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(あなたの知らない海の世界)

自然エネルギーって?

2011-03-31 07:27:49 | 原発
原発に代わるエネルギーを考えよう!
やっぱり自然エネルギーでしょう・・・



って、そもそも自然エネルギーって何?

大地の恵みから得られるモノを利用したら自然エネルギー?


そしたら、石油も石炭もウランも自然エネルギー?
のわけないか。

じゃあ、枯渇しない資源を利用したものが自然エネルギー?
太陽だって、あと何十億年か後にはなくなっちゃうよ。(笑)


やっぱり環境に優しいものでしょう!
えっ、じゃあ「環境に優しい」ってなに?


例えば、Co2排出するエネルギーは環境に良くないって言われます。
地球温暖化による異常気象や、海水面上昇、気候の変化等々・・・



Co2排出は良くない!出来るだけ少なくしましょう。
「そうだ、牛のゲップには大量のCo2が含まれているので、牛がゲップしないような餌を作りましょう!う~ん、これは地球に優しいですね。」
って話を聞いたことあります。
それって本当に良いことなの?なんか違う気がします。


また、もしCo2が増えることの影響が温暖化ではなく、ゴキブリがどんどん減るだけだったら、こんなに問題になるでしょうか?(笑)




つまり、Co2の排出は人間の住む環境には良くないってことなんだと思います。
環境に良くないは、その頭に人間が付くんです。人間環境に良くないって。



地球に優しいって、言葉があります。
牛のゲップ問題から考えても、人間に都合の良いことが地球に優しいって置き換えられているような気がするんです。地球の何十億年の歴史からみれば、多少Co2が増えたって痛くも痒くもないのかも。(笑)





原発が使えなくなって、電気が足りません。
じゃあ、使っていない火力発電を使って、電気をジャンジャン作りましょう!原発なくても大丈夫!!

って、今までCo2排出しないようにってことで、原発使ってたんでしょう。
電気が足りなくて不便だから、火力発電使っちゃおうって、おかしくないですか?
便利さのためなら、Co2排出もしょうがないでしょうってことですか?


地球のことを考えているなんて言っちゃって、けっきょく人間の都合の良いようにしているんです。

それでも、僕たちは人間です。
牛やゴキブリの気持ちになって考え、行動することは出来ません。(笑)

人間が豊かに便利に、それでいてなるべく他のものを犠牲にしないようにって考えろってことになるのでしょうか?


だいたい生きるってことは、けっきょく何かの犠牲に上に成り立つものなんでしょう。
僕たちが、肉や魚、野菜を食して生きているように。



僕の考える自然エネルギーって、使っても使わなくても減っちゃうもの、使っても使っても減らないもの、そういうものを利用することかなって思います。そしてエネルギーを作る時、ゴミが出ない方がいいですね。



まだ、何もわかってないです。
これから、ちょっとずつ勉強です。





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男のダイニングテーブル!!

2011-03-30 21:26:53 | Weblog
家具屋のブログなのに、家具の話はほとんどないんですが、今日は珍しく仕事の話。(笑)



震災や原発事故がなくても、ヒマなjuconです。
年始から、やっぱりヒマそうな雰囲気でスタートし、あまりにもヒマなのでオーダーをいただく夢を見たんです。
そしたら、その翌日にお問い合わせが2件も!



一件はその後、ご連絡をいただくことはなかったんですが、もう1件、つまり今日納品に伺ったお客様のオーダーはいただけたんです。

で、そのお客様が独身男性。
こんなことは今までなかったんです。

本来は男の人に好まれるかと思っていたjuconの家具ですが、実は全く違って98%くらいが女性のお客様。
もう今では、女性が買いたくなるような家具はどんなものか?って思考回路になっていたんです。(笑)


でも、ついに来た!?
男っぽいテーブルをつくる時が!!(笑)






で、納品して来たテーブルがこちら!!




もう、このガッチリとした脚が男らしい!?

