貝紅 山形県
両面とも、紅花からとれる紅液を塗ってあり、水で湿らせて口紅として使います。
貝紅の表、金色に彩色されたはまぐりです。
絹裂織の小袋(鶴岡市松岡機業)、貝紅といっしょに山形旅行の折に求めました。
裂織というのは布を裂いて糸状にしたものを横糸にして織る技法のことです。
貝雛、雛人形は一刀彫、母が娘時代から持っていたもので、相当古いものです。
はまぐりは対となる貝殻としか組み合わせることができないので、昔から貝合わせなどに使われていました。
貝を着物地でくるんだもの、大きいのがはまぐり、小さいのがしじみです、これは友だちからのプレゼントですが、私も着物の端布でたくさん作ったことがあります。
友だちが作ってくれた赤ちゃん人形、お顔や体を赤い木綿布で作ったのが飛騨高山地方のさるぼぼです。