【ステーキ漂流記season2】
129軒目/通算320軒目(錦糸町)「RYUDUKI TEPPAN」佐賀牛サーロインステーキ150g
錦糸町、いや墨田区No.1の店を引き当てた‼
今日は錦糸町でまだ行ってない店を攻めてみることに。
「Ryuduki」。
パチンコ屋の6階にある店で、外の看板だと佐賀牛があるようでね。高い店ということで行ってなかったが、今日行ってみることにした。
6階にあがると、受付嬢がいて、右を見ると「龍月」という店があったけど、明らかに寿司屋なんだよね。
はて?
そこで受付嬢に訊いてみると、次のような答えが返ってきた。
「Ryuduki」が3つある。
寿司屋と鉄板焼屋とカジュアルフレンチ。
佐賀牛を出す店は?
「Ryuduki Teppan」ね。
ということで、受付嬢に「Ryuduki Teppan」に案内される。
なるほど、久しぶりに来たね~。
鉄板焼屋さんだけど、異様なまでに高級感が溢れる鉄板焼屋さんだ。明らかにパチンコに爆勝ちした人用のお店、と見た。二人がけのテーブル席に案内される。
メニューを見ると、佐賀牛、あるね。サーロインステーキ150g7500円。まあ、そのぐらいするね、佐賀牛なら。なんか、「ルース・クリス」クラスのお店に毎月1度は行くよね。今日のがまさにそれである。
佐賀牛サーロインステーキと赤ワイングラス(1200円)を頼む。ちょっとして赤ワインと前菜が配膳。
前菜、トビコとニシンの酢漬け。洒落てるよね。
カウンター席にはカップルが二組。これで美味ければ、ここ、デートにはいいぞ。高級感があって、落ち着いていてさ。カウンター席だと客が写るので、テーブル席をパシャリ。
ね。
高級感あるでしょ?
ここのところ、下町の洋食屋さんやステーキハウスばっかりだっただけにギャップを感じる。そうなんだよ、ステーキを出す店にはこういう高級感がある店もあるのさ。でも、3万も取るわけじゃないから良心的だよね。あるんですよ、錦糸町にも。
しばらくして、サーロインステーキ配膳。
タレは胡麻醤油と合わせ味噌とオニオンガーリック。
まず、匂いが良い。
さっそく、一口。
Yes!
This is 佐賀牛!
わーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!
旨味良し。それでいてしつこくない。流石の佐賀牛。グリルも良し。
二口目もタレなしで。
三口目からは塩やタレを一通り試す。
このタレ3種がまたよい。塩、ガーリックチップ、タレ3種、そしてなにもなしでそれぞれ味を変えて楽しむ。
150gで頼んで正解。
これね、まず、墨田区界隈のレベルでNo.1。だって、常に佐賀牛が取り揃えられるからさ。
素材の差。
こればかりはグリルやその他工夫では越えられない。
これに適切なグリル。佐賀牛にみあったグリルのレベルがある。小岩にある鉄板焼屋「グリルアンドウ」が丁度この店に匹敵する。
もちろん、【ステーキ漂流記】で回った店でこれ以上の店もある。が、【ステーキ漂流記】史上でもトップクラスの店には間違いない。
この店に次に行く時は佐賀牛のヒレだね。
総合:★★★★★
素材:★★★★★
グリル:★★★★★
旨味:★★★★★
タレ:★★★★★
付け合わせ:なし
雰囲気:★★★★★
リーズナブル:★★★
【ステーキ漂流記season2】
128軒目(南越谷)「肉酒場 ビストロ男前」国産霜降りサーロインのグリル
ハイ、今日もハシゴ!
地元近くの「肉酒場 男前」に行きたくなった。週末の夜で入れるかな~、と思ったら、カウンター席が空いていた。ラッキー!
席につき、ラミネートのメニューを見ると「国産霜降りサーロインのグリル」というメニューがあーるじゃないですか。
行ってみるもんだね。その場その場のメニューがある。
ということて、国産霜降りサーロインのグリル180gと赤ワイングラスと前菜的に特製スープを頼む。
なんとかカウンター席に座れたが、金曜日とあってリーマン&OL、カップル天国。そんな中でもステーキおじさんは「国産霜降りってどこ産なわけ?」とシュートな質問を店員にかます。
茨城県の常磐牛だと。
常陸牛は聞いたことがあるが常磐牛か。
まあ茨城県産は期待してないけど、常磐牛ってあまり聞かないし珍しいからいっか。でも、茨城県産で常磐ね……。まんまというか、取って付けたようなネーミングだね。
店内BGMのイーグルスのベストを聞きながらステーキを待つ。その間に今回の【ステーキ漂流記】を書く。
すると、前菜のパンが配膳。確か自家製。うまし。
さらにしばらくして、ステーキとスープが一緒に配膳。
おいおい、スープを前菜で頼んだ意味がなくね? まあ、しょうがないな。
ともかく、一口。
うーん、旨味が薄い。
栃木県産の牛を食べた後だと尚薄いがな。茨城県産だから仕方ない、とは思うけどね。
だから、和牛、黒毛和牛は怖いわー。当たりがそうそうないから。牛の質で決まる。
全く無味じゃないけど、うっすらうっすらな旨味というか、脂身か。赤ワイン&バルサミコソースや塩&わさびも効果があるような、ないようなね。
グリルはそこそこなんだがね、下手な和牛よりもヒレステーキの方が良かったかな。たまたま気まぐれで出すメニューなんだけど、悪くはないけど凡退。過去2回の訪問は好評だった「肉酒場 ビストロ男前」も、今回は評価を下げた。これだと、同じ越谷なら越谷レイクタウンの「カキヤス」の方が平均点で上になっちゃう。
なんだかここのところ、洋食屋さんとかビリーやアパッチもそうなんだけど、ベテランの経験と重み、安定で評価が高い店が多いよね。肉酒場、肉バルという形態の店もいい。が、阪神ファンとしては、結果が思うように出てこない金本阪神とダブって見えちゃう。
それでも「肉酒場 ビストロ男前」は好調で、【ステーキ漂流記】的には旬の足立区北千住に2号店を出すそうだ。西口のマックの脇の通りで、11月オープンだとか。ああ、今工事している所があるね。あそこか。けど、激戦区の北千住に出すのね。これは大変そう。
総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
下拵え:★★★
タレ:★★★
前菜のパン:★★★★
スープ:★★★
雰囲気:★★★
リーズナブル:★★★