【ステーキ漂流記season2】
23軒目(錦糸町)「Jitan」石井明雄の最高級黒毛和牛ステーキ
実はこの1軒で錦糸町のステーキ提供店40軒目‼
1つの区域で40軒。
「漂流」って物凄い流れの時もあるけど、難破船の破片で海に漂う時ってそんなには進めないじゃないですか。そういう意味で、ボクは錦糸町に漂っている。
で、今回の店はわりと前から狙っていた店で、高そうな雰囲気があってかなり後回しになったが、実はそんなに高くはないことがわかり、それとこれで錦糸町40軒目だから、勢いで店に入った。
店内は物凄くオシャレで大人の雰囲気が醸し出されている。ボク以外は全組カップル。ちょいとアウェイな感じ。
メニューを見ると、
石井明雄の最高級黒毛和牛ステーキというメニューがある。
石井明雄? 誰?
その人が選んだ肉?
今日は何牛?
え?
福島産?
まあ、悪くないかな。
というような感じで待ってたらステーキ配膳。
何ともオシャレ。大人のアミューズという趣。
一口。
うん、旨味はちゃんとある。
が、
う~ん、5つ星にしてはパワー不足。
あと一歩。
その理由もハッキリしている。
肉を選んだのが石井明雄さんでも、
グリルは石井明雄さんじゃない。
焼肉屋系以外の決め手はグリルなんだよ。
錦糸町内でトップ10には入れたいステーキだが、
最近で言えば「ステーキ宮」の黒毛和牛ステーキと比べると歴然とした差がある。
ま、
女の子と楽しむにはいいかな。
総合:★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
リーズナブル:★★★
【ステーキ漂流記season2】
22軒目(錦糸町)「Coco Pure」サーロインステーキ
こうなると夜も錦糸町でステーキである。
下町の歌舞伎町、錦糸町は伊達ではない!
ということで、錦糸公園に歩を進めると、その途中でアメリカンな店を発見。
「もしや…」と思って見世の店員に
「ステーキある?」と訊いたら、あるよ、
と。
そこですぐさまお店にピットイン。
それにしても無茶苦茶アメリカンなお店。
けど、ビールはインターナショナルで世界中のビールを取り揃えている。
とりあえず、イスラエルのビールとサーロインステーキを頼む。
待っている間に前回のトラジを書き、
書き終えてちょっとしてからサーロインステーキが配膳。
一口。
焼きすぎ。
ミディアムウェルダンとまではいかないが、あと少しでカッチカチのオージービーフになる所だった。
しかし、それは免れている。
なぜなら、ステーキにタレ(醤油ベース)を塗ったくり、さらにバターまで添えてる。
そう、良く言えばオージービーフに旨味がほとんどない弱点を補っている。
まあ、言い方を変えると力づくのステーキなんだけどね。
付け合わせのポテトは思いっきり油っぽい。つまり、全体的に大雑把。でも、工夫が見られたというね。
1500円のオージービーフならこんな感じ、といういかにも典型。もうちょっと頑張って欲しいなー。
総合:★★★
素材:★★
グリル:★★
タレ:★★★
工夫:★★★
付け合わせ:★★
リーズナブル:★★★★
【ステーキ漂流記season2】
21軒目「焼肉トラジ 錦糸町店」特ハラミ
ハイ、叙々苑様様のおかげで、ボクはお調子ぶっこいてちょっと時間を空けてから「焼肉トラジ」になだれ込む。
チャンスじゃん。
叙々苑とトラジを比べる。
その結果、
ラオウ(叙々苑)とジャギ(トラジ)ぐらいの差があった(笑)。
まず、肉は群馬県産の黒毛和牛。
タレは1種類。
焼いて食べればそれなりに黒毛和牛の旨味はあるが、さっき食べた叙々苑の肉の旨味には勝てない。
肉の見立てで負けている。
ちなみに、値段もトラジの方が高い。
叙々苑のリーズナブルの所を星2つにしたが、実は一皿2400円だったのでバカ高くはない。
ところが、トラジのステーキ肉は特ハラミが3200円、売り切れていた特カルビが3800円。
不味くはないが、
焼肉トラジ、叙々苑に全面的に敗北!
総合:★★★
素材:★★★
タレ:★★★
工夫:★★
サービス:★★
リーズナブル:★★
【ステーキ漂流記season2】
20軒目「叙々苑 錦糸町南口店」牛ステーキカット
流石、叙々苑である。
なぜ、お金がある人は叙々苑に行きたがるか?
何よりも美味いからである。
自分焼きとは言え、そこらの焼き肉屋とは段違いの美味さ。
This is Jojoen!
使ってた牛は千葉県産の黒毛和牛。
それほど期待しないで食べてみたらさ、あきらかに黒毛和牛以外の牛肉にはない旨味があった。
それも甘味がある旨味!
自分焼きでこれだけ美味かったのは下北沢の「下北ガーデン」(注:現在は店名が違うらしい)と板橋の「オセヨ2号」。共に佐賀牛だが、叙々苑は
千葉県産の黒毛和牛でもたしかに美味しいのをだす。
何が違う?
確かに肉が違う。
確実な肉を出す。
それを思い知らされた。
どう焼こうが黒毛和牛の確かな旨味がある!
これが叙々苑クオリティー。
思わずおかわりしたよ!
ところが、千葉県産は品切れで北海道産の黒毛和牛が出て来た。
これがまた旨味の出方が違う。ハラミなのにカルビっぽい。
餌や飼育が違うので産地により
味・旨味が違うことを叙々苑は分かってる。
だから、
叙々苑なのだ‼
こりゃ、是非、リピートしたい!
総合:★★★★★
素材:★★★★★
タレ:★★★★★
工夫:★★★★★
リーズナブル:★★