【ステーキ漂流記season2】
138軒目/通算328軒目(新宿)「MARUGO V」ステーキランチ
先週の土曜日に行った分。
何しろその後→もう1軒→映画→「映画野郎」のMTG、とそれなりに予定がつまってたので、書く暇がなかった。で、今書く暇があるので書いている。
映画のイベントが終わり、とりあえず新宿ピカデリーで『ハドソン川の奇跡』のチケットを取る。月曜日にもう一回観ているが、この日も観ている。
その映画まで1時間半以上時間があるので、当然のごとくステーキである。
新宿ピカデリー周辺で探すと、靖国通り付近にイタリアンだか何屋だかわからないバルを発見。外にあるメニューを見ると、ステーキランチなるメニューがある。ステーキあるのね。
店の中に入り、カウンター席へ。ステーキランチと赤ワインを頼みしばらく待つ。イタリアンのバルなんだけど、店内にしろ店員さんにしろ高い店っぽい雰囲気を醸し出している。東京の店にありがちなパターン。『君の名は。』に出てないけど出てきそうな店。
しばらくして、ステーキ配膳。
部位はイチボで、牛はオーストラリア。
まあ、1200円じゃそんなもんです。
一口。
予想通り、薄い。
イチボだし、オーストラリア牛では仕方ない。
ガーリックソースがかかった部位を食べる。まあまあ。このガーリックソースでなんとかしてしまう辺りがそこそこイケるイタリアンらしい。
まあ、可もなく不可もなくなステーキランチ。食後にアイスコーヒーがつく。
これで1200円、ワイン込みで1700円ならリーズナブルでオシャレなランチにはなるかな。オイラは再訪しないけどな。
総合:★★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
雰囲気:★★★
リーズナブル:★★★★
【ステーキ漂流記season2】
137軒目/通算327軒目(錦糸町)「ヒレ肉の宝山 錦糸町店」ヒレの極厚ステーキ
今度は映画を観た後のステーキ。そうなれば、これまで目をつけていたけど、入れなかった店に行っちゃえだ。
その店は「ヒレ肉の宝山」。行ってそうで行ってなかった。墨田区の店訪問100回目としてはいいんじゃないかな? しかも、ホームグラウンドの錦糸町で、新店である。
100回訪問とは言っても、7割か8割は錦糸町の店じゃないかな?
「いきなり! ステーキ」や「叙々苑」、「ビリー・ザ・キッド」など複数回行ってる店もあるが、ステーキハウスから洋食屋、イタリアン、焼肉屋などあらゆる業種のステーキ提供店が揃ってる。本当、【ステーキ漂流記】をやるにはもってこいのホームグラウンドだ。
「ヒレ肉の宝山」に入り、カウンターの席に案内される。メニューを見てもどのメニューが黒毛和牛かわからないので、店員に
「この店で一番いい牛を使ってるの、どれ?」
とストレートな質問を投げる。
すると店員は、5000円するシャトーブリアンを
「国産です」
と勧めてきた。
国産ねぇ。
ボクはこれに対して、
「黒毛和牛なの?」
と訊く。
すると店員は
「いや…」
と返したので、
3000円のUS産のヒレの極厚ステーキを頼んだ。
国産っていうのは気をつけなきゃいけない言葉だよね。
ふと、店内を見回す。全員20~30代。ぼっちの俺以外はカップル。店内は「ステイ・アライブ」や「ハッスル」などディスコやソウルナンバーがかかる。基本的には焼肉屋スタイルなんだけど、中にはボクが頼んだ極厚ステーキなどグリルをしてくれるメニューもある。けど、外国産が中心なら決して安くはない。
そんなこんなを考えてたらヒレステーキ配膳。
200g、流石に肉厚。
パッと見、ハンバーグみたいな外観だが、上にタマネギを刻んだシャリアピンソースがかかっている。これにペッパー仕立て。
