あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

優遇される東電社員

2011年03月24日 22時43分19秒 | 国内の事件
【原発】3号機地下で作業員3人被ばく、2人は福島医科大病院搬送
http://ninja.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1300948026/

24日午後零時9分頃、東京電力福島第一原子力発電所3号機の
タービン建屋地下1階で、ケーブル敷設作業を行っていた作業員3人が、被曝(ひばく)し、
うち2人が福島県立医大に搬送された。

放射線医学総合研究所(千葉市)に転送される予定。
経済産業省原子力安全・保安院が同日午後の記者会見で明らかにした。

 3人のうち2人は東電の協力会社の作業員。


 という記事を、2chで見た。
 最初に見た時は、上記のような記事だった。で、キーワードは、

「作業員」

 という言葉である。
 新聞は、言葉の定義がはっきりしている。今回の一連の原発事故では、俺の想像でしかないが、「社員=東電社員」と「作業員=東電の下請け会社の社員」と、明確に定義されていると思われる。
 何故なら、記事によっては最初に「東電社員」と言及した後、以降「社員」とし、最初に「協力会社の作業員」と言及した後、以降「作業員」と書き進める、まるで小説のプロローグのように、登場人物を説明臭く解説するものもあるからだ。

 で、もう一度、最初の記事を読んで欲しい。
 俺は、この記事を読んで、最初の直感で、

「東電の社員1名と、下請けの使い捨て社員2名が被爆し、被爆の酷い協力会社社員2名が病院に搬送されたのかな」

 と思ったのである。
 そこで引っかかったのが、記事の最初に出てきた「作業員3名」だ。あれ?作業員って、協力会社の社員じゃなかったっけ?

 この読売の記事は、上記2chのスレッドの記事からどんどん追記されていき、本日19:20現在の最終的な記事では、かなり長文になっていた。


【読売】3号機で3人被ばく、2人搬送…水が付着か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110324-OYT1T00707.htm

 協力会社の作業員3人の被曝量が多いことが同日午後1時過ぎに確認され、タービン建屋の一部で作業を中止した。3人のうち2人は病院に運ばれた。


 断っておくが、この記事、上記の読売の記事と同じURLである。
 第1報を、何度読み返しても、するっと3名のうち1名は、東電の社員のような印象を受けないか?
 普通、第1報が一番目立つんだよな。ま、みなまで言わすな。

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悪魔の放射線I 逆手にとって生き生き生活術


マスコミの地震報道、どこが正確でないのだろう

2011年03月24日 22時16分34秒 | Weblog
 最近の原発報道を見ていると、どんどん状況が悪化してきている。悪化しているとは言え、特に東京とか、別に即ちに体に影響が出てくる状況ではないと思われる。思われるんだが…、どこのマスコミも、情報発信が下手くそだと思う。

「報道規制にかからない範囲内で、少しでもセンセーショナルに」

という観点に特化してしまった後遺症というか…。
 情報を扱う側も、まだ身体に影響が出る段階ではない事もあり、パニック化しないように、抑制した報道をするよう、努力しようとしている向きもあるんだが…。そうなると、情報の「正確さ」が要求されるはず。
 もっとロジカルに考えて発信しなければならないのに…。

 例えば、「乳幼児に飲ませたくはない水道水の放射能レベル」というタイトルの記事があったとして。
 この記事について、深く追及すると、まずその水をどのように利用すれば、体調に変調が現れるのかが知りたくなる。

【J-CAST】水道水の放射能汚染規制値 「1年間1リットル飲み続ける」が条件
http://www.j-cast.com/2011/03/23091123.html?p=2

 記事によると、年間1リットル、毎日その水だけを与え続けた場合…とある。
 これは、多分保育園をご利用になっている親御さんにとっては、かなりイヤな数字ではないかと思う。
 で、政府広報的には、「でも大人子供は大丈夫だから!」と言うわけなんだが、じゃあ、妊婦はどうなのか、母乳を与えている場合のお母さんの母乳には、どれぐらい影響するのか、そんな情報が圧倒的に不足している。
 必要とする「正確さ」とは、こういう事だ。「大丈夫」だけでなく、様々な状況の複合的な情報で補強する事が重要なのである。

 他に、「基準値を超える放射能がホウレンソウから」という記事があったとして。
 それを食べても「すぐには影響はない」と言ったとしても、そこに住んでいる人は、空気中にも、水にも、野菜にも放射能は含まれているのである。同地にお住まいの方々は、当然すぐに、その複合的なものに不安が出てくるが、そういったものに対する情報も不足している。まあ誰も判らないというのが正解なのだろうけどな。
 ここで、どの解説者も不安を抑制する為に、「洗ったら半分、煮たら3分の1に低減するから」と、よくコメントされているんだが、読売グループの「ヨミドクター」によると…

【読売】放射性物質付着した食品、食べてしまったら?
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=38325

Q 今回の検査はどうやって行われたのか?

