EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

スーパームーン:十六夜の月

2016年11月17日 | 伊予松山歴史散策
月が地球に近付き、満月が普段よりも大きく見える「スーパームーン」が11月14日起こった。
しかし日本列島は曇天&雨天で鑑賞出来たのは、沖縄と北海道のみであった。
翌日、15日松山で雲の間隙を縫って夜空の雲の合間から十六夜スーパームーンが姿を見せた。

月は、地球の周りを楕円形軌道で回っており、地球との平均距離は、約38万4000Kmで、この日(14日)の最短距離は 35万6511 kmまで近づいた! 平成26年、平成27年よりもさらに近く、昭和23年以来68年振りとなる距離まで地球に近づき、今年最も小さかった満月よりも14%直径が大きく、面積は30%程大きくなったので明るく見え、硬貨で比較すると1円硬貨と100円硬貨くらいの差があると言われる。距離も2万7000Km近くなったそうです。

画像は、雲の合間から見えた「スーパームーン」でレンズは、60倍ズーム、1440mm相当で撮影。
撮影開始は、15日午後6時58分からから時間の経過で月の表面の文様が変わってくる。
松山市の月の出は午後6時02分でした。外気温は16、1度暖かい夜でした。


11月15日、午後6時02分が松山の月の出で我が家から撮った68年振りのスーパームーン。
雲が多く雲の合間から見える月をISOと露出補正を調整しながらの撮影。
望遠で撮ると月の移動が速く月をカメラの中心に修めるのが忙しい。
昨日は曇天で、本番のスーパームーンを観ることが出来なかったが、十六夜スーパームーンとなった。


多くの雲の間を駆け抜け色んな十六夜スーパームーンが観察出来た。


雲の間を駆け抜け色んな違った十六夜スーパームーンが観えた。


時々薄曇の影響で霧がかかった表情をする十六夜スーパームーン。


1440mm相当で撮った。厚い雲が少なくなくなると月の表側がよく見える。


十六夜スーパームーンの上部、沢山のクレーターが観える。
此れは地球に最接近のためか?


十六夜スーパームーンの下部で月の表側の下にある「ティコ」の位置がよく観える。
ティコ (Tycho) は、月面の南部に位置するクレーターで、非常に大きく(直径85キロ)、目立つので、双眼鏡程度でも見ることが出来る。
デンマークの天文学者・ティコ・ブラーエにちなんで命名されたそうです。
地球の直径は1万2,756km、月の直径は3,474km。


今年最も離れていて小さく見えた満月の日が4月22日と比べてみると、距離でいうと、約5万キロ近い約35万6500キロに縮まったそうです。
見かけの大きさは、11月14日の満月は、直径で約14%、面積で約30%も大きくなったそうです。
次にスーパームーンが楽しめるのは、平成30年(2018)で距離は356,570km。
そしてこの年のスーパームーンは、なんと1月1日!なんとお目出たい~!
ちなみに、次に今回と近い大きさのスーパームーンになるのは18年後の2034年で、今世紀最も近づくのは2052年だそうです。
2052年のスーパームーンは12月6日で、距離は356,421 km と予想され、月までの距離が 356,400 km以下になるのはとてもめずらしく、前回は1930年1月14日(356,397 km)、次回は2257年1月1日(356,371 km)なんだそうです。


今夜(11月17日)撮った月で、右上が少し欠けていた。
送電線の鉄塔は、四国電力の鉄塔。
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