そして、今回はベンチがテーブル下に収納出来るように、脚をテーブルトップの幅いっぱいに広げました。
これでさらに男らしくなった気がします。(笑)



でも、こちらのお客様は、実はお母様と2人で暮らされているようで、だから「男のダイニングテーブル」と言いきってしまうのはちょっと・・・

やっぱり「大人のダイニングテーブル」にしとこう!(笑)






帰り際、お母様に「大事に使います」っておっしゃっていただきました。
なんか、すごいうれしいです。「素敵な家具」って言われるのもうれしいですが、「大事に」って言われるの痺れます。


たくさん使ってあげてください。
大事に使うっていうのは、キズやシミを気にして使うということではなく、愛情持っていっぱいいっぱい使っていただくことだと思います。



帰りは朝霧高原を通って帰って来ました。
青い空にそびえる富士山を眺めていると、今起きている悪夢のような事故が、まるで嘘のようにのんびりとした時間が流れていました。

早く平和になるといいですね。





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クリーンな社会へ

2011-03-30 07:48:55 | 原発
原発について知れば知るほど、ネガティブなことが出てきます。

それは今回の事故に関することだけでなく、権力的な話に至るまで・・・
原発を知ることで、社会の汚れた部分まで見え隠れして来ちゃうのです。


なぜ日本では風力発電、太陽光発電、地熱発電等々、そう言った自然エネルギーでの発電が進まないのでしょうか?
資源が少ない日本でこそ、そう言ったものを積極的に利用していかなければいけないのでは?


自然エネルギーのこと、全然知りません。
少し、勉強してみないとです。






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原発事故、最悪になるか、ならないかの判断基準

2011-03-29 13:37:22 | 原発
日々、いろんな情報が入って来ます。


細かい数値を言われても、素人にはほとんどわかりません。

では、本当に危険な事態なのかどうかはどうやって判断すればいいのでしょう?



放射性物質や放射線は、今後もずっと出続けるのは間違いないと思います。
問題は、それが微量で狭い範囲にとどまるのか、高濃度のモノが広い範囲に飛び散るかだと思います。

高濃度のモノが広い範囲に飛び散るというのは最悪のシナリオです。
これだけは絶対に避けなければなりません。

このような状況にならないためには、一刻も早く冷却するシステムを復活させ、安定的に長期冷やすことが出来るようにすることです。電気が繋がっただけではダメなんです。
そして、長期的に冷やせるようになったら、原発を石棺のようなモノで覆ってしまえればひとまず終息と言えるのでしょう。(何年か先の話になると思いますが)


だから、現在行われている冷却システムの回復作業をしている間は、僕はまだ大丈夫だと考えます。あきらめていない証拠です。
しかし今後、現場で高濃度の放射能が確認され、この作業自体も出来なくなった場合、それは最悪のシナリオに突き進むしかないでしょう。

と言っても、現在でも過酷な作業が続いています。まさに命がけです。
今はまだ作業する人がいますが、この先作業する人がいつまでいるのでしょうか?

今、一見小康状態のように見えるのは、こういう方々のおかげだと思わなくてはいけません。




作業してくれる方がいらっしゃる間は、まだ希望があると思えるということだと思います。

マスコミの報道に一喜一憂するよりも、作業が続いている間はまだ何とかなるかもと考えた方がいいかも。
そこが判断基準ではないでしょうか?


あくまでも個人の見解ですけれど。





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微量のプルトニウム検出

2011-03-29 07:35:27 | 原発
ウランを燃やすとプルトニウムが出ます。
3号機では、プルトニウムを含んだMOX燃料が使われています。


プルトニウムが検出されても不思議ではありませんが、どこから出たのかということは気になるところです。

使用済み燃料棒を貯蔵しているプールなのか、炉心からなのか?
炉心から出たとすると、格納容器の破損が考えられます。(2号機はすでに破損していると思われます)


プルトニウムはアルファ線という強い光線を出しますが、紙1枚で遮断できるそうです。
また、今の段階では、その性質上これが広い地域に拡散されることは考えにくいです。


プルトニウム検出、それほど驚くニュースではないと思います。





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「知る」ということ

2011-03-28 17:14:51 | 原発
うちのテレビはワンセグ。

だから安定しては見られません。
肝心な時に画像が止まっちゃったり。(笑)



最近、Ustramっていうのを覚えました。(遅っ)

で、東電さんの記者会見などはこれで見たりするんですが・・・



画像の横につぶやき?チャット?リアルに視聴者のコメントが入るんですが、いい加減な事を言っている人も。
中にはすごいウソを平気で言っちゃっている。ウソついている人ほど、自信満々に言いきっちゃったりして。

でも、見ている人は、これがウソってわからない人もいる。
これがネットの怖いところ。情報発信している人がどんな人かわからないし。



ウソをウソってわからなかった人が、誰かにそのウソを伝える。そしてまた誰かに・・・


その情報って本当?って、考えないと。
誰かに伝える前に、本当かどうか自分で判断して、それから人に伝えないと。




「放射能って怖いよね」「うん、放射能って怖い」「放射能って怖いんだって」・・・
放射能のどういうところが怖いのかわかっている人って少ないんじゃないかな?