 A 米、野菜、牛乳、魚介類など、自治体ごとに主要産品を中心に調べる。茨城県の場合、原発に比較的近い県北部や出荷量が多い地域を選んで検査を行った。
 厚生労働省は、野菜について、口に入れる前の状態に近づけるため洗ってから検査するよう求めている。


 そんなわけで、マスコミに紹介されている政府発表の数字は、既に洗った後なのである。つまり、倍の数値が出ると考えられるのだ。
 だから、これも正確ではない。「洗えばリスク半減」ではなく、「洗わなければリスクが倍」なのである。
 普通、野菜なんて絶対に洗って食べる。テレビを信じた人は洗ってある程度平静を保てるかもしれないが、洗ったってリスクは減ってないのだ。
 こうなると、真相を知った人の間では、当然野菜だけではないのではないかという疑念が広がる。例えば前述の水道水だって、「煮沸後の計測値かもしれない」とか、考えるかもしれない。調乳時は、当然煮沸するからだ。

 昨日のエントリを見ても判るように、1日の被爆量が100ミリシーベルトの地域なんてのは、まあ最大時ではあるだろうが、最悪のケースを想定すれば、70日で被爆死する数値なのだ。屋内待機なんてのは、単なる一時しのぎで、長期の想定がない。土壌から放出されている放射性セシウムの放射線は、半減期まで30年。一方ヨウ素は16日でほぼ影響がなくなると言われている。
 ヨウ素とセシウムのどちらの方が、人体への影響度が高いかと言われると、産経記事によればヨウ素の方で、セシウムは、体内に蓄積しても筋肉で、その筋肉ががん化するケースはほとんどないとの事。
 なら、現状でどれだけ先まで影響があるのか、今後、どういう対策が取られるのか。
 そういった説明が完全に欠けているのである。これも、伝えている情報が「正確」とは言い難いだろう。

 枝野は、当初そのしゃべり口調により、相手を安心させる要素として評価されている面もあったと思われるが、今は、誰かに与えられた情報を伝えるだけの、言わばラジオと化してしまっている。
 当事者にとって、欲しいのは裏付けなのである。
 これで、「買いだめは控えて」とか、片腹痛いわ。無理に決まってんだろ。

 東京都政が、いち早く動いて乳幼児宅にミネラルウォーターの配布継続を約束しなければ、大規模疎開が発生してもおかしくなかった。

 とにかく、テレビの解説員は勘違いして啓蒙してるケースはあるわ、政府自身もホウレンソウならホウレンソウだけの単一ケースでしか見ないわで複合的な側面や長期的な展望を明かさないわなのである。

 なんかな。色んなものがじわじわと崩壊していく様を見ているような気がするのは、気のせいであって欲しいんだが…。
 とにかく、どんなにクソでもテレビは速報性でどのメディアよりも一歩先んじている。平時に崩壊するのは大歓迎だが、今崩壊されるのはものすごい迷惑なんだよ。ガチでヒャッハーな世界になりかねん。

 ちょっと踏みとどまってだな、エントリ最初に言及したように、ロジカルシンキングだ。国会問答で想定問答集作ってるだろ?その要領でいいんだよ。最早事実上トップだろうが枝野。問答できる専門家集団集めてできるだけ回答できるようにしろ。集められるだろうが。
 マスコミ各社も、被災者の側にたったロジカルシンキングで、当然被災者(この場合、福島県民とか東京都民)が疑問に思うであろう的確な質問をしろ。お前ら、今は国民の代表として、政府に質問できる唯一の国民であるという意識を持ちやがれ。


