厚生館から坂を下って集会道路に出た場所に、B-29のプロペラが展示されています。今年は、以前に紹介したB-29の機体も見ることができました。あらためて、想像を超えて大きな機体であることを知って驚きました。
厚生館は、戦前の南集落の中心地あたりにあります。今は滑走路を挟んでいますが、硫黄島の中心であった元山集落ともそれほどは離れていません。厚生館のあたりは南集落の中でも高台になっていて、そこから海に向かっては下りの坂になっています。坂を下って今の集会道路に出て少し西側に行ったところに、建設会社の鹿島の方々の居住する施設などがあります。
これは、坂の下の集会道路に出たあたりから南側の海を撮ったもので、この日は、雲もありましたが南硫黄島が見えました。
これは、坂の下の集会道路に出たあたりから南側の海を撮ったもので、この日は、雲もありましたが南硫黄島が見えました。
硫黄島での二日目の昼食のお弁当を食べる場所でもある厚生館の前のハイビスカスです。厚生館には売店もあって、ふだんは隊員の皆さんのための日用品などを売る場所ですが、Tシャツやタオル、菓子などのお土産もあって、私たちもそこで買うことができます。参加者全員の人数は少なくないので混み合います。
硫黄島での二日目、午前中は硫黄ヶ丘で終わりで、島の中心にも近い自衛隊の施設があるあたり(戦前の南集落)の厚生館という場所で昼食のお弁当を食べる昼休みになります。厚生館からすぐの場所に、この建物があります。第一御楯特攻隊出撃前夜の会議室という碑があります。
特攻隊の碑は摺鉢山の山頂にもあります。
特攻隊の碑は摺鉢山の山頂にもあります。
硫黄島島唐辛子は、自宅でも栽培しています。自宅の方は、今年はこれまで最大の収穫量で、採りきれないほど多くの実をならせることができました。硫黄島島唐辛子は、白い小さい花から、実は緑から茶色を経て真っ赤になります。食べたことがない人では創造しにくいほどの激辛です。よく言われますが、硫黄島に自生している硫黄島島唐辛子が一番辛くて香りも鮮烈だと思います。