島のキャップをかぶって走りました。
写真は今月11日の日帰り墓参帰島の時に撮影した、硫黄島貨物廠跡近くのがじゅまるの木です。小金井公園にはカメラをもって行くのを忘れてしまって記事の内容に関係のない写真ですいません。小金井公園には、また、花がきれいな季節に遊びに行きたいと思います。
フルマラソン翌日の9月27日(日)には、川崎市古市場トラックがスタート、ゴールで多摩川河川敷コースを会場とする、月例川崎マラソンに行ってきました。以前から知り合いから勧められていましたが、別の知人の「ランニング大会デビュー」で、「1キロ6分ペース、10キロ1時間」のペースメーカーを依頼されました。
10キロは9:30スタートで、スタート直後に陽射しが出て暑くなりました。筋肉痛が残っていましたが、キロ6分のペースでは走れるところまで回復していました。「依頼人」のペースは、上がったり下がったり一定ではありませんでしたが、1キロごと表示の無いコースでしたが、運にもめぐまれて、無事に、10キロを59分50秒台でゴールさせることができました。
同じコースの同じ場所は、昨年の、川崎国際多摩川マラソン(ハーフ)、今年4月のパラカップ2009ハーフに続いて3度目、同じコースの別の丸子橋-二子橋間は、昨年の12月の区民ロードレースでも走っています。今年も、11月15日の川崎国際多摩川マラソンで走る予定です。細かい砂が気になるコースの川崎月例10キロは、多摩川大橋と新幹線橋の間に三つの折り返し点がある設定でした。コースとフォームを確認しながら、前日のフルマラソンのリハビリができたので良かったです。
貴重品預かりサービスがあったのが良かったですし、伝統のある月例ですので運営もしっかりしていました。多くの皆さんが、3キロ、5キロ、10キロとも走っているのにびっくりしました。5キロを22分で走ったとして、8分後には10キロのスタートなのですから、5キロでばてていたら、まだ、脚もパンパンで呼吸がやっと戻ったぐらいの時間に10キロスタートするのですから、すごい人たちだと思いました。
前にこのブログに、今年の秋に「フルマラソン(小金井公園と11月1日の静岡県島田大井川)二つと、11月15日の川崎国際多摩川(ハーフ)とフル、フル、ハーフと
申込み登録をしたという記事で、「人気大会(特に東京マラソン)に、あまりに人が集まり過ぎではないか。探せば、いろいろな良い大会があるのに。東京マラソンなど人気大会ばかりに申込み殺到し過ぎだと思う。」という内容のことを書きましたが、今回、手作り色が強く、地元の走友会、クラブの主催で、多くの地元ボランティアの方々のご協力で運営されている大会に二日続けて出場して、ますます、「探せば、地味でも、すばらしいランニング経験ができる大会が多い。」という前に書いた意見を再確認できました。
多くの出会いがあった、今年4月開催のパラカップ2009も、主催団体は国際支援活動をなさっている複数団体の人を中心とするボランティア・スタッフの方々という、規模は大きいですが、手作り色の強い大会でした。