面白い記事だとは思いました。
ただ、こう言う状況になる以前も「サラリーマンは 気楽な稼業と 来たもんだ 」は歌詞の世界の話でした。
多くは年功序列であって、上に忖度して地位を築くのがやっとです。
>OECD加盟国では、1990年代半ばから2000年代後半にかけて非正規雇用の割合が11%から16%に増加している。
この多くは移民などの単純労働なのかと思われます。
金や信頼に関わる仕事まで非正規でコストだけ下げたがるのは日本が飛び抜けているから問題なのです。
また、時代の変化で新規の需要を発掘しないといけないので会社自体が安定せずに新規需要の取り合いに巻き込まれます。
プロジェクト単位で評価されるのも別に目新しいとは思えません。
その昔も個々に新規の顧客獲得で凌ぎを削ってきたのですから。
日本の失われた15年に象徴されるような対応能力の無さが日本全体として問題と思えてきました。
ただ、中国のようなスピードでは行き詰まるのも有りますけど。
こんな事を書いて良いのか知りませんが、体験談として実際の実力が有ればとてもそんなに不安定ではありませんし、高級も保証されます。
それどころか、おそらく今のご時世ヘッドハンティングされないためにもそれなりの待遇でしょう。
経営者や執行役員の方が株主やマスコミに叩かれて高い年俸でいられるとは限りません。
まして昔の高給取りが定年を迎えいなくなる以上、空きが出来ます。
それと多分、国連的な見方をされているのでプロジェクトの次第なのですが一般の企業でそんな一過性の仕事は有りません。
開発した商品やサービスが根付いたとしても次の需要をそれをベースに開発するのですから。
国連の奇妙な点は確かに自然災害や新現象の対応で貧国国などに支援するとしてその応急措置や現地施設の完備、現地スタッフの教育が終わると当然任務は遂行されたことに成りますよね。
国家公務員や地方公務員で応援で入る公務のように一定期間の区切りの有る予算がついているものなのかと思われます。
公務員に無能によるリストラは有りませんから、そんな話に成らないだけなのでしょう。
ただ、90%を外部コンサルタントへ丸投げする国連が異常なのです。
普通は管理して中身を精査するので幾ら外部が多くとも信頼を確保する程度には人員も確保しないと危険と言うか、いざとなったら完全にアウトです。
たとえて言うなら、日頃から管理していればそれなりの対応が出来ますが、
プロジェクト的だとコストは安くても付け焼刃的な措置でなかなかレベルそのものが向上しませんよね。
それにここ最近の問題とか見ると国連自体への不信も大きくなりつつあります。
現実的な国連の下層の仕事の酷さは目に余るような始末です。
こんな言い方は良くないのですが、国連などの経験を元に書かれてもそれよりまともな企業や組織からすればそんな話にはなりません。
それにWHOと中国の関係のように馴れ合いだと組織の意味が問われる訳で
国際的な団体だから万能なように解釈するのも危険な時代です。
基本的には経営者の一部や新規プロジェクトの専門職なとで博打的なハイリスク、ハイリターンなものならそれだけの責任やその始末も問われますが、収益が安定するようなプロジェクトでそこまでの厳しい評価はしないというかむしろ経営者が擁護してしまう恐れもあるんです。
だから欧米のプロジェクトリーダーは責任も年俸も重いのでしょうけど、引き抜きも多いのかと思います。
若手で有能でも年俸が高いと結局中国のような有様になるので必ずしも良いとは限りません。
現実的には成果と安定の中間くらいにしないと現実的な点で問題が政治易いのかと思われます。
多分それでも実際の年収の改定は上昇する傾向になるのかと考えます。
これまでの成果主義と言いつつ、実際には国際景気などの影響されやすい経営体質他からすれば市場スライドでない考え方もないと持ちません。