「格差、行き過ぎている」59% 18~19歳世論調査
>収入や就職の面で、若い人たちが「自立しにくい社会だ」とした人は82%に達した。
>こうした中、いまの政治で力を入れてほしいことを複数回答であげてもらうと、
最も期待が高かったのが「景気・雇用」で72%。
次に多かったのも、将来の生活基盤にかかわる「年金・医療など社会保障」の61%。
「教育」は46%で、3番目だった。
仮に若者が自立し難い社会と言うのなら、自立し易い環境を行政に求めますよね。
それは就職や収入だけでなく、例えば自分達の生活の場やその生活に必要な物ですよね。
基本、金が有れば手に入ると言う感覚でしか分っていないのだと思います。
社会人として信用される、または何回もチャンスを与えられるのは環境によります。
確かに就職先も大切ですが、転職もあり得る時代なので努力すれば叶う環境の方です。
この環境と言うか社会的な雰囲気はなかなか出来難いです。
何故かと言えば利己的な友好関係で政権を作っている現状で私的な企業にまで縁故などの
ハンデを避けろとは言い難いでしょ。
女性の社会進出以前に一部の企業の創業者以来の系譜と言うのでは公平になどなりません。
アンケートは具体性が無いので意見の中にはこうしたのも含まれているかもしれませんが。
また、多くの企業で学歴偏重で大学院でこれこれの英語資格がないと言う企業の割に
国際性が低く、また通用しないのも事実でしょう。
なんとなくですが、この辺りの件は相当難儀です。
若者にとって大学生なら耳学問では理解していても実態の隠れた不利益の正体は難しいです。
社会に出てそう言うコネクションが有利なのかと思う次第です。
また、社会人でもなかなか待遇について真意を見極めるのは難しいです。
何故かと言うとその原因が会社側でなく、顧客や法令・役所または業界の慣習など
連綿と受け継がれていたりしますから。
会社側の話とだけ言い難いのも業界で同じ仕事をしていれば、そんな状況と言う職種もあるようです。
本気で悪意に満ちた状況を作って追い出すのならともかく大半は自然に辞めざるを得ない競争社会というのが
本質的に問題なのが解決し難いと懸念します。