第1回目から、毎年出展している駒ヶ根もみじクラフト。
地元のクラフトマン以外で、凝りもせずに毎年出展しているのは、juconくらいではないだろうか?
昨年までは、前日、早い人は前々日から行って、ブースの場所取りをしなくてはいけなかったのが、今年からは実行委員会の方で、場所を決めることに。
毎年の場所取りは、とても苦痛で、地元の人、時間のある人が、いい場所を取ってしまい、遠くの人、忙しい人は、残りカスのような場所しかない。
今年のシステムは、一見、この問題が改善されたように見えるが、実は、事前に現地に行けば、出展場所の予約できるというシステムに変わっただけ。つまり、相変わらず、地元の人、時間のある人が有利なシステム。さらに、予約のできなかった人は、もう場所が決められているので、残りカスから選ぶ権利も失われたわけです。
で、juconはこんな場所。かなり斜め。
ベンチのラインなら、わりと平らなのに、なぜこんな端に寄せられているかというと、向かい側にも出展者がいるから。
何もこんなにつめこまなくてもいいじゃんと思うけど、決められてしまっているから、ここでやるしかない。
ところが、手前の青い屋根のテントの人はいつの間にかどこかに移動してしまった。
空いている場所で、そちらの方が良ければ、移動していいいらし。なんとも適当なシステムだ。
一度テントを立てて、作品を並べてしまったら、なかなか移動するのは億劫。
僕は、この斜めの場所で、2日間やることにしました。
しかし、あとでわかったのですが、ここはまだマシな場所でした。
例えば、こんなところに出展させられた人も。
こちらはAエリア。ほとんど平らな場所がなく、巨大な岩がゴロゴロ。
その一番、谷間のところ、赤い矢印のテントのところは、もう人が歩くような場所ではない感じ。そしてブース内にも巨大な石。
反対側から見ると、崖の下に出展している感じ。
そこに出展していた女の子と、ちょっとお話をしたんだけど、この場所は子どもしか通らないって。いい大人がわざわざこんな足場の悪い場所を歩かないよね~
搬入も大変で、せめてもの救いは雨が降らなかったこと。一番低い場所なので、雨が降ったら、きっと大変なことになっていたでしょう。
そして、ココもひどかった。
juconと同じFエリア。
この写真ではわかりにくいですが、右側には、3つテントが並んでいます。そして、その先は行き止まり。
わかりやすいように、色を付けてみました。
一番奥の赤いテントの人、ほとんどお店が見えません。この先、道があるなら、人も通るでしょうが、ほとんどの人が、このお店に気がつかなかったのでは?
そもそも、会場マップにエリアは掲載されていますが、ナンバリングはしてありません。
例えば、juconがF-05って言ったて、Fエリアに行っても、どこにjuconがいるのかわからない。ブースの並び方もきれいに番号順になっているわけではないんです。
導線が全く考えられているとは思えないブース配置。お客さんがどういう順番で見ていいのかわからない。
ということは、お客さんがお目当ての作家さんを探すのも大変ってことです。例えば、「Cの何番はどこですか?」ってお客さんに聞かれても、Cエリアは教えてあげられるけど、詳しい位置は、ほとんどの人がわからない。その証拠に、スタッフさんたちがお昼のお弁当を配るのに、目的の場所に行けないんです。スタッフさんたちが右往左往するのを何度も見かけました。もちろん、お客さんが迷っているのも何度も。
これって、いったい誰のためのクラフトフェアなんでしょうね?
見る人のことも、売る人のことも考えられていないように感じました。
今回から会場が変わって、以前には予測できないこともあったとは思いますが、10年もやって来て、導線も考えられない、出展者をつめこむだけつめこんだ感じのこのイベント、うがった見方をすれば、少しでも出展者を増やして、出展料が欲しかっただけと受け止められてもしょうがないのでは?