まずは一口。
ん、ペッパー効きすぎ。
相撲やプロレス用語の「しょっぱい」の語源通り、塩(この場合は胡椒だが)をかけすぎて大味。
けど、「しょっぱいよぉ!」と言うほどの塩対応かと言うと、まあ怒るほどではなく、むしろ旨味があまりないUS産のヒレ肉に色をつけた感じである。「不味い」とは言わせない力ずくのペッパーである。
うーん、こんなもんか。「ヒレ肉の宝山」は。
店員はそれほど塩ではなかったが、そもそものこの店というか企業全体が塩体質とみた。
総合:★★
素材:★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
胡椒:★★
雰囲気:★★
リーズナブル:★★
【ステーキ漂流記season2】
136軒目/326軒目(錦糸町)「Kawara CAFE&DINING」オーストラリア産葡萄牛のステーキ
実は2軒程アウトテイクがあるが、先に今日のを書く。ほっかほかな内にね。
土曜日に見た『ハドソン川の奇跡』がいまいちだったんだけど、どうにもモヤモヤしてね。『ジャージーボーイズ』や『アメリカン・スナイパー』が神ってた作品だっただけに、どうしてもギャップがあるんだよな~。
ということで、時間的に丁度いいのが我がホームグラウンド錦糸町の楽天地シネマだったので、映画の前にサクッとステーキを食べることに。この「サクッと」というシチュエーションにうってつけの試したい店があった。錦糸町の駅ビル「テルミナ」5階のレストラン街にあるオシャレなカフェ&ダイニング「Kawara CAFE&DINING」だ。
ここにオーストラリア産ながらもステーキメニューがある。そう、はじめからオーストラリア産というのが分かるとあんまりテンションが上がらない。ただ、普通のオーストラリア産ではない。葡萄牛なのだ。通常、オーストラリア産は大麦を餌にした大麦牛か牧草牛が相場だが、希にワイン用の葡萄で育てた葡萄牛がある。日本でもビールの麦芽を餌にした牛がいるが、それと似たような感じだろう。
17時過ぎにオシャレなオシャレな「Kawara CAFE&DINING」へ。
さっそく、葡萄牛のステーキと赤ワイン、それと前菜にアンチョビとクリームチーズのポテトサラダを頼む。
まず、アンチョビとクリームチーズのポテトサラダ。
正直、アンチョビ、少なっ。ほとんどクリームチーズのポテトサラダだが、まあ良い。こんなもんでしょ。
さらにしばらくして、ステーキ配膳。
ほうほう、付け合わせのプチトマト他サラダが色彩豊かなオシャレ系ステーキ。
まずは一口。
うん、柔らかい。旨味はないが、肉自体にまろやかさがある。タレがないと寂しいかな。
二口目はタレがついている所を。
お、悪くない。
工夫はしている。
けど、俺は思ったよ。
これ、ニンニクもいいけど、赤ワインソースの方がもっと引き立つんじゃないか?
試しに肉を口に入れて、赤ワインをちびっと飲み、食べるとちょっとベターになっている。
葡萄牛を見つけたのはいいが、まだまだ改良の余地あり、とみた。
まあ、映画を観る前なら丁度いいかな。
総合:★★★
素材:★★★★
グリル:★★★
タレ:★★★
付け合わせ:★★★
前菜:★★★
雰囲気:★★★
リーズナブル:★★★

集中して足立区に足を運んだおかげである程度のランキングが完成。意外にもレベルとしては数では多い墨田区よりもレベルが高い、と思っている。
北千住の「ジェイズ・カレー」に来た時、「この店に敵う店、そうそう出ないんじゃないか?」と思っていたら次々と現れ、意外にも足立区がステーキの激戦区であることを思い知らされた。昔ながらの洋食屋からステーキハウス、新進気鋭のバルスタイルまで、新旧融合した素晴らしい地域である!
