【ステーキ漂流記season2】
132軒目/通算322軒目(鐘ヶ淵)「レストラン リヨン」サーロインステーキ
錦糸町以外の墨田区をハシゴ。二軒目もランチでステーキを出す洋食屋さん。
っていうか、初鐘ヶ淵。
駅を出て目的地に歩を進める。これまたちょっと歩いて墨堤通りに出ると、これまた寂しい通りを歩くことに。途中真ん中辺りに人気があるラーメン屋がある以外はコンビニが2軒あるだけで、営業してない店や会社が目につく。墨田区のディープな場所に来た気分。そんな中で「レストラン リヨン」の看板が見えた。あった! 徒歩8分近くは歩いたかな。
中に入ると、
またまたこじんまりとした洋食屋ワールド。ザ・下町の洋食屋さん、である。
さっそくサーロインステーキと赤ワイングラス、あと前菜的にエビフライを1尾を頼む。
谷啓にちょい似のシェフが「1尾からでも構いませんよ。ウチのは大きいから」と言う。正直この時はあまり気に止めていなかった。
まずは赤ワインが来たが、同時に手製のミートパイがサービスで来た。
こうしたおもてなしが下町の洋食屋さんらしいよね。
そして、前菜として頼んだエビフライ。
不覚にもびっくりした(笑)。シェフのおじさんの言う通りだった。
まさかエビラみたいなのが来るとは思わなかった。これは肉厚で確かに絶品モノだった。
そして、ステーキ配膳。
その前に150gのステーキを食べて、エビラを食べて、これ。少しやり過ぎたかな(笑)。
まずは一口。
最初からかかってるタレがオーストラリア産の地味なステーキをフォロー。洋食屋さんならではのステーキ。下拵えの胡椒も効いている。
付け合わせのパスタも美味かった。若干ピリ辛で、ステーキのタレも併せて食べれてね。ポテトも同様。
〆にプリンを頂く。
輸入牛を全力でカバーするタレや下拵え、付け合わせが素晴らしかった。それだけに素材ももう少し良かったらな~、と思う。
夜は若干メニューが違うみたいだから、次回再訪する時はディナータイムを狙うか。
いっぱい食べ過ぎて、駅まで帰り道を歩くのがキツかった。
総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★★
エビフライ:★★★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★★
【ステーキ漂流記season2】
131軒目/通算321軒目(押上)「アランド」リブステーキ
ボクが【ステーキ漂流記】で行くのは墨田区が圧倒的に多いが、その7割ぐらいは錦糸町である。かなり偏りがある。ということで、今日は錦糸町以外の墨田区を攻めてみることに。
それで押上に来た。今まで押上と言えばスカイツリーの麓かソラマチの店しか行ってないので、そこから少し離れた洋食屋「アランド」に行ってみることに。
最寄りになる押上駅A3の出口を出ると……セブンイレブンしかねー。
ちょっとカフェで休憩しようとしたが、なんとそのカフェがない。意外だよね。
なんだろうか、全てをスカイツリーにパワーを吸い上げられたのか? 祭日ということもあってめちゃくちゃ静か。
仕方なく駅まで戻り、「プロント」で待機。この「プロント」だってスカイツリーの麓だもんね。押上……スカイツリーがなくなったら何にもないじゃないか?
いいのかな?
東京スカイツリー=押上で?
これ、国家レベルで下町・押上が殺されてないかな?
スカイツリーを建てて周りの町も活性化するかと思いきや、スカイツリー&ソラマチが出来るとほとんどはそこの中で完結し、スカイツリーから少し離れる理由・意味がなかなか見出だせない。
東京タワー近くの神谷町・御成門、大門なんかはそんなことなく盛り上がってるのにね。まあ、神谷町は近くに虎ノ門や六本木があるけど、それなりにお洒落だしね。
話は反れたが、今回行く「アランド」はそのスカイツリーへの流れに対するレジスタンスみたいな洋食屋さんだ。
中に入ると、テーブル席×2とカウンター席5席のこじんまりとした店。洋食屋と言うよりはステーキとハンバーグが中心のグリルダイニングと言った方がいいかな。
まずはサラダ。
和風ドレッシング。まあまあ。
さらにしばらくしてステーキ配膳。
150gというわりには大きく見える。オーストラリア産150gで1800円。
一口。
うん、まあまあ。
肉汁、下拵えもばっちり。
薄切りのロースだからかな。
三口目でタレをつける。ニンニク醤油。これまた良し。
〆にアイスコーヒー。
凄いと言えるポイントはないが、わざわざ押上で降りて行く甲斐はある。下町の洋食屋、グリルダイニングはいいよね。
総合:★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★★★