うさぎ 縮緬細工 金沢
縮緬の古布を使ったお細工物のうさぎ、デパートの加賀の物産展で出会い、当時縮緬のお細工物を復元しようという動きもあり、これをお手本にいろいろと作って遊びました。
ほおずき、かわいい赤い丸い実を、真四角の布を縫って包みます。
男の子は銀杏の葉に、女の子は紅葉の葉に乗って遊んでいます。
これは既製品、後の銀杏の葉が作りかけのもの、いくつか作りましたがプレゼントしてしまって、私が作ったものは残っていません。
友だちが作ってくれた金魚、布の模様を上手に生かしています。
まだ小さな蕾ちゃん、お気に入りでたくさん作りましたが、これひとつだけが残っていました、お手玉としても使えます。
市松人形用の着物、20年以上前になりますが、和裁をしたことがないので、まだ元気だった母に教えてもらって、縫い上げました。
お人形用なので、人間用とは前見頃や袵(おくみ)の幅などが違い、褄の部分もたっぷりです。
昔はかさねで着ていたので、長襦袢の上にこうして2枚かさねて着せます。
いただいた着物地で短い袖しかとれなかったので、幼い子用にちゃんちゃんこを組み合わせています。
ちゃんちゃんこ用の縮緬はいい赤がなかったので、白地を染めました。
古い着物をほどいたのをいただいたり、古布市で袖部分だけを求めたり、まだ、お人形の着物が作れるくらいの布が残っています。
いただいた日本刺繍の半襟、いっしょに写っているのは羽織紐、どちらも大正から昭和初期にかけてのものです。