「放射能を浴びる」
前にも書いたけど、放射能とは放射性物質が放射線を出す能力のこと。
だから、「放射能を浴びる」って表現はおかしい。正しくは「放射線を浴びる」

これ2週間前に知った。こんなことも知らなかった。
こんなことも知らないのに放射能が怖いってことだけ、頭に埋め込まれている。


放射性物質だって、放射線だって、いろんな種類があって特徴がある。
一概に怖いものばかりでもない。もちろん怖いものもいっぱいある。
でも、その特性を知っていれば防ぐ事が出来る場合もあるわけ。


放射能は目に見えないし、やっぱり怖い。
確かに物理的には見えないけれど、知ることによって見えてくるところはたくさんある。
だから、知るってことは大事なこと。


厳ついオッサンが、話をしてみたら、実は優しかった。
みたいな。


家具のオーダーなんて敷居が高いと思ったら、思ったより簡単だった。
みたいな。


とりあえず、まずはご相談を! お見積りまでは無料です。

じゃない。(笑)



今、日本は戦後最大の危機。ここ何週間かがとっても大事だと思うんですよね。
こんな時にテレビでバラエティとか、ドラマとかやっていいのか?って思う。
息抜きも必要だけどね。


その枠の数時間だけでも、原発とか放射能とか、そういうものを池上彰さんがわかりやすく解説する特番にすればいいのに。(池上さんじゃなくてもいいけど)

もしかして、もうやっている?
やっぱり大人の事情でそういうのは出来ない?



原発、ヤバいみたいだけど、きっと誰かが何とかしてくれるんじゃないの。
なんて思ってたら、マズイんですよ。

今、瀬戸際。
もしかしたら大量に被ばくしちゃうかもしれないし、微量で済むかもしれない。

どっちにしろ、これからは放射能とのお付き合いをしていかなければいけないんだから、知っておいて損はないと思います。
知れば、対応出来ます。




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コバルト56について

2011-03-27 23:37:26 | 原発
東電さんの記者会見で、ヨウ素134はコバルト56の間違いだったと発表があった。
この時にはネットで調べてみても、コバルト56が出てこなかった。


ヨウ素134がコバルト56だったら、どう違うのか?
コバルト56がどのようなモノかわからないので判断出来なかったが、たぶんこういうことだと思う。


ヨウ素134は「核分裂によって生成されるヨウ素の放射性同位体」。
ということは、これが出ていたら、核分裂が起きている、つまり再臨界している可能性が大きいということではないだろうか。

しかしコバルト56は、「配管内のさびや水あかが放射線を浴びて変化したもの」と発表があった。
これを踏まえて、東電副社長は「再臨界」していないと言ったのだと思う。


そう解釈していいのかな。ちゃんと説明してくれる人が欲しいです。






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原発事故の原因と今後

2011-03-27 08:53:25 | 原発
原発事故、いますごく大変な状況だと思うんです。
でも、何がどうすごいの?

テレビのニュースを見ていると、大変さがあまり伝わってこないと思います。


そもそもなぜこのような事故が起こってしまったのでしょうか?


原発事故の原因

通常、原発は炉心内にある燃料棒(ウラン)を核分裂させ中性子を放出させることでエネルギーを出しています。
この中性子のスピードが急過ぎると、とてつもなエネルギーを出してしまうので、わざとゆっくりさせるんです。
スピードが速いものが原爆になるんです。


中性子のスピードをゆっくりさせるのに水を使います。この水を減速材と言います。減速材もいろいろあるんですが、水を使う原子炉を軽水炉と言います。


このように原子核分裂の連鎖反応が一定の割合で継続している状態のことを臨界といいます。

だから原子炉が通常に運転している場合は臨界状態ということになります。



この状況で大きな地震が来ると、制御棒というのが飛び出して、核分裂を強制的に終了させます。
福島原発でもこのようになりました。地震と同時に原子炉は運転を停止したのです。





