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jucon Solo Exhibitions
 メカ・ワンダーランド
(あなたの知らない海の世界)

浜名湖クラフトフェアに行ってきました。

2008-09-27 12:05:19 | Weblog
とは言っても、仕事じゃありません。今回は、お客さんという立場で。


本当は出展者として、行こうと思っていたんですが、選考からハズレ出展出来ませんでした。
juconを落選させるようなクラフトフェアには全く興味がなかったんですが(笑)、前々日になって急に友人のIKEちゃんから、浜名湖クラフトフェアに一緒に行きませんか?ってお誘いを受けました。

しかしオーダーもたまっているし、10月はクラフトフェアが二週連続であって忙しいので、お誘いを一度はお断りしたのですが、断った時のIKEちゃんの悲しそうな顔が目に浮かび、前日がんばって二日分の仕事をこなして、浜名湖に行くことにしました。


IKEちゃん、僕が一度断ったこともあり、それとなくカムポエさんもお誘いしていたようで、けっきょくIKEちゃん、カムポエさん、juconの3人でクラフトフェアに行って来ました。


集合はjuconの工房に早朝4時。この時はまだ、この日がこんなに長い1日になるとは思っていませんでした。


僕の周りのクラフトマン、もちろん僕も、どこに行くにも基本的にお金のかかる道路は走りません。
クラフトをこよなく愛するIKEちゃんも、その精神を持っています。
ですので、この旅も当然のように、ずっと一般道で浜名湖に向かいます。

juconの工房から浜名湖まで片道約200キロ。時間にして4~5時間。
3人とも運転免許を持っているのですが、僕は免許証を持ってくるのを忘れてしまい、カムポエさんはマニュアル車が運転出来ないということで、運転は全てIKEちゃんがすることに・・・。

道順自体は、御殿場に出てしまえば国道1号線で一直線。そんなに難しくはありません。
国道1号線、かなり広範囲でバイパスが出来ており、早朝出発したということもあり、渋滞もなくスムーズに走行できます。
一般道なのに信号もほとんどなく、まるで高速道路を走っているようです。


と、その時IKEちゃん、急に側道に入り、バイパスを降りてしまいました。
「えっ?なんで」
もしかして、あまりに順調なので、早く着き過ぎることを心配して、あえて信号の多い道に下りたのかと思いました。

「なんで、バイパス降りちゃうの?」
それとなく聞いてみると、IKEちゃんは「あんまりにも信号がないから有料道路に乗っちゃったんじゃないかと思って」って!
あ~、彼の心にはお金のかからない道は走らないというクラフトマンの精神が息づいていたのです。(笑)
そんなことを2回ほど繰り返したおかげで道にも迷い、さらにクラフトフェアの会場に近づき、案内が出てきても、そこに行くには有料の橋を渡らないと行けないとわかると、迂回路を探したりで、予定よりもけっこう時間がかかってしまいました。
でも有料道路を使わずに、会場周辺まで着いた時は、みんなに笑みがこぼれました。(笑)

しかし、クラフトフェア会場の駐車場に車を入れたところで、何だか違和感を感じました。
会場に出ているテントが、普段のクラフトフェアで見かけるテントと違い、商店街のお祭りで使うようなしっかりとしたテントだったのです。
しかも、クラフトフェアというノボリなどは一切出ておらず、もしかしたらこれは違うイベントの会場に来てしまったかも・・・。


IKEちゃん、すかさず駐車場の警備員さんに問い掛けます。
「あの~、浜名湖クラフトフェアって、どこでやっているんでしょうかね?」
警備員さんは、「クラフトフェア??」
その反応に、あ~やっぱりクラフトフェアの会場じゃなかったんだと確信しました。

が、しかし、その瞬間、警備員さんの手に、浜名湖クラフトフェアのパンフレットを発見!!
IKEちゃん、「あっ、ここに行きたいんです!」って歓喜の声をあげると、警備員さん、「じゃあ、ここに車を停めて下さい。」って。(笑)


え~、やっぱりここなんですか!
よく見ると、商店街のようなテントの向こうに、クラフトフェアでよく見かけるアウトドア用のテントをいっぱい発見できました。


なんだか、クラフトフェア会場に到着するだけで、かなりの労力と心労でした。(笑)
さあ、いよいよ300人近いクラフトマンたちの作品を見に行きます!


会場をグルグル周っていると、知り合いのクラフトマンが、けっこういらっしゃるわけで、そんな方々に声をかけながら、今日はお客さんとしてゆっくり会場を見て周りました。
普段、出展していると、なかなかじっくり他の方の作品を見ることが出来ません。
たまには、こうやってお客さんとしてクラフトフェアに参加するのも悪くはないなと思いました。

で、各ブースをゆっくり見て周っていると、すごい作品がありました。
この方は、けっこう有名な方らしいのですが、僕はその存在も作品も初めて知りました。
よくよく話を聞いてみると、作品は以前に雑誌等で拝見したことがありましたが、実際に作品を目の当たりにすると、そのすごさに本当に感動です。


で、いったいどんな作品かというと・・・









これ、みんな木で出来ているんです。
もう、本当にビックリです。
これらを作っている方はITO CRAFTさん。


木で、こんなこと出来るんだって!?
本当に素晴らしい技術と忍耐?だと思います。
あ~、世の中すごい人はいるんだなって、改めて思いました。


今回はお客さんとして、ちょっと冷静にクラフトフェアを見学。
どういうブースが人が賑わうのか?魅力的な作品って?いろんな角度から見てみました。
たまには、こういうのもいいかなって。誘ってくれたIKEちゃんに感謝です。楽しい1日でした!

って、いうわけには、実は行かなかったんですよね。(笑)
クラフトフェア見学終了後、いろんなハプニングが!

それは、また次回の機会にご紹介します。


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