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アメリカ4〜6月期GDP 2期連続減少からの動き

2022-07-30 04:12:00 | ニュース
アメリカの4〜6月期のGDPが2期連続減少した事により、景気後退から円買いドル売りで1ドル139円から2週間で6円下がる円高になりました。
安定資産とされる国債が買われる展開で長期金利が低下しました。

長期金利 一時0.175%まで低下 4か月半ぶりの水準に | NHK

【NHK】アメリカのGDP=国内総生産が2期連続でマイナスとなったことが、29日の日本の金融市場を揺さぶり、急速なドル売り・円買い…

NHKニュース

 

28日、アメリカで発表されたGDP=国内総生産の伸び率が、2期連続でマイナスになったことを受けて、景気減速への警戒感から安全資産とされる国債を買う動きが広がりました。

国債が買われて価格が上がると、金利は下がるという関係にあるため長期金利の低下につながりました。

円相場 一時132円台に 急速な値上がり 米の景気後退への警戒感 | NHK

【NHK】29日の東京外国為替市場は、アメリカの景気後退への警戒感からドルを売って円を買う動きが加速し、円相場は一時3円以上値上が…

NHKニュース

 

円相場は今月中旬に1ドル=139円台まで値下がりし、およそ24年ぶりの円安水準となりましたが、その後一転して円高ドル安が進みました。

この2週間で6円以上、円高ドル安が進んだことになります。

米国、2四半期連続マイナス成長 4~6月のGDP0.9%減

【ワシントン=高見浩輔】米商務省が28日発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は前期比の年率換算で0.9%減り、2四半期連続のマイナス成長となった。...

日本経済新聞

 

と言う訳で円安でインフレと嘆いていたのも状況が変わってしまいました。



NY市場
ドル円は続落。昨日の東京の午前中から135円台半ばまで下げ、NYではGDPがマイナスだったこともあり134円20銭まで売られる。約1カ月ぶりの水準を記録。
ユーロドルではドル安が進まず、1.01台前半から後半で推移。ユーロは対円で5月30日以来となる136円台半ばまで下落。
株式市場は大幅に続伸。マイナスだったGDPを受け、積極的な利上げは回避できるとの見方から買いを集めた。
債券にも見直し買いが入り、長期金利は2.67%台へと急低下。
ドルが売られたことで金は大幅に反発。一方景気減速懸念から原油価格は反落。
相乗効果なのか、米統計でいきなり下がった感じがします。

これまでは、大幅な利上げを進めるFRBに対し、日本銀行が金融緩和策を続けていることで日米の金利差が広がり、円を売って金利の高いドルを買う動きが続いていた。

ドル円のチャートは以前から下がっていました。
今月の雇用統計発表の時点でそう言う情報になっていたようです。

米就業者37.2万人増 6月雇用統計、失業率3.6%で横ばい

【ワシントン=高見浩輔】米労働省が8日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月から37万2000人増えた。失業率は3.6%で横ばいだった。ハイテクなど一部企...

日本経済新聞

 

過去の米経済は失業率の上昇に合わせて景気後退局面に入ってきた。インフレを抑えつけるために経済の需要を縮小させるFRBの利上げは難しいバランスが求められる。米国の堅調な雇用情勢が悪化する兆しが鮮明になれば、金融政策の先行きは一段と見通しづらくなる。

結局、3週間前の雇用統計まで遡るとその辺りからアメリカの景気後退局面に入った事で動き出していました。

また、状況が変わるのかもしれませんから、市場の動向から目を離せないなと思っています。






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