ひろゆき氏がこれを言った裏には日本人が敗戦やそこからの悲惨さを忘れてしまわれたくない欧米型マスコミ思考にかぶれています。
つまり、この間のイスラエル急襲からのガザへの反撃で戦争の情報に接しない方が難しいでしょう。
そしてその前はロシアのウクライナ侵攻だし、更に遡ればシリアの民間人の犠牲とか幾らでも情報は溢れています。
ゲームの過激さを抑えているとは言え、そちらでも残虐なのは変わりなく、所詮は痛む心を持てるのかの方なんです。
話は逸れますが、最近忠臣蔵が年末に放送されなくなりました。
時代が変わってしまったのでしょう。
忠義心とか古臭くただ本当に世話になっても恩義も感じないし、後輩へとそれを受け継ぐような事もしませんよね。
つまり、本来の戦争と言うのなら、映画では有りますが、ランボーでも見せてこれが戦争の悲惨さ、裏切りの世界だと教えた方が本人には理解させ易いのかと。
野坂昭如さんの実体験に基づく話なので否定するのはやめてほしいです。
野坂昭如さんを知る世代からすれば、あの人がこんな経験をしていたんだとそれまでの雰囲気とは違う世界観に思えました。
それで言えば「はだしのゲン」の件も同様に怖い動きではあります。
確かに終戦→平和は日本でしか通用しません。
また、戦後と言うといつの戦争の後だとアメリカでは言われるそうです。
日本人だけが共有する概念とそして教育の敗北なのかと思います。
あまりに大日本帝国軍が酷かったので全てその所為にしてしまったのですが、実際には報道も教育も酷かったし、社会そのものが冷たい事でも押し付けないとやっていけない状況でした。
追い込んだアメリカよりも日本が悪いと言う歴史観が必要なのは他ならぬ国連=連合国側であります。
日本人の多くが敗戦の屈辱を忘れてしまうと戦後80年近くも米軍基地を置いて安全保障上の占領国的にして来たのがなんの効果もなくなります。
その1例が黒人侍のような空想でも良いから日本の歴史を改竄しなければならない程に失敗したフランスやその企業なのかと。
戦争の酷さだけで良いなら、今戦争をしている国の状況を戦場で取材した内容をそのまま見せれば良いのです。
ウクライナでもガザでもシリアでもなんなら9.11でも良いのです。
ロシアのコンサート会場のテロとか身につまされると思います。
難しいけどフランスの出版会社襲撃でも。
戦争の悲惨さだけでなく、その復讐の怖さも教えておけば安易に戦争加担はしないのかと思います。
とりあえず、ロシア軍に参加した日本人みたいな事にならないようにさせないと要らぬ誤解を招くのですから。