続けいてる今年の6月の硫黄島訪問の時の写真の紹介は、少し休んで、今、我が家で栽培している、硫黄島島唐辛子の紹介をします。
硫黄島が原産のこの硫黄島島唐辛子は、小粒ですが、非常に辛いです。
今年は、硫黄島で、例年になく豊作で、宿舎である祈念館の近くや訪れた島内のスポットのあちこちで、発見することができて、採ることができました。前は、先輩の人にくっついて見つけてもらったのを、隣で採らせてもらったりしていましたが、慣れてきたこともあって自分で見つけることもできるようになりましたし、森に入らなくても道から採れる場所も、今年は多かったです。
同じ小笠原村の父島でも栽培されていて干したものがお土産で売っていたりもします。ただ、他の方々も、「やはり硫黄島で育ったのが一番辛い。」と言いますし、私もそう思います。
また、父島の方によると、「父島にもあるのだが、収穫する前にメジロに食べられてしまう量が多い。」とのことでした。
以前から、硫黄島で島唐辛子は採ってきて食べていましたが、採ってきた実から種を取り出して自宅で栽培を開始したのは昨年からです。それまでには、「硫黄島島唐辛子 しまとん」と書かれた札がついた苗を、オークションや大規模園芸店で見つけて買って育てたり、また、例年9月に川崎で開催される「島民の集い」でいただいた苗から育てたりすることはありました。
昨年は6月訪問から戻ってから、採ってきた種を撒きましたので、ちょうど、1年前の今頃に種を撒きましたが、今年は昨年の種をとっておいて
4月から6月にかけて種をまきました。
昨年は、秋からは自宅に入れて育てましたが、花はたくさん咲きましたが、実は小さいのがいくつか見える程度まで、というとこで冬に突入してしまって生育が止まりました。関東の気温では冬越しは難しいです。
冬の間も室内で育てたものを、春先に植えなおして外に出しました。
この写真は、今朝、撮影したものですが、つぼみ、花に混ざって、かなり大きくなって食べられる実が見えるようになった、去年、硫黄島で採った種から芽が出て昨年冬越しさせた硫黄島島唐辛子です。
先週、一粒、食べました(しょうゆに入れて、まぐろの刺身をたべました。)が、なかなか本格的な辛さになっているので、満足、安心しました。
暑い季節が大好きですので、これからの季節、どんどん大きくなっていくと思います。たくさん、収穫できるといいなと思っております。