✨チャンピオン✨
「ペコペコ 鹿浜1号店」

「ペコペコ 鹿浜1号店」(鹿浜) - ステーキ漂流記
【2位】
「ステーキ・チョッパー」

「ステーキ・チョッパー」(五反野) - ステーキ漂流記
【3位】
「レストラン三幸」

「レストラン三幸」(北千住) - ステーキ漂流記
【4位】
「たつみ亭」
「たつみ亭」(西新井) - ステーキ漂流記
【5位】
「ジェイズ・カレー」
「ジェイズカレー」(北千住) - ステーキ漂流記
【6位】
「洋食 かちゃくり」
「洋食 かちゃくり」(竹ノ塚) - ステーキ漂流記
【7位】
「ビリー・ザ・キッド 西新井店」
「ビリー・ザ・キッド 西新井店」(西新井) - ステーキ漂流記
【8位】
「びっくりドンキー 足立東和店」
「びっくりドンキー 足立東和店」(北綾瀬) - ステーキ漂流記
【9位】
「ダブズグリル」
「ダブズグリル」(竹ノ塚) - ステーキ漂流記
【10位】
「サルヴァトーレ・クオモ&バー」
「サルヴァトーレ・クオモ&バー」(西新井) - ステーキ漂流記
【ステーキ漂流記season2】
135軒目/通算325軒目(鹿浜)「ステーキハウス ペコペコ鹿浜1号店」和牛ロースステーキ
いやー、足立区はレベルが高い‼‼
またまた最高の店を引き当てた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やっぱり、山形牛は凄いよ!
落ち着いて、順を追って話す。「メヒコ 足立区役所店」でダメダメなステーキを食べ、足立区役所を後にする。すると、丁度バスロータリーに王子行きのバスが停まっている。よく見ると、途中鹿浜に行く。
ん、鹿浜?
じゃあ、鹿浜橋近くの「ステーキハウス ペコペコ」にも行くんじゃない? と、ネットの地図を見るとどうやら近くで降りれるようだ。これは一か八か行くしかないでしょ。
バスに乗り、少しウトッとするともう鹿浜三丁目だった。いまいちわからないのでここで降りる。雨の中、足がズブズブに濡れなから歩を進めると……おー、あった、あった! ロードハウスのステーキ屋「ペコペコ」だ‼‼
中に入ると、「ビリー・ザ・キッド」や「テキサス」のような古くからのステーキ屋の佇まいがする。
入って左奥の窓際の席に案内されすかさず和牛ロースステーキと赤ワイングラスを頼む。
そして、おばちゃん店員に牛がどこ産か訊く。
ちょっとして、おばちゃん店員が戻ると、
山形県産と言うではないか?
やったーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ステーキハウスで山形県産の牛が食べられるとは思わなかった。これなら200g3900円しても仕方ない。
しばらくはワインをちびちびやりながら待つ。見ると、客席は雨の祝日にも関わらず満席。凄いステーキハウスだ‼‼
さらに待ち、ようやくステーキ配膳。
お、ちょっといい匂いがする。
一口。
これやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤバイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これや、これこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
旨味爆発の山形牛なんだってばさー‼‼
ゴールデンな旨味‼‼
これぞ山形牛‼‼
半分はタレ、ニンニクなしで食べる。山形牛、美味すぎる。
濃厚な旨味ながら、くどくない。
思わず笑みがこぼれる美味さ‼‼
これぞ山形牛。
これを取り揃えられたら、敵わないって。
あるんだねー、足立区に。しかも、環七沿いのロードハウスのステーキハウスで。ロードハウスのステーキハウスはだいたいアメリカ産かオーストラリア産なんだけどね。
そうそう、タレをつけても、おろしニンニクをつけても美味い‼‼
メニューが少ないという弱点や、安いメニューは成形肉や牛脂インジェクションだけど、山形牛の美味さ、旨味は誤魔化しようがないから。余程、下手な焼き方じゃなきゃ美味いんだって!
会計前にご年配のマスターに挨拶。すると、お礼をいいながらも、この次取り揃えているのが、ボクが高く評価する青森県産じゃないか! 物凄い目利きを持ったマスターだ。いやはや。
足立区、レベル高いよ。
次々と上の店が出る。
熱いね、足立区‼‼
総合:★★★★★
素材:★★★★★
グリル:★★★★★
旨味:★★★★★
タレ:★★★★
付け合わせ:★★★
リーズナブル:★★★