先日のブログで、携帯電話のカメラの方が、デジカメよりも画素数が多いのに、色がきれいに出ないということを書いたのだが、今回、取材を通してプロのカメラマンの方とお話する機会があったので、デジカメの性能をどこで判断するのかをを聞いてみた。
そこでお聞きしたことが、画素数の他に”CCD"というのが大事な判断基準になると教えていただいた。
”CCD"とは撮影素子。詳しい説明は覚えていないが、これは35ミリフィルムに対する比率がどのくらいというようなお話だったと記憶している。
35ミリフィルムを1とした時に、それに対して、どのくらいの撮影素子があるかというのが大事らしい。(この説明が合っているのかも怪しいが)
これを踏まえて、今日ヨドバシカメラさんに行ってきた。
陳列されているカメラは3万円代から4万円代が主流のようだ。
その中に”CCD"の数字が確かに表示してあるものもあった。でも、ないものもある。
画素数は600万画素あれば、十分というお話を聞いていた。
一応、予算は2万円くらいと思っていたのだが、それを満たす機種は一台しかなかった。
しかし、それは記録メディアがXDカード。
出来れば、SDカードのものが良いと思っていたので、これは外す。
2万円代の機種は2~3台。
これは乾電池を使うタイプ。今は携帯のように、充電式が主流のようだ。
とすると、やっぱり3万円は出さないといけないということなのか。
そこで、店員さんにお奨めの安いものはないかと聞いてみた。
店員さん、「ご予算は?」と聞くので、しょうがなく「3万円」と応える。
「3万円代なら、けっこうありますよ。」と店員。
いや、3万円以内なんだけど、と心で思いつつ、お奨めを見せてもらう。
「Sonyのこれはどうですか?」
Sonyは記録メディアがメモリースティックだったよな。
「えっと、記録メディアって、何が主流なんですか?」
「SDカードが多くのカメラで使われてます。」
やっぱりな~。やっぱりSDだよなと思いつつ、「SDカードのヤツが欲しいんですけど。」と言う。
「じゃあ、こちらはどうでしょう?」
なんだ?3万5千円もするじゃないか!
「こちらだったら、1010万画素で、SDカード、CCDも1/1.8です。」
「1010画素もいらないので、もっと安いのありません?」
「でも、これすごい使いやすいですよ。」
「・・・」
「3万2千円に出来ますけど。」
あれ!?ちょっといいかも。(笑)
「他の機種は、だいたいCCDが1/2.5ですけど、こちらは1/1.8だし、初心者用でとっても使いやすくて、一番売れています。」
これ、いいかもと思いつつも、「何かオマケしてくれます?」って聞いてみたら、「じゃあ、モニターの保護フィルムをつけましょう。」
あ~、もう買っちゃおう!!
というわけで、ついに買っちゃいました。
上が5年以上使っていた、150万画素のデジカメ。
下が今回、購入した1010万画素のデジカメ。その差はなんと約7倍。
何度も落としているので、電池のフタがちゃんと閉まらず、撮影中に急に電源が切れることもしばしばだった。
この写真は携帯電話のカメラで撮ってみました。
そして、新しいデジカメで撮ったのが下の写真。
やっぱり色が全然違います。
長い間、ご苦労様でした。