あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

阿比留瑠比氏が好きになれない

2013年01月14日 23時30分54秒 | その他
【阿比留瑠比】マスゴミ批判の大波に説得も反論もできない件について
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2977048/

 産経の右翼記者…と言っても多分差し支えない、阿比留瑠比氏が自身のサイトにて、こんなタイトルのエントリを投下している。
 内容は、正直新聞記者とは思えない、グダグダの長文である。
 いつものように、3行で要約すると。

昨今のマスコミ批判は概ね頷けるが、陰謀なんて存在せず、概ね記者の能力不足である。ネットで(報道規制等)均一報道みたいな陰謀論が語られるとげんなりする。「報道しない自由」とか、記者を神羅万象あまねく全てを見通す千里眼と一緒にしすぎ。知らない事は記者でも知らん。


 とまあ、こんな感じだろうか。
 フジデモの時、産経新聞も横並びで報道しなかった事実を付きつけられた時と、まったく同じ言い訳である。

 ちなみにその時の、俺の阿比留氏を非難するエントリ。

【拙】悪役なら悪役らしく
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/9533c3791e0220aff389c3e68f51bfbb

 以前、エントリしたはず…と、自分のブログを検索し、そしてこのエントリを見つけて再読し、思わず笑ってしまった。
 ちなみに、このエントリをここまで書いて、んで、再読したわけだが。
 続きを書くことがなくなってしまった…。当時と同じ心境で、同じ考えを俺がエントリしていたからだ。あの時の、フジデモを報じなかった産経に落胆してた俺が、今ここにいる。

 フジデモを報道せず、ブログエントリにすらしなかった阿比留氏に対する俺の非難のエントリは、近々にその実例があっただけに、具体的で強烈だった。我ながらいいエントリだったと思う。

 彼は、ブログ中で「デモについては何回もエントリしているので、ここには書かない」と言っていて、当時の俺は彼のエントリをチェックしているんだけど、結局彼が「何回も」言及しているのが自身のブログについているコメントに対する返答だけだったところまで突っ込んでいる。

 俺は、この旧エントリでも述べている通り、彼の記事をニュースソースとして貴重と思った事は多分ない。ニュースソースとしてなら、例えば俺の嫌いな櫻井よしこ氏とか、やっぱり俺の嫌いな石原慎太郎元都知事の発言とかの方が、余程貴重に感じる。
 が、やはりマスコミの中におけるバランスという意味で、恐らく著名記者の中では最も右側に属する阿比留氏の「存在」は貴重なのである。

 古森記者や阿比留記者を見てて思うのだが、ネットと親和性が高い記者であるにも関わらず、左側よりネットリテラシーが低いように思う。

 ネットとは異なり、マスコミは長年左傾化をしていたわけだけど…。近年、ネット世論の盛り上がりによって(うぬぼれではなく)、中央に戻らざるをえない状況で、もとより右側で孤軍奮闘していた産経新聞が、なぜ今こんな体たらくなのだろうか。

 そりゃね、(社の方針に従わねばならない状況で)記者一人で気を吐いても虚しくなる気持ちはわかるけどな。
 だからといってこのエントリはないわ…。定期的に、なぜこんなグダグダの愚痴エントリをしているのか、理解に苦しむね。

人気ブログランキングへ

破壊外交-民主党政権の3年間で日本は何を失ったか-完全まとめ