P.S.
 ちなみに…。
 駐日米国大使のルース氏のツイッターによると、在日米軍は、福島原発半径320キロの人に、ヨウ化カリウムを配布しているとの事だが…。これが本当なら、これって日本政府の仕事なんでは…。
 でも、このツイッターはちょっと嘘くさいんだよね。320キロって余裕で東京も範囲内だろう?在日米国人に配布してるってニュースは山ほどヒットするので、ルース氏が勘違いしているのではなかろうか。
 ま、一応言及しておく。

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水道水が怖いそこのあなたへ

2011年03月24日 22時08分24秒 | 国内の事件
【日本医学放射線学会】水道水の放射線物質汚染について
http://www.radiology.jp/modules/news/article.php?storyid=912

~妊娠されている方、子どもを持つご家族の方へ-水道水の健康影響について~

 当該サイトは大変重いため、全文転載する。

2011-3-24 10:38:00
妊娠されている方、子どもを持つご家族の方へ
日本医学放射線学会理事長 杉村 和朗
放射線防護委員会委員長 中村 仁信
同委員 大野 和子

妊娠されている方、子どもを持つご家族の方へ

水道水の健康影響について

福島原発の事故以来、原発周辺地域にお住まいの皆様は、本当に大変な日々をお過ごしだと思います。特に、妊娠中や乳幼児を抱えるご家族の方のご心配は、察するにあまりあります。
3月23日に、東京都水道局は、一部地域では放射性物質の量が基準値をこえたとして、乳児のミルクには、水道水を使わないことを推奨しました。東京都民など遠方のかたにも、ご不安に感じられるような報道が続いています。皆様へ放射線の影響について、正確にお伝えし、不要な不安に陥ることがないように、特に、妊婦の方には安心して妊娠を継続していただくことが重要だと考えています。
また、水道水以外、他にお水を買えないからといって、不安に陥ることも、お母さんが自分を責める必要もありません。今回の濃度上昇は一時的なものです。必ず下がります。
今は日本全体が大変なときです。以下のQAを落ち着いてお読みください。そして、また、震災の被害を受けても頑張っている方々を応援し、支えていきましょう。

Q1)妊婦が乳児の基準を超える放射線量を含む水を飲んだ場合は、おなかの子には影響はでないのでしょうか。また、選べるとしたらどのような水を飲むように気をつければよいでしょうか。

A1) 3月23日に、東京都水道局が発表した、放射性物質の濃度の水を、お母さんが飲んでも、お腹のお子さんへの健康影響はありません。
安心して、今まで通りにしてください。
現在、いろいろな数値や情報が流れています。みなさん方が不要な不安に陥らないことを、願っています。

(補足説明)水道水の中に含まれている放射性物質の量を、行政は、継続して確認しています。一時的に、通常よりは数値が高くなったので、発表し、今後の経過に注意するように呼びかけたのです。
水道水に関する基準は、放射線が検出された水だけを、毎日一年間飲み続けると仮定し、それでも、心配する必要がない濃度を、基準値として設定しています。とても厳しい値です。ですから、この基準値を超えたら危険という数値ではありません。
なお、通常PETボトル等で流通している水については、放射性物質の濃度を、国際的に定めています。どのような用途にも使えるように、との配慮だと思いますが、今回問題となっている乳児への基準値と同じ値です。

Q2)母乳のお母さんは乳児の基準を超える放射線量を含む水を飲んでも、母乳は大丈夫なのでしょうか。また、選べるとしたらどのような水を飲むように気をつければよいでしょうか。

A2)お母さんが飲む水に、今回のような、ごく僅かな量の放射性物質が含まれていたとしても、母乳には、それよりも、さらに少しの量が含まれるだけです。現在のように、大人に適用している基準値以下の場合に、乳児の基準値を超えることはありません。従って、その他の水を探す必要もありません。

Q3)水の煮沸、ろか、長期間の保存で放射線量は減るのでしょうか。減るとした場合、どの程度減るのでしょうか。あるいはそもそも水の放射線量を減らす方法はあるのでしょうか。

A3) 放射性物質は、いつまでも放射線を出し続けるわけではありません。放射性物質から出る放射線の量は、時間とともに少なくなります。水道水に含まれていたヨウ素は、8日程度立てば、放射線量は半分になります。どうしても気になる方は、一晩汲み置いて使うだけでも放射線量は減ります。

