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2008年の6月の、硫黄島墓参帰島の行きと帰りに寄った
小笠原村父島についてのことを、年が明けて春も近づいた今頃になって、
書いています。すいません。
行きの父島では、釣りと、レンタル・スクーターで島内を
回った様子は、お伝えしました。
硫黄島での一泊二日を終えた帰りの父島では、
2007年にも参加したのと同じ
PAPAYAの「出港前の半日コース
ドルフィンスイム&ウォッチング 南島上陸 兄島海中公園」に参加しました。
もう1度、南島を見たかったし、2008年が初の父島の同行者二人もいたからです。
南島に向かうまでのドルフィンスイム、
私は、泳ぎが苦手なので、パパヤ号船上から、シャッターチャンスを狙いました。
パパヤ号船長は、双眼鏡でイルカを探し、トランシーバーで、
三日月山展望台から探しているスタッフ(「スクーターで父島ツアー」の
記事で報告したドルフィン・ウォッチをしているスタッフの人)の報告を
受けながら、船をイルカの群れに近づきます。
イルカの動きが速いので、なかなか、イルカがちょうど近くに
いる時に、泳ぐ人たちが船尾のタラップから海中に入るタイミングを
合わせるのが、大変そうでした。
それから、
1日に上陸できる観光客の人数を制限している南島に、さめ池付近から上陸しました。昨年より近くから、ネムリザメ(ネムリブカ)たちを見ることができました。
その後の歩いたコースも前年の参加の時と同じでしたが、
砂浜の様子が違っていました。コンダクターの方から、
「木の棒が浜に立っているのは、ウミガメが上陸して産卵した場所で、
卵があるので、近づかないように。」との注意がありました。
あちこちに、卵の場所を示す棒が立てられていました。
母親ガメが砂浜を這った後も残っていて
上がってきて産んだばかりだということでした。
ここから、多くの子亀が、卵から孵ってすぐ近くの海まで歩いて、
大きくなったら、また、ここに戻ってきて産卵する様子が
目に浮かぶようでした。
ウミガメが産卵できるきれいな砂浜という環境が
残っている南島。
産まれた、子供たちが産卵に戻ってくるまで、
同じままの、美しい砂浜の環境を残さないといけません。
地元の方々が、細心の注意を払ってのエコツーリズムで、
私たちを美しい南島に連れて行って案内してくれています。
野生のヤギの被害で、植生が乱れたことがあったそうです。
写真は、南島の扇池の前の浜、卵の場所を示す棒があります。
海の方に向かって歩いている方は、
写真の後姿だけでも、ただ者ではない様子が伝わると思いますが、
父島在住の
硫黄島民(私たち二世を含めて、自分たちのことを、「旧島民」という言い方はしないようにしようという方針が、「島民の集い」で確認されています。)
の方です。
2008年6月の墓参帰島の時に一緒だったチームが取材した様子が
NHK首都圏ネットワークで放送された回に、帰島する島民にふるまって下さる
ためにご夫婦で父島でタコの実を取って下さっている場面で、
実を取るためにタコの木に上って下さっていた方です。
小笠原村父島についてのことを、年が明けて春も近づいた今頃になって、
書いています。すいません。
行きの父島では、釣りと、レンタル・スクーターで島内を
回った様子は、お伝えしました。
硫黄島での一泊二日を終えた帰りの父島では、
2007年にも参加したのと同じ
PAPAYAの「出港前の半日コース
ドルフィンスイム&ウォッチング 南島上陸 兄島海中公園」に参加しました。
もう1度、南島を見たかったし、2008年が初の父島の同行者二人もいたからです。
南島に向かうまでのドルフィンスイム、
私は、泳ぎが苦手なので、パパヤ号船上から、シャッターチャンスを狙いました。
パパヤ号船長は、双眼鏡でイルカを探し、トランシーバーで、
三日月山展望台から探しているスタッフ(「スクーターで父島ツアー」の
記事で報告したドルフィン・ウォッチをしているスタッフの人)の報告を
受けながら、船をイルカの群れに近づきます。
イルカの動きが速いので、なかなか、イルカがちょうど近くに
いる時に、泳ぐ人たちが船尾のタラップから海中に入るタイミングを
合わせるのが、大変そうでした。
それから、
1日に上陸できる観光客の人数を制限している南島に、さめ池付近から上陸しました。昨年より近くから、ネムリザメ(ネムリブカ)たちを見ることができました。
その後の歩いたコースも前年の参加の時と同じでしたが、
砂浜の様子が違っていました。コンダクターの方から、
「木の棒が浜に立っているのは、ウミガメが上陸して産卵した場所で、
卵があるので、近づかないように。」との注意がありました。
あちこちに、卵の場所を示す棒が立てられていました。
母親ガメが砂浜を這った後も残っていて
上がってきて産んだばかりだということでした。
ここから、多くの子亀が、卵から孵ってすぐ近くの海まで歩いて、
大きくなったら、また、ここに戻ってきて産卵する様子が
目に浮かぶようでした。
ウミガメが産卵できるきれいな砂浜という環境が
残っている南島。
産まれた、子供たちが産卵に戻ってくるまで、
同じままの、美しい砂浜の環境を残さないといけません。
地元の方々が、細心の注意を払ってのエコツーリズムで、
私たちを美しい南島に連れて行って案内してくれています。
野生のヤギの被害で、植生が乱れたことがあったそうです。
写真は、南島の扇池の前の浜、卵の場所を示す棒があります。
海の方に向かって歩いている方は、
写真の後姿だけでも、ただ者ではない様子が伝わると思いますが、
父島在住の
硫黄島民(私たち二世を含めて、自分たちのことを、「旧島民」という言い方はしないようにしようという方針が、「島民の集い」で確認されています。)
の方です。
2008年6月の墓参帰島の時に一緒だったチームが取材した様子が
NHK首都圏ネットワークで放送された回に、帰島する島民にふるまって下さる
ためにご夫婦で父島でタコの実を取って下さっている場面で、
実を取るためにタコの木に上って下さっていた方です。