もしこの会場で、再びやるのならば、もっと出展者数を減らして、ちゃんと展示できるエリアを確保し、お客さんにも見やすいようにしなくてはいけないんじゃないでしょうか。
飲食ブースが増え、音楽ステージもあり、チンドン屋さんも練り歩く。地元優先のシステムを見れば、これは地域活性化のためのイベントだったのかな? お祭りのようなイベントに、なかなか手作り品のよいモノを買おうというお客さんは集まらないですよね。
個々のスタッフさんたちは、とても一生懸命やっているように見受けられましたが、コンセプトが、地域活性化、お祭りで人がたくさんくればいいだけのイベントならば、もうここには出展する意味を見出せません。
10年出続けて、そのうち素晴らしいイベントになるではという思いもありましたが、今回でjuconはもみじクラフト、卒業することにしました。
って、遅いか?(笑) もう、以前から出ている人はほとんどいないもんね。
まあ、これは僕の目から見たもみじクラフトなので、もしかしたら、他の方は違う印象を受けて、とっても素晴らしいって言っている人もいるかもしれません。このイベントが、今後も続くようならば、やっぱりいいイベントなのかもしれませんが、僕はやっぱり群馬の森とか、多摩くらふとフェアとか、ごてんばアート・クラフトフェアのようなスタッフさんたちが熱い思いでやっているイベントに優先的に申込みたいと思います。出られるかわからないですけどね(笑)
来場者数とか、売上とかよりも、やっぱり主催者のクラフトに対する思いが大事なんですよ。
ここで出会った人たちとは、また違ったイベントでお会いできればと思っています。
例えば~ 木曽の手仕事市とか、おてんとさんぽとかかな~ 杜の市は、場所取りシステムが変わらないようなら、申し込まないつもりです。
そこにjuconが必ず出られるとは限りませんが、もし出展出来たら、遊びに来ていただければと思います。
そんなところには、わざわざ行けないよう~ という方で、でもjuconの作品が欲しいっていう方は、ぜひminne(通販)から!(笑)
今回は、イベント全体の話から書きましたが、次回はjuconがどれだけヒマだったかを書きます(笑)
ヒマでも、多少の新規のお客様、忙しいところ、わざわざ足を運んでくださった常連さんなど、いいこともいっぱいありました。
ということで、そのお話はまたあとで~
「minneハンドメイド大賞2017」エントリー作品
ピアノ型ティッシュボックス
クジラ型工場
クジラの飛行船
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地元のクラフトマン以外で、凝りもせずに毎年出展しているのは、juconくらいではないだろうか?
昨年までは、前日、早い人は前々日から行って、ブースの場所取りをしなくてはいけなかったのが、今年からは実行委員会の方で、場所を決めることに。
毎年の場所取りは、とても苦痛で、地元の人、時間のある人が、いい場所を取ってしまい、遠くの人、忙しい人は、残りカスのような場所しかない。
今年のシステムは、一見、この問題が改善されたように見えるが、実は、事前に現地に行けば、出展場所の予約できるというシステムに変わっただけ。つまり、相変わらず、地元の人、時間のある人が有利なシステム。さらに、予約のできなかった人は、もう場所が決められているので、残りカスから選ぶ権利も失われたわけです。
で、juconはこんな場所。かなり斜め。
ベンチのラインなら、わりと平らなのに、なぜこんな端に寄せられているかというと、向かい側にも出展者がいるから。
何もこんなにつめこまなくてもいいじゃんと思うけど、決められてしまっているから、ここでやるしかない。
ところが、手前の青い屋根のテントの人はいつの間にかどこかに移動してしまった。
空いている場所で、そちらの方が良ければ、移動していいいらし。なんとも適当なシステムだ。
一度テントを立てて、作品を並べてしまったら、なかなか移動するのは億劫。
僕は、この斜めの場所で、2日間やることにしました。
しかし、あとでわかったのですが、ここはまだマシな場所でした。
例えば、こんなところに出展させられた人も。
こちらはAエリア。ほとんど平らな場所がなく、巨大な岩がゴロゴロ。
その一番、谷間のところ、赤い矢印のテントのところは、もう人が歩くような場所ではない感じ。そしてブース内にも巨大な石。
反対側から見ると、崖の下に出展している感じ。
そこに出展していた女の子と、ちょっとお話をしたんだけど、この場所は子どもしか通らないって。いい大人がわざわざこんな足場の悪い場所を歩かないよね~
搬入も大変で、せめてもの救いは雨が降らなかったこと。一番低い場所なので、雨が降ったら、きっと大変なことになっていたでしょう。
そして、ココもひどかった。
juconと同じFエリア。
この写真ではわかりにくいですが、右側には、3つテントが並んでいます。そして、その先は行き止まり。
わかりやすいように、色を付けてみました。
一番奥の赤いテントの人、ほとんどお店が見えません。この先、道があるなら、人も通るでしょうが、ほとんどの人が、このお店に気がつかなかったのでは?
