【ステーキ漂流記season2】
123軒目/通算316軒目「ステーキハウス アパッチ」アパッチステーキ
さあ、今日も狙いを定めて、場所は葛飾区亀有。そう、「こち亀」の亀有である。
亀有は【ステーキ漂流記】では初。
というか、葛飾区自体、あまり行かない。けど、調べてみると、堀切、金町、青砥、立石、お花茶屋、そして寅さんでも有名な柴又と結構行く場所がある。これに新小岩か。今までは錦糸町から近い新小岩しか行ってなかったが、ちょっとわざわざ行く場所にも行かなきゃ、だ。その第1弾が足立区。第2弾が葛飾区である。
亀有は地元吉川の隣の三郷から近い。金町もそうだ。けど、バスで三郷から行くとそれなりに時間がかかるし、遊ぶ場所(バーやクラブ)も個人的に特にない。亀有にシネコンがあるそうだが、地元近くに越谷レイクタウンや三郷、流山おおたかの森とあり、普段から有楽町や新宿、渋谷に足を運ぶボクとしてはわざわざ亀有のシネコンに行くことはほぼない。ほぼね。
今回は「ステーキハウス アパッチ」に狙いを定めて行くことにした。
「ステーキハウス アパッチ」。店名がいいよね。
これまでにも、
東中野の「
「ジェロニモ 東中野店」 - ステーキ漂流記
」、
麹町の「
「テキサス 麹町本店」(麹町) - ステーキ漂流記
」、
墨田区他東京にチェーン展開をする「
(再訪:2016年8月)「ビリー・ザ・キッド 錦糸町店」(錦糸町) - ステーキ漂流記
」など、アメリカ南部やネイティブ・アメリカンを連想させるような店名、店の作りがいくつか見られた。「ステーキハウス アパッチ」もこうした店の同種、競合に当たる。
亀有駅南口を出て…………
思いっきり道を間違えたあああああああああああああああああああああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
とにかく直進しすぎ、気がついたら昭和通りを青砥方面に歩いていた…………
ともかく、勘で環七に戻り、そこから亀有駅方面に行くと…………あ、あ、あったあああああああ‼‼‼‼‼‼
40分歩いた(笑)。
中に入ると、
うん、いかにもアメリカンな雰囲気。
けど、BGMはカントリーではなくAOR。ま、いっか。
さっそくアパッチステーキ300gと赤ワイングラスを頼む。
アパッチステーキは最小200g1400円、以降100gごとに600円増しの値段になる。500gで3200円とすると、この手のステーキハウスでは標準価格だね。
ドリンクはワンコイン500円だけど、雨の日サービスで450円。
客層は家族連れ二組とカップル一組。まあまあなような、ディナータイムにしてはちょっと寂しいかな、と思ったら、その後は野郎二人組が何組か来る。
この文章を書きながらしばらく待って、ステーキ配膳。
うん、
「ビリー・ザ・キッド」のテキサス・ステーキにそっくり。というか、ほぼ同じ。ほぼね。微妙には違う。
まずは一口。
うん、ビリーのステーキっぽい。
って、ビリー、ビリー言ってたら、ね。失礼……けど、そう思った。
二口目も同様。
ステーキ醤油というタレをつけて三口目。まあまあ。醤油はあまり好きじゃないからね。
すると、おろしニンニクがある!
あるね。当然使う。
繰り返しちゃうが、ミディアムレアではほぼほぼビリーと同じ感じ。肉、オーストラリア産だし。
亀有にビリーがないからあるのかな?
それを店員のお姉さんに訊いてみると、駅近くにビリーがあるの? 失敬、失敬。
まあ、1000g以上頼めるという違いはあるけどね。
あと、ビリーとの違いは、付け合わせのコーンバターが多いことかな。
特に後半のミディアムレア具合がよく美味かったので、勢いでチリビーンを追加注文。
そこは可もなく不可もなく、かな。追加注文としては丁度良かった。
会計時に店長さんと話す。
えっ、推奨の焼きはそれ(あえて伏せる)なの? これは選ばないよ。ということは、あと2回は行かないとかな。
色々と書けないことを教わる。
やはり、その店の店長の肉トークは面白い。
これ、亀有に住んでたら、アパッチにするかビリーにするかでちょいと贅沢な選択ができるね。
で、
ビリー・ザ・キッドとアパッチの違い?
目隠ししてそれぞれのステーキを食べたらわからないって。
すんません、まだまだ修行中、ということで。
総合:★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★
下拵え:★★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★★
雰囲気:★★★
サービス:★★★★
リーズナブル:★★★★