(補足説明)浄水装置などでヨウ素除去をうたっている物もありますが、どの程度の性能かが判りません。あえて紹介することは避けました。
また、水に雑菌が入る可能性もありますから、くみ置きした水道水を一週間も放置することは避けてください。

Q4)基準を超える水を料理に使用して料理を乳児に与えることは、問題ないでしょうか。また、何歳から大丈夫なのでしょうか。

A4) 今回問題となった基準値は、赤ちゃん向けの、ミルクを調製すために用いる水を対象としたものです。非常に厳しい数値で、水道水の値がこれを超えたからといって、お子さんの調理だけ別のお水にする必要はありません。お子さんの健康に影響が及ぶことはありません。
東京都が用いた、暫定基準は、
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/03/20l3nf00.htm
食品衛生法に基づく暫定値です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015ox9-img/2r98520000015oyx.pdf
またミルクを主に飲んでいる離乳前のお子さんが対象です。一歳未満のお子さんのことではありません。


放射線防護専門医からのコメント
現在東京都では、乳児のミルクには、水道水を使わないことを推奨しています。しかし、他のお水を買えないからといって、不安に陥ることも、お母さんが自分を責める必要もありません。今回の濃度上昇は一時的なものです。必ず下がります。
今は日本全体が大変なときです。落ち着いて、また、明日からは福島で頑張っている方々を応援し、支えていきましょう。


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【業務連絡】愛信さんがちょっとウザい

2011年03月24日 21時58分27秒 | その他
 最近、「愛信」という方が、毎日長文コメントをウチのエントリに投下されており、正直に言っちゃうとちょっとウザい。

 ウチは元々、コメントが非常に少ないブログ(mixiのマイミクすら、「毎日読んでるけどコメントし辛いのよ?」とか励ましてくれたり)なので、たまにコメントをくれる方のコメントを、ブログ主は思いの外励みにしてたりする。それなのに、エントリの内容とはちょっと違う話を、ブログ主の顔も見ず(見ているように思えない)に何度も連投されると…。ねぇ。

 愛信さんは、善意でやられているのだろうし、アップしてるエントリのカテゴリ的にはマッチしたコメントをアップされているので、削除はしないけど、ぐぐると「コピペ厨」と蔑称され、どうやらそこらじゅうにマルチポストでカキコしている模様。ウチのエントリも、どうも読まれているとは思えない。他の、コメントまで読まれてる数少ない奇特で貴重な読者の方にも迷惑だと思うのだ。

 まあ、今回の原発問題は、延々と続く話ではなく、口蹄疫と同じで、いずれ収束する短期集中の話題なのだから、俺もちょっと我慢すれば済む話なんだが…。読まれてるとは思えないが、愛信さん、ちょっと自重してもらえないかね。
 あと、1週間ぐらい、この警告を無視してコメントが続くようなら、要はエントリ読んでないと判断して、申し訳ないんだけど、自動削除という手段をとろうかなと考えている。
 それだけの量、コメントを投下するぐらいの精力があるならば、普通に自分でブログでも立ち上げ、2chとかで「是非見てください!」とか宣伝すりゃーいいやん。と思う。人んとこの庭でテント張って選挙運動してる、立派な立候補者みたいだよそれじゃ。
 あ、ブログの宣伝なら、ウチのコメントで、「こんなエントリをアップしたよ」的に使ってくれても、全然おーけー。要は長文をやめて欲しいのだ。

 ちなみに、あなたのコメントは一応全部、目を通しているけど、URLは1つとして踏んでないよ。俺。だって「不用意なURLは踏まない」というのがネットの鉄則の1つだもの。

 そういう意味でも、俺は自分で情報発信するのであれば、自分のブログを立ち上げるべきだと思うよ。きっとその方が、URLを踏んでくれる人が増えると思う。

 ついでに拙ブログのコメントの、非常に少ないルールを解説しておくと…

・基本的にエロは扱わない方針なので、エロコメントは即刻削除
・有害なURLを紹介したら、削除後URLの問題を同エントリのコメントで報告
・それ以外は余程の事がない限り、削除しない。罵倒だろうが差別用語だろうと自ブログの宣伝だろうと、削除する気はない。むしろ推奨。


 そんなけである。うむ。「むしろ推奨」と考えているぐらいなので、基本的に愛信さんコメントも、推奨に入るのだけどな。矛盾しているのは承知している。でもなぁ。