そもそも、会場マップにエリアは掲載されていますが、ナンバリングはしてありません。
例えば、juconがF-05って言ったて、Fエリアに行っても、どこにjuconがいるのかわからない。ブースの並び方もきれいに番号順になっているわけではないんです。
導線が全く考えられているとは思えないブース配置。お客さんがどういう順番で見ていいのかわからない。
ということは、お客さんがお目当ての作家さんを探すのも大変ってことです。例えば、「Cの何番はどこですか?」ってお客さんに聞かれても、Cエリアは教えてあげられるけど、詳しい位置は、ほとんどの人がわからない。その証拠に、スタッフさんたちがお昼のお弁当を配るのに、目的の場所に行けないんです。スタッフさんたちが右往左往するのを何度も見かけました。もちろん、お客さんが迷っているのも何度も。
これって、いったい誰のためのクラフトフェアなんでしょうね?
見る人のことも、売る人のことも考えられていないように感じました。
今回から会場が変わって、以前には予測できないこともあったとは思いますが、10年もやって来て、導線も考えられない、出展者をつめこむだけつめこんだ感じのこのイベント、うがった見方をすれば、少しでも出展者を増やして、出展料が欲しかっただけと受け止められてもしょうがないのでは?
もしこの会場で、再びやるのならば、もっと出展者数を減らして、ちゃんと展示できるエリアを確保し、お客さんにも見やすいようにしなくてはいけないんじゃないでしょうか。
飲食ブースが増え、音楽ステージもあり、チンドン屋さんも練り歩く。地元優先のシステムを見れば、これは地域活性化のためのイベントだったのかな? お祭りのようなイベントに、なかなか手作り品のよいモノを買おうというお客さんは集まらないですよね。
個々のスタッフさんたちは、とても一生懸命やっているように見受けられましたが、コンセプトが、地域活性化、お祭りで人がたくさんくればいいだけのイベントならば、もうここには出展する意味を見出せません。
10年出続けて、そのうち素晴らしいイベントになるではという思いもありましたが、今回でjuconはもみじクラフト、卒業することにしました。
って、遅いか?(笑) もう、以前から出ている人はほとんどいないもんね。
まあ、これは僕の目から見たもみじクラフトなので、もしかしたら、他の方は違う印象を受けて、とっても素晴らしいって言っている人もいるかもしれません。このイベントが、今後も続くようならば、やっぱりいいイベントなのかもしれませんが、僕はやっぱり群馬の森とか、多摩くらふとフェアとか、ごてんばアート・クラフトフェアのようなスタッフさんたちが熱い思いでやっているイベントに優先的に申込みたいと思います。出られるかわからないですけどね(笑)
来場者数とか、売上とかよりも、やっぱり主催者のクラフトに対する思いが大事なんですよ。
ここで出会った人たちとは、また違ったイベントでお会いできればと思っています。
例えば~ 木曽の手仕事市とか、おてんとさんぽとかかな~ 杜の市は、場所取りシステムが変わらないようなら、申し込まないつもりです。
そこにjuconが必ず出られるとは限りませんが、もし出展出来たら、遊びに来ていただければと思います。
そんなところには、わざわざ行けないよう~ という方で、でもjuconの作品が欲しいっていう方は、ぜひminne(通販)から!(笑)
今回は、イベント全体の話から書きましたが、次回はjuconがどれだけヒマだったかを書きます(笑)
ヒマでも、多少の新規のお客様、忙しいところ、わざわざ足を運んでくださった常連さんなど、いいこともいっぱいありました。
ということで、そのお話はまたあとで~
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