２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（１０７） 医務課壕の中（２）

医務課壕の中の写真です。今年は、父島、母島空参加の中学生と、この壕を見るタイミングが一緒になりました。中学生の皆さんは初めてなので、みんな一様に驚きの声を発していましたが、この壕は途中から急に厚くなっていって、入って見れることができる一番奥はサウナのような暑さに達しています。
ここは、硫黄島の戦争中には傷病兵が収容されていたと言われている壕です。壕の中の暑さは地熱によるものですので、当時も今のような壕内の温度であったかは分かりませんが、水も不足していた中で、外に出られずに壕内で傷や病に苦しんだのかと思うと、どれほどの辛さ、苦しさだったろうかと思わされます。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（１０６） 医務課壕の中（１）

これも、硫黄島の北部にある壕で、医務課壕という壕の入ったばかりのところです。観音様のレリーフがあって、お線香があげられるようになっています。この壕は、慰霊墓参で硫黄島に行く度に必ず行って中に入らせてもらっていますので、もう10回以上は入っています。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（１０５） 最後の突撃壕の前の植物（２）

硫黄島の緑。最後の突撃壕の近くで撮った写真です。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（１０４） 最後の突撃壕に入ったところ

最後の突撃壕には隣同士並んで三つの入り口があります。入り口からすぐのまだ外の光で明るい場所にこのように、壕の中から見つかって掘り出させたヘルメットなどの遺品が並べてあります。まずはここで、手を合わせてご冥福をお祈りする場所です。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（１０３） 最後の突撃壕の入り口（２）

硫黄島の最後の突撃壕には、三つの隣り合った入り口があります。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（１０２） 最後の突撃壕の前の植物（１）

硫黄島の緑が茂っている様子です。このような森や、緑が多い所が島内のいろいろな場所にあります。この写真は最後の突撃壕の近くです。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（１０１） 最後の突撃壕の入り口（１）

これは、硫黄島の島の西側、硫黄島島民平和祈念墓地公園や私たちが宿泊する平和祈念会館などのある側を北上、正確には北東の方向に島を北上していったあたりにある壕の一つ、最後の突撃壕の入り口です。名前のとおり、北に追い詰められてきた日本の部隊がここから最後の突撃をしかけたと言われています。この近くに、栗林壕と呼ばれる兵団司令部壕や、医務課壕などがかたまってあります。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（１００） 最後の突撃壕の前からの北硫黄島

天気が良い時には、硫黄島からそれぞれ、ほぼ同じ距離、南北方向に離れている北硫黄島と南硫黄島が見えます。これは上の方は雲に隠れていますが、北硫黄島の写真です。北硫黄島も平地がほぼない島ですが、戦前には住民が住んでいた島です。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（９９） 最後の突撃壕の標柱

最後の突撃壕への入り口と示す標石の写真があるのが、硫黄島の北部のこの場所です。

２014年小笠原村硫黄島への慰霊墓参の旅（９８） 大坂山壕（９）

硫黄島の大阪山壕のある場所は、こんな感じに垂直に切り立った崖がむき出しになっています。