しかし核分裂を止めても、燃料棒にはすごい熱があるんです。
この燃料棒は運転が停止した後も冷却し続けなくてはいけません。


原子炉を停止しても冷却するということは非常に大事なことなんです。冷却しなければ燃料棒の熱で再び核分裂が始まるからです。しかし、地震と津波の被害で、この冷却のシステムが全て壊れました。

津波の大きさが想定外というよりも、この冷却システムが全て働かないということが想定外だったとも言えます。


炉心の中には減速材としての水が入っています。この水は冷却するのも兼ねているんです。
この水を循環させることで一定の状態を保てるのですが、冷却システムの破損により、炉心に水を送れなくなりました。

燃料棒はとても熱いので、炉心内の水はどんどん温度上昇していき水蒸気になります。
ということは水がどんどん減ってしまうのです。

燃料棒は常に水に浸かっている状態ですが、水が減ってしまえば棒が出てきてしまうのです。水から出てきてしまえば、更に発熱します。
燃料棒って直径1cm強なんです。とても細い棒。ジルコニウムっていう金属で出来ているんですが、高温になれば融けてしまいます。
だから、水を送り続けなくてはいけないんです。ヘリコプターや消防車で水を散布しているのはそういうわけなんです。
でも、そんなのはまさに「焼け石に水」。一刻も早く安定的に長期間、冷却出来るシステムを復活させるか、再構築するしかないんです。



炉心に水を送れなくなると、燃料棒が過熱し、圧力容器内の水蒸気が増えます。
そのため圧力容器内の水蒸気は格納容器に逃がし、水に入れることで容器内の圧力を下げます。しかしこれがうまくいかないのです。
そのため、格納容器内の圧力が上がり、格納容器が吹っ飛ぶ可能性が出てきました。
格納容器が吹っ飛べば、放射性物質が大量にばら撒かれることになります。
ですから格納容器が吹っ飛ぶ前に、その水蒸気を外部へと放出したのです。しかしその水蒸気にも放射性物質が含まれているのです。

現状では、水蒸気(放射性物質を含む)を出しながら圧力を保ち、放水等で炉心の冷却を行っている状況です。
しかし圧力容器に破損があれば、いくら水を注いでも、なかなか燃料棒を水に浸けておく状態には出来ません。実際に燃料棒が出てしまったという報告もされました。

燃料棒が水から出てしまうと、融ける可能性があります。
公式に発表があったかよくわからないですが、融けている可能性が大きいと思います。そして燃料棒が融け出すことを炉心溶融、つまりメルトダウンです。

メルトダウンしても、圧力容器内、格納容器内でとどまってくれれば、放射性物質が外に飛び出す量は少なくて済みます。
しかし、メルトダウンすれば、温度はどんどん上がり、再び核分裂が始まる可能性があります。再び核分裂が始まることを再臨界と言います。


再臨界すれば、その熱で圧力容器、格納容器は融け外部に流出することも考えなくてはいけません。
チェルノブイリは外部に飛び出し(格納容器は初めから無い)、スリーマイルは容器内にとどまりました。

今、福島原発はチェルノブイリとスリーマイルの間くらいになる可能性を秘めているんです。


そして忘れてはいけないのが、使用済み核燃料棒です。
使用済みと言っても、これは核分裂が止まっている状態だけで、熱はまだ持っています。圧力容器内にあるものとそれほど変わりがないということです。これも冷却しなければ再臨界する可能性があります。こちらは圧力容器にも格納容器にも入ってないのです。貯蔵プールの水がどうなっているのか?こちらもメルトダウンしている可能性があります。


このように自体はすごく深刻な状態です。
明日にでも、いや今日にでも大量の放射性物質が飛び交う危険性もあるのです。原発が1基でも、手をつけられない状態になれば、あとはもう逃げるしかないのです。


しかし、これは最悪の場合です。
僕の感覚(家具屋の感覚がこんな時にあてになるのか?)では、メルトダウンをしていても再臨界まではいかないのではと思っています。大量の放射性物質が飛び交うようなことはないでしょう。そうであってほしい。
これは僕なりにいろんな情報を見聞きして、自分で判断した結果、現状ではそう思うということです。


