【ステーキ漂流記】第6章
8軒目(新規415軒目)「浪曼房」(新宿)
最近はどこか新規の店を見つけようかなという時に見つからないとか、持ち合わせが少ない時に新規の店を見つけたりちぐはぐ。野球で言えば単打は打てるがタイムリーは打てないようなもの。
今日は新宿駅南口を新規開拓……だがないんだなこれが。本当にない。アサヒスーパードライのビアレストランや銀座ライオンがあるぐらいで、寿司屋が幅を利かせてる。
そんな時、「浪曼房」という怪しげな店を見つけた。
店頭のメニュー表を見ると……牛ハラミステーキがあるじゃないですか!
……行く?
牛ハラミステーキが900円とか明らかに怪しいよ。
でも、他にないからここにするか。
怪しげな階段を降りると
中は意外にも広い。
キャパシティでかるく50人は入るねー。
まあ、大衆居酒屋さんっす。
席を案内されメニューを見て、小海老とアボカドのサラダを前菜にチョイスし、牛ハラミステーキとヱビス生を頼む。
まずはお通しとヱビス生。
すかさず小海老とアボカドのサラダ。
デカいが、普通は10人ぐらいの飲み会で4人1つみたいな感じでつつくサラダだ。これが意外にも悪くない。
ただ、ボクも食べるのが早いのでしばらくステーキを待つことに。
周りはリーマン&OL、オフ会風の団体客がメインで、サシ飲みオフ会も何人かいて、お一人様はボクだけ。居酒屋というより酒とつまみがあるオンラインの社交場? 和民やつぼ八のようなコテコテ居酒屋よりもちょっとお洒落な感じがするのが特徴か。
しばらくしてステーキ配膳。
まあこんなもんでしょ。
そして一口。
………異様に柔らかい。不味くはない。
が、よーく見ると、
これは成形肉じゃないかな?
くず肉を合成した感じ。
不味くはないから酔客相手にはいいが、「ステーキ漂流記」的にはセカンドゴロのようなザ・居酒屋ステーキ。
「ですよね」とか
「知ってた」とか言いたくなる。
しかも、お通し+ヱビス生+小海老とアボカドのサラダ+牛ハラミステーキで3030円。
なんだろう、このとことんな敗北感は?
まあ、こうでもしないと先に進めない。
総合:★★
素材:★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
小海老とアボカドのサラダ:★★★
メニュー充実度:★★★
駅からのアクセス:★★★
リーズナブル:★★
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