知的財産研究室

弁護士高橋淳のブロクです。最高裁HPに掲載される最新判例等の知財に関する話題を取り上げます。

高部眞規子「クレーム解釈の将来」

2011-03-11 10:01:03 | 特許侵害訴訟

知財高裁の高部判事の論文です。

前半部分は、属否論におけるクレーム解釈についての説明と審決取消訴訟におけるクレーム解釈についての説明です。

後半部分で、属否論におけるクレーム解釈と無効の抗弁におけるクレーム解釈の齟齬について検討されています。高部判事は、両者に齟齬が生じることには抵抗感はあるものの、現実の事案では一致することが殆どであると述べておられます。

片山記念論文に収められています。 

 


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