でも、買占めなんかしている人は、普段から危機管理、正しい情報の選択能力がない人だと思うので、今のうちに逃げた方がいいでしょう。そういう人たちは、避難勧告が出てからでは正常な行動が出来ないでしょう。危機に対して過剰な予防をするんだから、今すぐ逃げてください。そのほうが本当に危機の時に、他の方をパニックに巻き込まなくて済みますから。


冷静に対処出来る人は、自分で正確な情報を入手する努力をしてください。そしてご自分で判断してください。テレビで言っていることが必ずしも正しいとは限りません。

こうなったからには最良の場合で納まったとしても、ある程度の放射性物質は出続ける状態が続くと思います。常に放射性物質が身近にあることになると思います。
これからは、放射性物質とどう付き合って生活をするかということが課題になるんだと思います。



いつも書いていますが、この文章はあくまでも素人の(くどいようですが本来は家具屋です)僕の考え方であって、現在時点でのにわか知識の中で書いているものです。
わざとではないですが、もしかしたら正しくないことが書いてあるかもしれません。
信頼性のある文章かどうかはご自分でご判断ください。






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原子力発電って?(3)

2011-03-26 12:48:03 | 原発
発電の仕組み、発電所の構造はだいたいわかった。

じゃあ、どうして原子力発電が必要なの?風力でも水力でも火力でもいいじゃん。



そこでまたまた調べてみる。


ここでは詳しく書かないけど、他の発電に比べると、もっともらしいメリットがいろいろ出てくる。なるほど、そりゃ、そうだ!って思うこともあるけど、もちろんデメリットも・・・
メリット、デメリットも微妙に違ったり。



正直、何が本当だかわからない。
それはそれぞれの思惑があり、意図を持って説明しているモノが多いから?



だから、これが本当!ってことは書けない。真実がわからないから・・・










ここからは僕の想像で書きます。事実と異なっていても、想像なので文句は言わないで。(笑)



<小説>日本の原子力

日本における原爆の研究は1941年スタート。その2年後にはウラン235を濃縮させた原爆製造が可能という結論に達したが、実際に原爆を製造するまでには至らなかった。


1945年第2次世界大戦終戦。敗戦国日本は連合国より原子力に関する研究が全面的に禁止された。





1952年、サンフランシスコ講和条約が発効。日本における原子力研究は解禁されることとなった。


ここで、後に「原子力の父」と言われるS氏がアメリカの強力なバックアップを受け、原発推進へと動く。
総理大臣になろうと執念を燃やすS氏は原発を推進することによって、政界、財界に大きな影響力を持とうとする。
こうして一人の実業家の野望を叶える手段として、原発は国策として推進されることになった。

原子力の平和利用という名目の裏には、いつでも原爆を作れるようにという思惑もあった。これが日本に原発が出来るキッカケである。


原発の燃料はウラン。
資源の少ない日本にとって、情勢が不安定な中東諸国から原油を輸入するよりも、世界的に幅広い地域で採取出来るウランは、安定供給という点で優れていた。
しかし核分裂に必要なウラン235は、ウラン全体の0.7%しかなく、この割合のままではエネルギー源として使えないのである。そこで、このウラン235を濃縮する必要があるのだ。
ウランを採掘し、濃縮する過程の中でも、放射能汚染で空気も土壌も汚れて行く。採掘地域の住民たちが被ばくしている事実まで考える人は少ないだろう。

ウランは少量で大きなエネルギーを出せる。他の原料に比べると輸送コストも少なく、また備蓄もしやすい。


濃縮されたウランはペレットという形になる。



ペレット一つはこんなもんである。
このペレットが燃料棒という棒の中にギッシリ詰るのだ。

発電に使われた燃料棒はウラン、プルトニウムを含む放射性廃棄物となる。
使用直後はすぐには冷めないので、原発内にある貯蔵プールで3年~5年ほど保管される。そしてこの廃棄物はドラム缶に入れ地中へと埋められ、その管理は300年に及ぶ。


一方、この使用済み核燃料からウラン、プルトニウムを取り出し再利用することも考えられた。
原料のウランも採掘し続ければ、いずれなくなってしまう。基本的には他の化石燃料と同じだ。
しかし再利用が出来れば、長期にわたって安定的に供給出来るのだ。

