小笠原丸から下船して硫黄島に上陸をした直後に、戦前は海でその後隆起で沖合いの釜岩と陸続きになった地点から、慰霊式典の会場までバスで向かう途中の車窓から撮った小笠原丸と摺鉢山の写真です。この写真で湾になっている一番奥になっている位置にこれも以前は海中であったものが海岸船の地上に出てきてしまっている沈船群があります。
小笠原丸から硫黄島の上陸地点に向かう艀に乗せてもらっている時に撮った写真です。小笠原丸が大きくその向こうに摺鉢山も写せる絶好のポイントですので毎年頑張っているのですが、艀が揺れているので何枚も撮ってもほとんどが斜めに傾いてしまったりして美味く撮るのは難しいです。
いよいよ、小笠原丸から硫黄島の上陸地点に向かう艀に乗り込みました。写真が曇っているのは、船内と海上の気温と湿度さでカメラのレンズの曇りがなかなか取れないためです。一泊分の荷物も持って乗り込みます。ライフジャケットを着用します。上陸地点にはすぐに着きます。
小笠原丸を停泊場所に繋留する作業がまだ続いています。船首側に作業にあたっている漁師の皆さんが集まっていて、ブイには艀から飛び込んで乗った人たちがいます。実際にはかなり危険を伴いそうな緊迫した場面が続きます。向こう側に見えるのが硫黄島の釜岩の先端部分です。
6月15日の朝、小笠原丸が停泊場所に着いて繋留作業も進んでいて、もうしばらくすると私たちの下船上陸が始まるという時間に小笠原丸から撮った硫黄島側の上陸地点です。この写真では小さくて見えにくいですが、上陸地点側でも艀から降りてタラップのような場所を歩いていけるように整地して機材をセットしてという準備が進んでいる様子が分かりました。この上陸地点は、戦前は海だった場所で、沖合いに浮いていた小島であった釜岩と硫黄島とが地面の隆起によって陸続きになった部分の南側のあたりです。大きな船がつける港が無い硫黄島での物資は人の運搬は大変です。
向こう側に見えるのが戦前は陸続きではなく、硫黄島沖の小島だった、釜岩の先端部分です。硫黄島について間もない時間の朝の時間、小笠原丸が停泊地に着いてから、この写真のような繋留のための作業が続いています。艀と艀から一度飛び込んでブイに乗っている両氏の人たちの写真です。
小笠原丸の船尾側越しの摺鉢山の写真を紹介いたします。夜明け後、着々と渓流作業が進んでいる時間帯です。この時間、もうすぐ、私たちも下船、上陸をする荷物などの準備が必要になってきていて忙しくなり始めてくる頃です。