1 弁護士人口論
1-1 計画経済的発想からの脱却
現在、司法修習生給付制維持問題と関連して、あるべき弁護士人口数について減員派と増員派との間で議論が戦わされている。
しかし、当職は、そもそも、「あるべき弁護士人口数」を設定すること自体に違和感を覚える。なぜなら、弁護士を職業として捉える限り、「あるべき弁護士人口数」は、他の各種の職業と同様に、供給と需要の関係によって決めるべきと考えるか . . . 本文を読む
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