そのために再処理工場が出来、発電しながら燃料を増やすことが出来る高速増殖炉を作ろうとした。このサイクルが確立すれば、原子力による発電のコストは非常に低くなるのだ。

しかし世界は高速増殖炉をあきらめた。それはあまりにも危険が大き過ぎるからだ。


日本は、多大なお金を原発にかけてきた。このサイクルを確立しなければ、原子力のメリットがほとんどなくなってしまう。
そんな時、「もんじゅ」の事故が起きたのだ。

高速増殖炉の目処が立たなくなったため、プルトニウムの使い道に困った。プルトニウムは原爆を作るしか役に立たないのだ。そこで、今度はプルサーマルに転用する。
プルサーマル方式とは、プルトニウムを従来の原子炉で使用するということだ。福島原発3号機はプルサーマルだ。
一見、エネルギーの再利用ということで経済的に思えるが、プルトニウムを現在の原子炉で使うには多大なコストがかかり、そこでも放射性廃棄物が出る。また技術的にも難しいので事故を起こす可能性も高くなる。
現在、プルサーマル方式に積極的なのはフランスのみである。


原発は電気を作るとともに、多大な放射性廃棄物も作っているのが現状だ。しかも、その処分方法が決まっていないものや、気が遠くなるほど長期的な管理、これらにかかるコストを考えれば原発には莫大なお金がかかると言えよう。
また原発の寿命は30年とも60年とも言われているが、使い終わった原発の処理にもまたお金がかかることを忘れてはいけない。





S氏はけっきょく総理大臣にはなれなかった。
しかし、その手段として使われた原発の心地よさに、我々はあまりにも依存し過ぎていたのでは?

快適な暮らしは後に膨大なツケとなって返って来るのは確実だ。
しかし、そのツケは次世代に任すはずだった。自分たちが生きている間は快適なはずだったんだ。


原発事故によって、次世代に回すツケは、自分たちに降りかかってきたのだ。


原発のメリット、デメリット。
それはあまりにもハイリスク、ハイリターンだったのかもしれない。







あとがき

ネット社会になり、あらゆる情報が簡単に手に入るようになりました。
その反面、情報過多からくる選択肢の多さ、真実の見極めは非常に難しいです。

原発について知ろうと思っても、どれが真実なのかわからない。
いろいろ調べて行く中で、気になった点をちりばめながら文章にしてみました。
中には本当?って思うこともありますが、興味深い話は入れてみました。
まだまだ書き足りないこともありますが、もう文章がうまくまとめられません。(笑)

つい2週間ほど前まで、原発のことなんて何も知らなかった僕が、ちょっとだけだけど原発の事をわかるようになりました。知るということは大事です。
ニュースを見ていても、内容が理解出来るようになって来たんです。少し成長?


僕は必ずしも原発反対と言っているわけではないです。もしかしたら、この事をキッカケにもっと良い原発が出来るかもと期待する気持ちもあります。
しかし現状の原発、特に使用済み核燃料の処理については疑問が多いです。解決策が見つからないまま使用するのはいくらなんでも無責任でしょう。


例え、事故にならなくても原発には大きな問題があること。

その問題を考えるキッカケに、ちょっとだけでもこのブログが役に立てれればと思います。






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原子力発電って?(2)

2011-03-25 16:00:03 | 原発
原子力の発電の仕方はわかりました。



核分裂の時に出る熱で水を沸かし、その蒸気でタービンを回して電気を作るんですが、この蒸気を直接使う方法を沸騰水型原子炉(BWR)。
沸かした水を利用して、別の水を蒸気に変えてタービンを回す方法を加圧水型原子炉(PWR)。


日本にはこの2つの方法があるようです。

で、今回原発事故があった福島原発はBWR。つまり沸騰水型原子炉です。


では沸騰水型原子炉の構造はどうなっているの?





