Teddy Bear’s Diary

自作のテディベアの写真で、絵本を読んでいくようなページをつくりたい

公開講座3日目

2015-08-05 | テディベア

広島市立大学芸術学部の公開講座は、今日が4日目の最終日となりました。
初日から3日目まで、ほぼ午前中は、アニメーションの鑑賞でした。
上映は、昨年の秋に完成したばかりだという学内のミニシアターで行われました。
右の端っこに座っていたので、正面からの撮影ではありません。

 

上のスクリーンの裏には音響装置があります、スクリーンを上げて、見せてくださいました。

 

一見白いスクリーンですが、傍で見ると小さな穴があいていて、そこから音が聞こえるようになっています。

 

昨日3日目は、カナダの作家コ・ホードマンさんの作品鑑賞でした。
砂や積み木などを使った素材の多様さ、ストーリーの楽しさが見事でした。
ちなみに1日目は、ていねいに作りこまれた合田さんの「こまねこ」、人生哲学を描いて見応えのあった「Harvie krumpet」を、2日目は広島市立大学卒業生の作品を鑑賞しました。
学生の作品はそれぞれ個性的で、若い才能のすばらしさを感じさせてくれました。
ショートでも約1年、長編作品は2年半かけての制作だそうです。
才能と根気がなければできない作品ばかりでした。

 

アニメーションを制作するスタジオ(暗室)2室も昨年の秋、新設されたそうです。
私たちも、ここで、コマ撮りアニメの撮影をしました。
正面の机の白いところにアーマチュアをセッティングします。

 

照明がふたつ、角度も高さも自由に調節できます。

 

カメラのアングルを決めて、

 

1秒間に12コマの設定をして、パソコンの手前の装置で、ボタンを押して撮影、パソコン画面で動きを確認しながらながら、5秒間分60コマの撮影を続けます。

 

2日目に撮った折り鶴を折る女の子のセッティング、白い折り紙から折り鶴を折っていきます、60コマ撮りました。

 

3日目に撮ったびっくり箱をあけるテディベア、

 

60コマ分撮った最後のシーン、いっしょうけんめい開けたびっくり箱から、お父さんくまとお母さんくまが顔を覗かせて、喜んでいるところです。
こぐまも手をあげて喜んでいます。
作品自体はいずれも正面のカメラで、正面から撮影しています。
今日は私のストーリーを、明日は写真を撮らせていただいたほかの受講生の撮影シーンを紹介します。

1日目の講義で受けたアニメーションの言葉の語源
アニマ(ラテン語) 魂 (生命を与える、意識を与える)
アニメート (生命を与える、ただ動くだけではない喜び悲しみなどの感情を与える)