よく纏まっている文書ですが、目新しいのは下記かと思います。
>感染者を11人にとどめているモンゴルの対策
>中でも、中国と5000キロ近い国境を接するモンゴルは、3月26日時点で、感染者が11人にとどまる。死者数はゼロだ。
>モンゴルは1月27日に中国との国境の道路を封鎖して車や人を通行止めにした。
>また、同日には幼稚園から大学まで全教育機関を休校にしたほか、多数の人が集まる芸術・文化・スポーツイベントや会議の開催を禁止した。
この対応をしていればこんな事にはならなかった。
特に春節が悔やまれる。
>台湾では、国内感染者が出る前の1月15日、先手を打って新型コロナを「法定感染症」に指定した。
日本が他の国を見れていないのも反省点ですが、
それ以上にこれまでSARS、MERSで苦労していないのもあったのかと思います。
失敗事例
>初動の遅れや判断ミス、情報公開の不足が感染拡大に拍車を掛けた。
>オーバーシュートが発生したその他の国は、経済や貿易、観光、移民などの観点から、中国との関係の深い国が目立つ。
>感染者を見つけ出せていなかったり、感染者や接触者の追跡と隔離をうまく実施できていなかったり、あるいは医療崩壊を起こしてしまっているケースが目立つ。
韓国の例でこれが最終手段なのは覚悟するしかない。
>感染患者の症状を4段階に分け重篤、重症者を優先的に治療するトリアージ(治療の優先度識別)を導入した。