直下型地震で上が重くて縦揺れで一階が潰れると言うのは解り易いのです。
それが、基礎の部分で破壊されるのは上が横に大きく振られたとしか思えません。
軟弱な土地で更に液状化現象をしないとおそらくその部分にだけ応力が集中して破壊に至るのさえ珍しいのでは?
断層の真上で建物が段差の通りにズレるのは見ましたが、そんなに見られないようです。
最近の都会の建物は地下も店舗や駐車場でコンクリートが多く埋まっています。
田舎でもその土地が以前なんだったかによりますが荒地でもおそらくボーリングや掘り返して地下の状況は把握して建てますよね。
一階が店舗のガラス張りで弱く柱と壁で重量には耐えても振動に耐えないようなデザインだと厳しいのかもしれません。
中国だとビルは崩壊したように上層階まで壊れます。
台湾だと低い階層だけ潰れて上は形を残しています。
こう言うのは構造や工事の問題だとハッキリするのです。
それにしても他のビルがこんなようになっていないのを見るとビル個別の問題か、土地の液状化が激しかったのか何らかの理由で脆くなったのでしょう。
古い民家の壊れ方を見ると屋根だけ残して下は潰れたような画像を多く目にします。
つまり雪に耐えるような構造、耐久性でも振動がかなり激しいからもたないのでしょう。
それからするとこのビルの基礎の打ち方や杭の強度に疑問なんですが。
やはり、地震が酷過ぎて建設当初の強度以上になったとしか思えないのです。