初めてのハンドメイドなんちゃら・・・
会場に到着して、以前出展したことにあるクラフトマンたちに様子を聞くと、イメージ的には
ショボい小規模なデザフェスという感じ。
出展者数はデザフェスの半分くらい？ 通路の幅も広いように感じられました。だったら、ブースの大きさをもうちょっと大きくしてくれればいいのにね～って感じ（笑）
とは言ってもね、大きなイベントには間違いない。出展料はデザフェス並みで経費はかかっている。ある程度の結果は出したいところ。
一畳という限られたスペースで、どれだけの結果を残せるのか？
お隣は滋賀県からいらっしゃっという多肉植物やサボテン、エアプランツ等を販売されているご夫婦？
素敵なディスプレーで、juconの作品もよく見えるか！？（笑）
奥様が、juconの作品をどこかの会場で見たことあるっておっしゃってました。
デザフェスとかクリマで、ご一緒になったことがあったのかもしれません。
そして、juconの後ろは、前回のクリマでお買い物してくれたオッサンでした。
こちらも滋賀県の方で、クリマでは何度かご一緒したことがある方でした。
気さくなオッサンで、イベント中、けっこうお話させていただきました。
今回のブースは角地だったので、この２組がお隣さんでしたが、どちらの作家さんも感じのいい方で、気持ちよく出展することが出来ました。
さて、初めてのハンドメイドなんちゃら初日、気がつけば、いつの間にか開場してましたが、こんな感じ。
通路が広いせいなのか、お客さんが少ない気がします。
う～ん、やっぱりこのイベントは、あまり期待できないかな～
それでも、juconのブースに立ち寄る方がパラパラ。
デザフェスやクリマでは、最初はみんなお目当ての作家さんのところに行くので、午前中にjuconのブースに足を運んでくれる方はほぼいません。
それなのに、お客さんがjuconのブースにいらっしゃるってことは、お目当ての作家さんがいない人たちが多いのか？
まあ、足を運んでくださるお客さんはいても、お買い物するお客さんはいない（笑）
いつものように、しばらくヒマな時間が過ぎていきます。 毎回のことですが、この時間が長ければ長いほど、全く売れないんじゃないかという不安が募ります。
そして、この不安な気持ちを打ち破ってくださったのが、昨年のデザフェスで知り合ったＡさん。
ビッグサイトのイベント出展の時は、毎回来ていただいていて、前回のデザフェスの時も一番のお客さんでした。
Ａさんの笑顔を見た時、地獄に仏？なんだかホッとしました（笑）
この日も数点のお買い物していただきました。差し入れまでいただき、本当にありがとうございました！
これで、ボウズの心配はなくなりましたが、今回の顔馴染みさんは、Ａさんのみの予定。
ということは、もう誰も知っている方がお買い物しに来てくれないということです。
顔馴染みさんで支えられているjuconにとっては、これは絶体絶命のピンチ！？
この後は、本当に作品だけの魅力で勝負です。
Ａさんにお買い物していただいた後、しばらくヒマな時間が続きました。
その時間を打ち破ってくれたのが、１０代？の女の子。
ロボ・ブローチをお買い物してくれました。
実は、前回の八ヶ岳クラフト市に来てくれたHobbitさんに、「ロボ・ブローチまだある？」って聞かれて、そういえば、自宅のどこかにあったような（笑）
で、探してみたらあったので、今回持って行ってみたんですよね。そのブローチをお買い物してもらいました～
ここから、ちょっと流れが変わった～
juconにしては、わりと早い時間から、お客さんがボチボチ来始めてくれました。
人気は風車とお座りロボ。お座りロボは
錆びさせてからの方が人気かも（笑）
屋内のイベントなので、風車の羽は回りませんが、興味を持っていただいた方には、
動画をお見せしています。
動画をご覧になると、だいたいのお客さんがお買い物してくれます（笑）
いつもとは違う出足のよさに、徐々に期待が膨らみます。
そんな時にいらっしゃってくださったのが、今までのjuconのお客さんにはいなかったタイプ。
３０代？のメッチャ爽やかなイケメン！
juconの作品と、その容姿が全然合わない感じですが、なんと彼が選んだのは～
コンテナ船ですよ～！
これ、まさかお買い物してくださるお客さんがいるとは思っていなかった。ほとんど僕の趣味で作りました。僕のお気に入りの作品。
それを、爽やかイケメン君が選んでいくとは～ これまた想定外。
お話をしてみると、以前
minneでお買い物もしてくださったことがあるとのこと。
juconがこのイベントに出ているのを知っていたのか、知らなかったのかわかりませんが、メッチャうれしい！
なんだ、なんだ、ハンドメイドなんちゃら、いい感じじゃないですか～
コンテナ船をお買い物してもらって、この日のピークが来たと思ってましたが、なんともう一山ありました～
その女性がやって来たのは、お昼過ぎくらい。juconの作品を気に入ってくださったみたいで、何か欲しい感じですが、なかなか決められない。それに、まだ来たばかりで、他の作家さんの作品も見てないってことだったので、「他も見てきます」って。
で、夕方くらいにまた来てくださったんですが、まだ決められない（笑）おそらく２０代だと思われる女性、きっと予算にも限りあるんでしょう。
迷っている間、作品以外のお話もいろいろしていたんですが、不思議なことに彼女とお話をしていると、お客さんがやってくる。お客さんが来るので、彼女は一歩引いたところで悩み続けてくれてました。
そして、ようやく彼女は決心したように、「これ、ください」って。
それが、まさかのこれ～
初代廃工場だったんです。
最近の作品は、これをベースに作ったモノで、原点的作品。
これを展示し始めたのは昨年からなんですが、買おうっていう人は誰もいませんでした。
僕も手元に置いておきたい作品だったので、これを欲しいっていう人がいないことを全然気にしていませんでした。
しかし、彼女が迷い迷って選んだのがコイツ～
迷った理由には、その価格にもあるかもしれません。２０代女性にしては、ちょっと高価なお買い物か？
しかし、いざお会計っていう時に、お金が足りなかった・・・
でも、彼女はすぐにお金をおろしに行ってくれて、三度juconのところに戻ってきてくれました。
というわけで、またまた僕のお気に入りの作品をお買い上げいただいちゃった！
もちろん、どれもこれもお気に入りの作品ですが、売れそうもないと思っている作品をお買い上げいただくのは、テンションが上がります。
その彼女、クジラ工場も欲しいって言っていたので、きっとjuconがツボだったのかもしれません。
前回の八ヶ岳でもそうですし、今回もそうですが、最近、若い方がjuconのコアな作品をお買い物してくださることが多くなったように感じます。
こういう方々いらっしゃってくださると、ますます創作意欲が湧きます！
この日は、外国人のお客さんも多く、なんとタイワニーズのお客さんが５組も。売り上げにだいぶ貢献してくれました（笑）
アジア人の英語はとても聞き取りやすく、それほど会話に困ることもありませんでした。
しかし、面白いことに、５組中３組が、廃墟をお買い物してくれたんですよね～
台湾の人って廃墟好きなのかな？
というわけで、なんちゃら初日は、なんと！通常のイベントの２日分くらいの売り上げがありました～
始まる前の感じでは、こんな好成績が出るとは思ってなかったので、かなりうれしい１日になりました。
しかし、２日続けて、好調ってことはまずあり得ません。
最終日、どうなるのか？
つづく
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