原子力発電所の構造


ここから難しいので、大まかになります。(笑)



炉心  
核反応をさせる場所です。燃料棒があったり、制御棒があったり。水も入っています。


圧力容器
炉心の中は、核分裂で放射性物質や放射線がウヨウヨ?しているので、この容器で外に出ないようにしています。


格納容器
圧力容器から放射性物質や放射線が漏れた時のために、格納容器でさらに囲っています。


炉心が圧力容器の中にあり、その圧力容器は格納容器の中にあるんですね。
これが大まかな原子炉の構造。



で、それを建屋で囲っているわけです。


ここで気になるのは使用済み燃料は建屋の中にあるんですが、これがどのような入れ物に入っているのかがよくわからない。



とまあ、原子力発電所(沸騰水型)はこんな感じなんです。




ちなみにチェルノブイリは黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉で格納容器がなかったとのこと。福島原発とは構造が違います。




ところで、風力でも水力でも火力でも出来ることを、なぜ原子力でやるのか?

それはまた今度。







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原子力発電って?(1)

2011-03-25 08:57:21 | 原発
全く何も知らなかったし、知ろうともしてなかった。


原子力発電って?



発電の仕組み


そもそもどうやって電気が出来るのかも、よくわかっていない。


でも、昔の自転車にはダイナモっていうのがついていて、タイヤの回転を利用して発電出来るっていうのは知っていた。
で、風力も水力も火力も、そして原子力も、この回転の力によって発電するってことを知った。


原子力は核分裂の時に電気を発生するのか?なんて思っていたりもしたんだけど、そうじゃなかったのね。(笑)


簡単に言えば、核分裂の時に出る熱で水を沸かし、その蒸気でタービンを回して電気を作る。
けっこうシンプル。(笑)





このブログでは難しいことは書かない。
というか、書けない。にわか仕込みの知識だから。(笑)

でも、なんとなくでも知らないより知っていた方がいいかも。


そんな感じで、原子力発電について少し書こうかと思っている。
自分の勉強のために・・・

だから間違ったことを書いちゃうかもしれない。
その時は指摘してください。(笑)





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福島原発の現状

2011-03-24 23:43:41 | 原発
いったいどうなっているのか?
断片的な情報ばかりで、よくわからない。


そもそも原発の仕組みとか、構造をわかっていない。


で、ネットで検索してみた。






元原発設計者が福島原発の現状について講演(3月23日)






見てみた。


2時間16分。



長い。



でも、それほど難しくない。わかりやすい。
これまでの断片的な情報が繋がった気がした。


後藤氏も情報が不足していて推測で話す部分も多々あるが、この話を聞いた限りでは被ばくの恐れはまだかなり長く続きそう。




後藤氏の言った「原子力技術の破綻」この言葉が印象的だった。


もう、原発は無理だろう。









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放射能 放射線 放射性物質

2011-03-23 21:27:32 | 原発
どう違うの?

難しい・・・



物質から線(ビーム?)を出す能力が「放射能」。

物質にはヨウ素とか、セシウムとか、プルトニウムとかいろんなものがある。
この物質から、アルファー線、ベーター線、ガンマ線、中性子線などのビームが出る。
そのビームを出す能力を放射能っていう。この能力の強さを示す単位がベクレル。


う~ん、そんな感じ・・・ たぶん。



だから原発事故によって、物質が飛び出した。
飛び出した物質から、ビームが出ているから気をつけて。


ということだと思う。


ビームはずっと出ているわけではない。
徐々に弱まっていく。
でもそれは、物質の種類によって弱まる時期が違う。


また、ビームも紙一枚で防げるものから、鉄板も通してしまうものもある。
このビームが人体に影響を与える。その度合いを示す単位がシーベルト。



だから物質が体に触れたり体内に入ると、それがある一定期間ビームを出し続けるから、気をつけて。
と言っているんだと思う。


で、現在水道水や野菜に含まれていると言われているヨウ素131はベーター線とガンマ線を出す。
ヨウ素は体内に入ると甲状腺に集まる。ヨウ素131が甲状腺に集まり、そこでビームを出すので甲状腺に障害を起こす。



野菜は食べなければいいが、水は命の源でもあるから困った事態。水なしの生活は考えられない。
こればかりは買い占めるなとは言いづらい。


世の中、徐々に落ち着きつつあるようだったが、原発の影響は確実に迫ってきている感じ。



地震であれだけ冷静さを失う日本人、放射線の恐怖がこれ以上広がれば、本当にパニックになるかも・・・

水が買い占められたら、水道水を飲むしかないだろう。
分け合うってことはなかなか出来ないだろうね。そういう気持ちがある人は買い占めないし。






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