現在の道後温泉本館は、耐震補強工事を兼ねて保存修理工事の最中で前期工事は終了し、これから後期工事に入り令和6年12月末完成予定である。
画像は、令和3年10月2日に撮影した現在の道後温泉本館保存修理工事の現況である。
保存修理工事の最中で前期工事は終了し、後期工事のため大きな工事用の素屋根の移動作業に取り掛かっている。
後期工事期間も営業をしながら、保存修理工事は行われる。
前期工事中の入浴入口は、旧正面入口からであったが、現在は、東側にある皇族専用の浴室(又神殿)入口の横側に変更している。
普段は、一般人は使われない入口なので是非体験されてみて下さい。
大正13年に増築された南棟と玄関棟で以後ここが入浴の正規入口(玄関)となった。
扁額の「道後温泉」は、道後温泉のシンボルで、昭和25年6月5日に獅子文六の小説、愛媛県津島町(現・宇和島市津島町)を舞台にした「てんやわんや」の映画ロケの際、道後温泉の証しとなるものがなく映画会社からの提案で松山市出身の村田英鳳画伯によって製作され掲示された。
現在の扁額は、額に傷みが生じたため、昭和61年に村田画伯により2代目の扁額として制作し掛替えられたものである。
明治25年9月、改築起工式を行い、同年27年4月10日竣工した道後温泉本館である。
三階手前の部屋が夏目漱石が湯上がりにくつろいだ部屋で、入館された方は自由に見学できるが、現在は工事中なので見学出来ない。
昭和21年12月21日、発生の昭和南海地震、この時は道後温泉の湯が止まった。
そして平成13年3月24日、発生した芸予地震にも耐え抜いた。この時は少し湯が濁ったそうだ。
保存修理前期工事であった「又神殿・霊の湯棟」の工事は終了し、入浴入口も変更になった。
又神殿・霊の湯棟。
明治30年6月19日、本館東側に特別湯と御召湯が町議会で決議され増築、同32年7月5日、この当時の文部大臣であった樺山資紀から「霊」の字を揮毫したものが届いたので、これを特別湯の湯釜に彫刻、また御召湯の湯釜の銘は、小松宮彰仁親王の揮毫で「健歩如故」を彫刻した。
この時、特別湯を「霊の湯」に御召湯を「又神殿」と改めたのである。
注:「又(ゆう)神殿(しんでん)」その命名の由来は、湯王の盤の銘文には、「一日、真摯に心の古い汚れを取り除き、心を新たにしなさい。そうやって日々に新たになり、また次の日も新たにしなさい」とあり、「また新しく出来た殿」と言う意味で命名したとある。
皇族の方が道後へ来られたときに、温泉にお入りいただくために造ったもので、実際に又神殿に訪れた天皇は、昭和25年3月15日、松山に行幸された際の昭和天皇だけである。
※ 全国で唯一道後温泉本館に造られた皇族専用の施設(浴室)である。
道後温泉は、コロナの緊急事態宣言により閉館していたが、10月1日から解除となり皇族専用の玄関(又神殿入口)から入口が変更となり早速入浴客が訪れた。入浴できる人数には制限がある。
又神殿の御成門右側に設置された特別入浴入口。
道後温泉の臨時の表示版も開示された。
入口には「道後温泉本館入浴のご案内」が掲示された。
道後温泉本館保存修理工事の支援についてお願いの表示版。
道後温泉本館保存修理工事、前期工事(又神殿・霊の湯棟)が完成した。
保存修理工事は、平成31年1月15日から始まり大きな工事用の屋根が造られた。
前期工事は終了し、テントは外され大きな素屋根は後期工事のため正面に移動する工事が始まった。
後期保存工事の素屋根の移動が終わると工事用のテントが屋根に張られる。
コロナの緊急事態宣言が、43日振りの10月1日に解除となり道後温泉商店街にも少しであるが観光客が訪れた。
平成6年、道後温泉本館建設100年周年記念事業の一環として作られた「坊っちゃんカラクリ時計」は、コロナの緊急事態宣言により上演を休止していたが、10月1日から解除となり、上演を再開した。
コロナの緊急事態宣言により、運行を休止していた「観光列車・坊っちゃん列車」も43日振りの10月1日から運行を再開した。
重要文化財 道後温泉本館保存修理工事の案内。
重要文化財 道後温泉本館保存修理工事の工程表。
重要文化財 道後温泉本館保存修理工事、後期の工程表。
令和6年12月末日、保存修理工事完了予定。
ブログ主様、このような内容大変恐縮ですが、皆様に今一度知って頂きたい事があり、失礼ながら書込ませて頂きました。
今回立憲民主党が組む共産党は皇室や自衛隊、日米安保等の廃止を目指し、北朝鮮等独裁国家と同じ共産主義であり、
そこと組む立憲民主党への1票は共産党への1票となる事を知って頂きたいです。
国民として忘れてならない2009年、マスコミの全面応援で誕生した民主党政権は、その3年間で公約をほぼ全て反古にし(公約に反し消費も増税)、
超円高誘導で国内産業が空洞化、株価は8千円代まで下がり、日本経済は当時破綻寸前まで追込まれた事は周知の通りです。
自民党政権に戻り、成果面が報道されぬ中、経済を戻し失業率を統計来一番下げ、就業者数は歴代政権2番目に増やしており(コロナ前)、
前政権で悪化した日米同盟を修復、安全保障を強化し、世界における日本の地位を向上した事実は各国の評価を見れば明白です。
メディアに流されず、客観的事実を見なければ再び国民生活に直結した2009年の悪夢を繰り返しかねない事、
その為に国民1人1人の投票で政権をも決定する重さをどうか知って頂きたいと思い、こちらを貼らせて頂きます。
https://pachitou.com/2021/08/15/国民の敵マスゴミとの戦いの正念場/
長文、大変申し訳ありません。