あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

ガソリン供給に明るい兆し

2011年03月17日 22時00分10秒 | 政治(菅政権)
 媚中派急先鋒。
 中共が頼りにする日本の政治家、通称「七人の侍」が一人、河野洋平。

 故に、その息子、河野太郎氏は政界進出直後から、大きな十字架を背負っている。
 実際に、靖国神社参拝に反対、外国人労働者受け入れの提言とか、そのバックボーンを思わせる背景があるし、マンナンライフの一件で同社を厳しく糾弾したり、その主義思想の面では、多分俺とはソリが合わない。そりゃもうまったく合わない。

 ただ、政治家としての力量やその度量については、それとこれとは別で、俺はある意味、この政治家を尊敬している。

 きっかけは、国籍法改正の時の一件であった。
 俺は、当時河野氏についてエントリしているので、詳しくはそちらを参照。

 【拙】新国籍法、偽装認知で逮捕者について、思う事(2009/02/16)
 http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/bb4fd868b9b7e7d3c242ed0670e69901

 【拙】国籍法改正、通っちゃった(2008/11/18)
 http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/212fd55d69f9eda53c315fd24ecfa199

 この時あった事をダイナミックに要約すると、国籍法改正のPTの座長は河野太郎氏だったのだが、そのメンバーの1人、大口善徳(公明)が日本国籍バーゲンセール要素を強引に付与してしまった為、ネットユーザーから河野太郎氏が非難を一身に浴びた。
 河野氏は、偽装して国籍を取得しようとした疑いのある人物はDNA鑑定を行うと約束し、公明大口の名前を出さなかった。

 こんな話である。

 河野氏は、この時のブログエントリのコメントを全削除したものの、その後非難は甘んじて全部受ける方針に転換し、謝罪エントリをアップする。その時の数千に登る炎上コメントは、まったく削除していない。

 父を救う為の生体肝移植についても、マスコミを通じて美談にしないで欲しいと要望し、実際に美談として放送されなかった件や、ブログでの立ち回りなど、俺は筋の通った政治家であると認識している。
 まあ、政治信条については絶対に反りが合わないのは確実なんだけど。優秀なのは、俺の中で間違いなかった。

 で、今日。
 俺は自分の見る目が確かだった事を再認識できた出来事があった。

ガソリン続報。青森港に海路運び、南下始めます。
被災地向けのタンクローリーは緊急車両の許可証がすぐ出るようになりました。
各県と経団連のホットラインを立ち上げ、官邸を通さずに直接要望が産業界に入り、対応できるようになりました。



https://twitter.com/konotarogomame/status/47982530409934848


 GJ。
 んむ。もはや政府は機能不全と言っても過言ではなかろう。
 本来、有事の食料や燃料の安定供給や、ライフラインの復旧は、完全に政府の仕事だ。東電の広報以外の仕事を、現政府は何かしているのかと言いたくなる。
 マジで、新設した蓮舫やら辻元のポストは、この火急の時になんか役に立っているのかと、小一時間問い詰めたい。

 実は、昨夜から妙な噂が流れている。
 自民党が米軍と連携し、民主党を無視して政府機能的活動をしていると言うのだ。救国戦線と言うのだそうだけど。何やら、またデマくさいと思っていた。
 ちなみに、米軍が日本政府を無視して避難所近くに食料を投下し、それに対して辻本補佐官(誤字にあらず。意図的な誤字だと思われる)が、米側に抗議したというデマも流れていた(多分デマ…。ソースNHKとか言ってるけど、それらしいものがないもの)

 橋下府知事が、避難民の大阪受け入れ(公営住宅2000戸)を発表したというのも、どうもこの流れという話だが…。実際、財界と自民党が組んでの動きで、この河野太郎氏の動きは、官邸を通してないみたいだし、一部本当の事も混じっているのだろうか。

 そうであればいいニュースだな。
 あの阪神淡路大震災でも、4日後には食料が行き渡ったのに、1週間たっても食料が届いてないなんて、クズ過ぎるだろ政府。
 今はそんな時期じゃないのはわかっているが、菅内閣の今の支持率が知りたいわ。

【菅総理挨拶全文(2011/03/17)より抜粋】
これを機にこの地震災害の前よりももっと、たいへん多くの犠牲者の上で、もっと素晴らしい日本ができたんだと将来、そういう皆さんにご報告ができるように全国民の皆さんと心を一つにして頑張り抜きたい。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110316/plc11031617430026-n2.htm


 既に枝葉末節を救う気はゼロだもんなぁ。

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